40代既婚者男です。
同じ男として、ご主人の苦しみはよく分かりますよ。
全く畑違いの仕事をさせられて、年下の上司に使われるというのは
プライドを傷つけられる、とても辛いことです。
そこでですが、まず男にはプライドがありますので、ここは
十分に注意しなくてはいけません。
ご主人のプライドを傷つけるような発言は控えてください。
そして、男と女では、落ち込んだ時の対処方法が全く違います。
女性は、あくまでも同じ苦しみを共感して欲しいという思いが
強いです。
そうなんだ、分かるよ、辛いよね。ってただ共感して話を聞いて
くれるだけで元気になれます。
しかし、男の場合こうした対応をされても余計に苦しみます。
「お前に俺の何が分かるのだ?」と反発されるだけなのです。
これは、男のプライドの部分です。自分の方が上であるという
傲慢な部分もあって、女に妻に俺のことなんてそんな簡単に
理解できるものかと、思ってしまい、そこで怒りが出ます。
普段調子の良い時なら問題なく受け容れられる言葉でも、こうした
落ち込んで苦しんでいる時には、難しいのです。
ではどうすればいいかですが、こうした問題は人によって対処は
違うので難しいのですが、私が思うに、あなたがご主人にかけて
あげる最善の言葉としては、
「私は、何があってもどんな状態になっても、あなたについて行く
覚悟はできているよ。だからもしあなたが今の仕事が辛いならば、
転職を考えてもいいと思っている。私はあなたを信じている。
だから何があっても何も怖くないし不安もないよ。
だから、あなたの思うようにしてもいいからね」
以上のように、どんなあなたでも、何があっても私はあなたの
そばにいる。味方でいるからという事を、ご主人に伝えてあげる
ことで、きっとご主人も乗り越えていけると思うのです。
「あなたなら大丈夫」というのは、一見相手を励まし最良の言葉だと
思えますが、無責任な投げやりな言葉という風にも取れてしまう
のです。
「あなたなら大丈夫、だからあなた自身で頑張りなさい」という
感じで受け取ってしまうと、見捨てられたとか、適当に流された
と感じてしまうのです。
男というのは、子供の頃から、泣いてはいけない、弱音を吐いては
いけない。負けるな、勝て、我慢しろと教育されてきています。
家族を持てば、男が養うものだというプレッシャーに押し潰されて
しまいます。
そこで、ご主人に泣き言を言わせてあげられるように誘導するのも
一つの手段です。
辛いよ、悲しいよ、苦しいよ、もう嫌だ、耐えられないという
言葉を言わせてあげるのです。
そしてそうしたご主人を責めたり、否定したり、説教するのでは
無くて、それでいいんだよ、そのままでいいのだよと、伝えて
あげることです。
男が、重い鎧を脱ぐことが出来る場所を作ってあげること。
これが今ご主人に対して、あなたが出来ることではないでしょうか?
もちろん、今ご主人に起きている問題は、ご主人が原因で、ご主人に
100%責任があります。
いつかはご主人自身で乗り越えなくてはならない試練です。
しかし、心が弱っている時には、乗り越えるだけの体力を付けるまで
の準備期間と、周りの助けが必要なのです。
時間はかかるかもしれません、あなたも辛く苦しい時を過ごさなく
てはならないかもしれませんが、決して乗り越えられない課題では
ありません。
必ずまた家族みんなで笑顔で過ごせる時が、きます。
それを信じて、今はご主人を全力でサポートしてあげてください。
お礼
>「私は、何があってもどんな状態になっても、あなたについて行く 覚悟はできているよ。だからもしあなたが今の仕事が辛いならば、 転職を考えてもいいと思っている。私はあなたを信じている。 だから何があっても何も怖くないし不安もないよ。 だから、あなたの思うようにしてもいいからね」 夫に最良の言葉だと思いました。 弱っていても受けとめてサポートしていきたいです。 ありがとうございます。