- ベストアンサー
今の高校数学の分け方(数Aとか)について
こんばんは。事情で高校生に数学を教える事になったのですが、私は約10年前に受験生でしたので今の高校の数学の分け方が分かりません。私の頃は数(1)・数(2)がまずあって(センター試験はこの二つ)、代数・幾何 基礎解析 確率・統計があり 理系の人は微分積分がそれに加わる、と言った感じでした。今は数(1)・AとかあってAって何?とか全く分かりません。どう分けているのか教えてください。 また10年前と比べ増えたところ、習わなくなったところなどよろしければ加えて教えてくださるとありがたく思います。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
課程は10年単位で変わっていますので、fabulous75の課程・次の課程・その次の課程と3種類が関連します。教える高校生が2004年度4月から1・2年生であるのか(新課程2003~)、3年生であるのか(旧課程1993~2002)によって課程が違います。なお、no.2の方の参考URLは高校2年生以下の「新課程」です。 ちょうどfabulous75さんの課程(1983~1992年度入学)と私は同じですので、それを基準にすると、おおざっぱに言うと昔の数(1)→数学(1)・A、昔の数(2)→数(2)、代数幾何→数B・数C、基礎解析は数(2)、微分積分→数(3)といった感じで多少範囲が似ています。本当におおざっぱですが。新課程ではまた微妙に移動がありますし。 ●代数・幾何で習っていた「一次変換」(行列をかけると点や直線が移動するというやつです)が旧課程で無くなり、新課程で一部ですが復活しました。 ●微分・積分で習っていた「微分方程式」(f(x)の微分式(積分式)が与えられており、微分あるいは積分することでf(x)を求める)が旧課程のときからなくなっています。ただし、受験参考書などには載っています。 ●確率・統計で習っていた「正規分布」などは数学Cに載っていますが、学校ではあまり教えていないのが現状です。 確率や場合の数の範囲は数Aで教えていますが。 ●fabulous75さんの課程には無かった「複素数平面」という分野が旧課程数学Bに出現し、このたび新課程ではなくなりました。高校3年生理系を教えるなら知っておかないといけません。虚数を含む複素数(2+5iなどの形の数)を(x,y)=(2,5)という点で表すという分野です。 ●以前は中学校で習っていた「円と三角形」や「二次方程式の解の公式」が高校1年で習うことになりましたが、実際は高校入学前に塾で習ったり、時間が余ったときにニーズにこたえて中学の先生が教えたりしているようです。高校でも一応やりますが。 複素数平面が要注意なだけで、他はそれほど変わりません(減る・あるいは習う学年が遅くなるといった変化なので)。複素数平面は昔の代数・幾何で習った「ベクトル」や「行列の一次変換」と相通ずるところもありますので、必要なら参考書で学んでください。
その他の回答 (2)
- ONEONE
- ベストアンサー率48% (279/575)
ここは結構詳しく書いてるのでは?
お礼
どうもありがとうございました。参考にさせていただきます。
- teahyun9
- ベストアンサー率33% (165/497)
そうなんですね、私も今の高校数学の分け方について、過去の分け方との比較ができてません(汗) ホームページを探したら、習う範囲と今の(1)、Aなどが一目でわかるHOMEをみつけました。 下のURLを参考にしてください。 (ちなみにこのHP、分野別で入試問題に直結していて、私個人が使っていきたいと思いました) 少し前に指導した感想として、理系は3年間総合して、習う範囲はあまり変わりません。 文系も、さほど変わらないはずです(理系出身なので、詳しくないです、過去の文系の事は) ただ、今の高校1年生以下は、中学校3年で「2次方程式の解の公式」を習いません。それが、高校数学でどう響くかが、今年の高校1年生の指導の経験が無いので答えられません。力不足で申し訳ありません。
お礼
どうもありがとうございます。参考にさせていただきます。私も理系なので、まあ、大概は分かるかなと思うのですが・・・。しかし中学で「解の公式」を習わないのですか・・・。
お礼
とても丁寧に教えていただきありがとうございます。お陰様でよく分かりました。今度高3になる子なので複素数平面はチェックしようと思います。改めてありがとうございました。