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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:源氏物語の翻訳について)

源氏物語の翻訳について

このQ&Aのポイント
  • 『This lord too found the house which his father-in-law, the Minister of the Right, had been at pains to build for him, somewhat oppressive, while at his father's house he, like Genji, found the splendors somewhat dazzling, so that he ended by becoming Genji's constant companion at Court. 』
  • 『They shared both studies and play and were inseparable companions on every sort of occasion, so that soon all formalities were dispensed with between them and the inmost secrets of their hearts freely exchanged.』

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  • go_urn
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回答No.1

今晩は。いつも丁寧なお礼をありがとうございます。与太話の多い回答で、さぞ baffling だと思いますがご容赦ください。 1)『This lord too found the house which his father-in-law, the Minister of the Right, had been at pains to build for him, somewhat oppressive, while at his father's house he, like Genji, found the splendors somewhat dazzling, so that he ended by becoming Genji's constant companion at Court. 』 >この貴族(頭中将)も彼の義父の、右大臣が彼のために建てようと骨を折っている家を見出した。いくぶん圧政的な、一方彼の父の家で彼は、源氏のようにいくらかきらめく華やかさを見出し、それで彼は宮殿で源氏の忠実な仲間になることで終わった・・・・・?? >後半の意味が全然わかりませんでした。 ●難関大学の入試問題のような英語ですね。とても難しいです。ポイントは、前にも1度出てきたかと思いますが、find + 目的語 + 補語 の構文(「目的語」が(を)「補語」だと思う、分かる)です。使役動詞、感覚動詞、find などは、この構文を取りやすいので、いつも You have to be ready for 補語 coming after 目的語.なのです。  前半部、found のあとに the house が来ていますが、「家を見いだす」というのは意味的に明らかに不自然なので、あ、これは補語があとに来るな、と身構えるようにならなくてはいけません。which 以下は修飾なので、目的語の1部です。the house which his father-in-law, the Minister of the Right, had been at pains to build for him までが目的語です。その後に somewhat oppressive が来ており、oppressive は形容詞ですので、あ、これが補語だな、と思うわけです。したがって訳は、「頭中将の君も、彼の義父である右大臣が彼のために骨を折って建てた家を幾分息苦しいと思った」です。  後半部も同じことで、【主語:he】 ...【動詞:found】【目的語:the splendors】...【補語:dazzling】という構造です。「また一方、父の家にいるときは、そのきらびやかさを幾分まぶしく感じた」となります。 >This lord too・・・この貴族も? ●その通りです。 >while・・・・一方? ●その通りです。 >somewhat oppressive・・・・文の中にうまく組み込めなかったので「いくぶん圧政的な」、と独立した訳にしました。(文に組み込むとどうなるのでしょう か?圧政的に、と副詞としてなら文に入れ易いのですが。。。これは形容詞だと思うので文が作りにくくなってしまいました) >somewhat oppressive (Minister of the Right)と、カッコの中が省略されていると取るのがいいのでしょうか? ●上に申し上げましたように補語です。副詞なら oppressively です。副詞は原則、補語になれません。 >dazzlingは形容詞でしょうか?(倒置になっていてsomewhat dazzling splendors?) ●その通りです。現在分詞ですが、現在分詞と過去分詞は、形容詞の機能を持っていますので、名詞を修飾することもできれば、補語になることもできます。 >he ended・・・彼は終わった、の意味は何が終わったということなのでしょうか?endの意味を取るのが難しかったです。 ● end up ~ing「結局~になる」というよく使われるイディオムがありますが、その1つの variant と考えればいいと思います。「それで結局彼は宮廷にいて、源氏の忠実な仲間となった」です。 2)『They shared both studies and play and were inseparable companions on every sort of occasion, so that soon all formalities were dispensed with between them and the inmost secrets of their hearts freely exchanged.』 >彼らは勉強と遊びの両方を共有した。そして彼らはあらゆる種類の機会について離れがたい仲間だった。それですぐにすべての形式的行為は彼らの間でなしで済まされた。(不要にされた)そして彼らの心の一番奥の秘密たちは自由に取り交わされた。・・・・・・? ●on every sort of occasionのところ以外完璧です。 >on every sort of occasion・・・・「on」は「・・・について、関して」? ● on は occasion につく前置詞です。on a special occasion だと、「特別な機会に」ですので、「に」の役割を果たしています。 >the inmost secrets of their hearts freely exchanged・・・・恋愛のことでしょうか? ●それを含めて、もろもろの他人には言いにくいことだと思います。 >「帚木」では源氏は17歳(夏)になっていますが、恋愛に夢中になっている年頃ですね。 ●男のセブンティーンは、大江健三郎の小説にもありますが、大体の場合、半分動物で、生意気で、大人ぶって、馬鹿丸出しの時期です。女性のほうが大人ですね。 ************************ 《余談》ジョイスに移る前に、また脇道に逸れます。1920年代のイギリスの重要な作家の中に D. H. ロレンスがいます。(「アラビアのロレンス」で有名な、作家でもある T. E. ロレンスと区別するために、通例D. H.をつけて呼びます。)彼の最後の作品『チャタレイ夫人の恋人』は、1928年の出版で、一般には準ポルノ小説として受入れられているようですが、これも第一次世界大戦の精神的な傷から生れたような文学で、小説の冒頭部はそれをはっきりと示しています。 Ours is essentially a tragic age, so we refuse to take it tragically. The cataclysm has happened, we are among the ruins, we start to build up new little habitats, to have new little hopes. It is rather hard work: there is now no smooth road into the future: but we go round, or scramble over the obstacles. We've got to live, no matter how many skies have fallen. This was more or less Constance Chatterley's position. The war had brought the roof down over her head. And she had realized that one must live and learn. (訳)われわれの時代は本質的に悲劇的な時代で、だからこそわれわれはそれを受け入れようとしない。大災厄が起こり、われわれは今瓦礫の中にいる。われわれは新しい小さな棲み処を築き、新しい小さな希望を抱こうとしている。それは苦労を要する作業で、未来を切り開く道は平坦ではない。しかしわれわれは障害を迂回したり攀じ登ったりしながらも進んでいく。天が何度落ちようと、どうにかして生きていくしかないのだ。だいたいそのようなことが今コンスタンス・チャタレイの置かれている境遇であった。戦争は彼女の頭上に屋根を崩落させ、そして、彼女は生きて知らなければならないことがあるのを知った。  まるで第二次大戦後の日本を描いているようにも聞こえますね。(つづく)

sweetapplechoco
質問者

お礼

今晩は。回答をいただくのをいつも楽しみにしています。ありがとうございます。 今回も大変丁寧に回答してしてくださってありがとうございます。 1)の難しい英文をわかりやすく解説してくださって、よくわかりました。 ここは以前「(he)felt his grown-up existence to be unendurable.」の箇所で説明して下さったところだと思います。feelに注意していましたが、「認識系」の動詞も”SはOがCであると感じる・思う”になると思い至ればfound(find)もこれにあてはまると気付けたはずですね。 カンマがところどころに入っていたので文の構造がわかりませんでたが、「somewhat oppressive」がSVOCのCだったのですね。「oppressive」が形容詞になっていた理由がわかりました。義父が圧政的な人なのかと思いましたが、義父が建てた家を息苦しく感じたのですね。 『そのきらびやかさを幾分まぶしく感じた』は息苦しい家と対比しているように思いますが、こちらはこちらで頭中将にとっては心地よいものではなかったのですね。 「end」のところはうまくはまる訳が見つけられませんでしたが、end up ~ing「結局~になる」の変形ということで、わかりました。 2)「on every sort of occasion」の「on」は「に」だったのですね。前置詞も意味がいろいろあって難しいです。 大江健三郎の小説『セブンティーン』はまだ読んだことがありませんが、作者が男性なのでいろいろ真実(?)が書かれていることと思います。女性の方が大人でちょうどよいのかもしれません。 ********************************** 『チャタレイ夫人の恋人』の冒頭部分の英文を訳と一緒に紹介して下さってありがとうございます。 この本はタイトルは知っていましたが、ちょっと借りて読みにくい感じがありました。 (「アラビアのロレンス」はビデオを借りて見たことがあります) 『第一次世界大戦の精神的な傷から生れたような文学』というのは今回初めて知ることができました。 「The cataclysm has happened」が第一次世界大戦のことを示しているのですね。 『We've got to live, no matter how many skies have fallen.』を今も生き続けるメッセージとして受け止めていきたいですね。 (今日と明日は投稿をお休みします)

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