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古文書の中に外字があって読めません

文書の中に外字があってウェブ辞書で調べることができません。 漢文は何とか解るのですが読めないです。 原文は大鏡裏書で京都大学付属図書館蔵『伴信友校蔵書』 大鏡裏書 上[pp. 10-11]です。 有名な「応天門の変」の記述です。 http://edb.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/ba1/image/01/ba1s0006.html 字がかすれて見づらいと思いますが四角く囲った部分が解りません。 できれば読みと、それにかわる常用漢字が解るとありがたいです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • TANUHACHI
  • ベストアンサー率31% (791/2549)
回答No.3

 こんばんは。コンピュータやJISおよびUniなどのコードからすれば「外字」や「第二・第三水準」とされる文字ですが、文字本来からすれば、これらは全て旧漢字や異体字と呼ばれる普通の文字です。 では具体的にいきます。 (1)「蒙」→「蒙る(こうむ・る、モウ)」「蒙古」の「もう」です。 (2)「處」→「処(ところ・ショ)」「蕎麦處」などとして、蕎麦屋の暖簾などに現在も見られます。 (3)「𣴎」→「承(うけたまわ・る、ショウ)」の異体字です。この史料の中では次の文字「行」に続くことから「承(と)る」つまり「とりおこなう」と読みます。 (4)「戮」→「ころ・す、リク」。直前に「被」の文字があることから受動表現となり「リクせられん」と読みます。 (5)「矣」→「や、なり、かな、ぬ」置き字として機能します。この場合は「なり」もしくは「ぬ」の可能性があり、動詞「定る」に付いて「定まるなり」「定まぬ」の何れかと存じます。 文字検索されるならば、部首索引では「くさかんむり→モウ」「とらがまえ→ショ」「てへん→ショウ」「ほこづくり→リク」「やへん→イ」で検索すれば出てきます。  なお、古文書をお読みになるのであれば、刊本(活字本)の時には必ずお手許に漢和辞典(「新字源」クラス)と古語辞典を置かれることをお勧めします。

mn0411
質問者

お礼

詳しく書いていただきありがとうございます。 大変参考になりました。 さっく訳文を書いていきたいと思います。

その他の回答 (2)

  • sporespore
  • ベストアンサー率30% (430/1408)
回答No.2

このサイトで確認できます http://sf.zdic.net/shufa/0918/5315679172ae850f13394331cce36b0b.html#ks  想像して漢字を入れ書体によってどのように書かれているかわかりますので自分で探してみてください。

mn0411
質問者

お礼

ありがとうございます。 さっそくこのサイトを利用させていただきます。

  • banzaiA
  • ベストアンサー率16% (100/595)
回答No.1

何をもって外字というのか分かりませんが。 >四角く囲った部分 がいくつあるのですか? 順に 蒙 處 𣴎 戮 矣 と思われますが、かすれてよくわかりません。

mn0411
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございます。 かすれて見づらく申し訳ありません。 ありがとうございました。

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