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IPA以外の調音点や調音器官と図形が対応する文字?
wikiの「国際音声記号(IPA)」の問題点の欄に ラテン文字を基盤としていることから、ラテン文字帝国主義を批判する声がある。 調音点や調音器官と図形が対応する音素文字を支持するグループからは、IPAはそのような対応が恣意的であるため批判される。 とありますが 「調音点や調音器官と図形が対応する音素文字」とは、どのようなものでしょうか? 御存知の方が居られましたら御教えください
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- SPS700
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その道の専門の方が回答されるまで、これは暫定的な意見です。 ご指摘の文には脚注が無いし、表現も分かりにくいので僕の誤解かも知れませんが、下記に、ハングルがそういう文字だ、という意見が出ています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AB%E5%84%AA%E8%B6%8A%E4%B8%BB%E7%BE%A9 ハングルの起源にはいくつかあって、レッドヤード(Gari Ledyard)の、パスパ文字起源論、西田龍雄の契丹文字起源論などがあります。 しかし、それらが事実としても「調音点や調音器官と図形が対応する音素文字」とまで言える証明はなされていません。 インドネシアの土語、南米ボリビアのアイマラ語などをハングルで表記する企てもありますが、似たような言語をIPAで表記しようとした場合とあまり変わらないと思います。 IPA はアルファベットに毛が生えたような物で、アフリカの言語にある吸着音(下記)、アジアの言語にある声調や高低アクセント、アメリカ先住民の放出音などは、毛(=補助記号)で表されています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%B8%E7%9D%80%E9%9F%B3 ですから「ラテン文字帝国主義」は、根拠がまったくない批判でもないと思います。