農業経営者と農家
TPP参加の賛否で日本の農業の危機が話題となっているが、農家には、大きく分けて、生活の糧として作物を生産し販売をして利益を追求している農業経営者と兼業農家のように生活の糧は別にあり、農地の維持管理を主に農業を営んでいる農家がある。前者は経営者としての意識もあり、費用対コスト、販路の開拓など利益追求に熱心に取り組んでおられる。一方後者は、生活の糧が別にあり利益追求についても経営の拡大などはあまり熱心でないと思われる。(私の個人的見解・・・謝っていればご指摘ください。)前者は経営がうまくいけば、利益も大きく必然的に納税も増える、積極的な納税者だと思う。一方後者は利益追求はされるだろうが積極的な納税者ではないと思われる。これまでの農業政策は前者にあまり有利なものではなく、保護の観点から後者に他する補助金が主であったと考える。しかし先に述べたように納税に積極的でないところへ補助しても税収の増加は見込めず、投資とはならない。これでは農業振興にはならないのではないか。現にこれまで多くの税金が使われてきたが農業経営の強化にはつながっていないと思う。工場で生産調整(減反)をしている業界が景気のよい状態といえるだろうか。それが10年以上も続いている産業は・・・・・、皆さんのご意見をお聞かせください。(以上は私の勝手な推測ですので間違いの指摘も含めて遠慮なくお願いします。)