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ドラフトと関西出身者の逆指名について
- ドラフトの逆指名問題と、関西出身者が浪人をする理由について考えます。
- プロ野球の歴史で、浪人させられた選手が巨人以外にいないことに疑問が生じます。
- 関西の阪神以外の球団で浪人をする選手がいないのはなぜでしょうか?
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「ジャイアンツ以外に行きたくない」 この理由は至極明らか。 ●ジャイアンツというブランド ●常に優勝争いが出来るという緊張感のある環境 ●引退後の生活 ●年俸 この4つです。 翻って「阪神以外なら浪人」という選手がなぜいないか? 答えは簡単。 現在の(過去も、そしてもしかしたら今後永久に)プロ野球が「巨人とそれ以外」という構図だからです。(純粋な強さではありません。マスコミ、経済、等々全てひっくるめてです) 関西では抜群の知名度と人気の阪神でも、全国的に見れば決してファンが多いチームではありません。 つまり「全国どこでもファンが大勢いるのはジャイアンツだけ」なのです。 それは今回の日本シリーズを見ても明らか。 素晴らしい熱戦だったのは昨年の「中日VS福岡」も同じ。 ところが視聴率は・・・ 昨年は平均で7%~13%そこそこ。 反面、今年は平均20%前後、最高視聴率に至っては35%を超えています。 そのような「絶対的な差」が先ずは第一。 その他に「阪神独特のネガティブ要素」があるんです。 ざっと挙げただけでも ●一部の選手を優遇 ●弱い ●ケチ(一部の選手には大盤振る舞い) ●育成下手 ●全国でも独特なメンタリティの地域(ファン、マスコミから一般人に至るまで) ●能無しフロント(お家騒動、機能していない強化部、何だかんだ言っても結局は巨人とベッタリ) と、これだけあります。 そんな球団に「他を蹴ってでも」行きたいか?そんな奇特な選手はいないでしょう。
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- iikaramon17
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昔、阪神に村山 実(故人)というフォークボールと剛速球を武器に,王、長島に真っ向勝負を挑んだ11番 (永久欠番)ピッチャーがいました。彼は関大卒業時に阪神と巨人から誘われた。当時、巨人の方が阪神より条件が良かったにもかかわらず彼は、東の巨人を倒すことに情熱を燃やし伝統の阪神巨人戦を一層盛り上げました。いまどき、このようなサムライ魂を持ったおとこ気のある青年がいるでしょうか。プロ野球を志す若人は、巨人ブランドに憧れます.これは仕方のないことかもしれません。阪神が強くなって[阪神以外なら浪人します」という選手が現れるのを願うばかりです。
補足
回答ありがとうございました。
- TANUHACHI
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先ず阪神球団には、球団経営のあり方との基本的スタンスが欠落しているのでしょう。これまでも阪神には生え抜きのエースと主軸打者を育てるとの発想に疑問符のつくチーム作りしかしてこれなかったとの経緯があります。 他からトレードで獲得した小山、そして追い出された江夏と田淵、更には峠を越えた江本を獲得して「取り敢えず」とのその場しのぎでこれまでチームを作ってきたツケが回った来ただけです。 もし阪神に少しでも「このようなチームを作りたい」との考え方が少しでもあれば、こうした目先のやり繰りには終止していないでしょう。 何よりも問題なのは、「地元密着」とはいっても大阪出身の有名選手にしか触手を伸ばすことの出来ない器量の狭さがありますね。岡田元監督にしても北陽で甲子園に出たから注目したのであって、彼が東京の早実辺りならばドラフトしないでしょう。同じ地元密着型に広島がありますが、以前は名もない原石を育てることで定評がありましたが、今ではやはり有名選手や即戦力にしか注目しないとの点で阪神と同じ傾向にあります。ですから下位を争うしかなくなる。 今のままではいずれ南海や近鉄そして阪急の様に球団を手放さざるを得ない状況に陥る危険性もあります。それを防ぐには、球団経営のあり方を含めた全面見直しが必要でしょう。阪神や中日も今や全国区から転落しているといわれても仕方ありません。阪神で育った選手が他球団に移籍して活躍したのはごく希な事例であり、そうした「一度、外の空気を吸った人間(例えばバッテリーコーチに矢野、フロントサイドに吉田)」を招請してチーム全体に渇入れすることから始めねばなりませんね。そうした球団のあり方をアマチュア選手はしっかりと観ているものです。戦略がなければ見通しもたちませんから。
補足
<阪神で育った選手が他球団に移籍して活躍したのはごく希な事例であり> たしかにそうですね。
- kohei1018
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以前(30~40年前)は漫画やテレビアニメで「巨人の星」が有りました。 その当時の子供は知らぬ間に洗脳教育されていたようなもの・・・。 一時は「巨人・大鵬・卵焼き」なんて言葉も有った様に、戦後の日本娯楽(スポーツを含む)は強い物を復興の代名詞としてきました。 高度経済成長が進んだ現代は「バブル」により国民の生活も一変し、野球小僧の将来展望は「プロ野球選手」から「一流チームのプロ野球選手」と変わりました。 「巨人の星」をリアルタイムに知らない社会人・大学・高校球児達にとって、読売巨人軍の進入団契約金の他に入団後保証金(他にも数球団有ったらしい)が有った報道は新たな「巨人の星」伝説にも感じられた事でしょう。 「両親に恩返しをしたい、楽をさせたい。」=「巨人に入って、お金を沢山稼ぎたい」と考えた野球小僧も存在するハズ・・・。 いっそのこと『阪神の虎』と言う様な地域限定アニメを作成しませんか? 「獣神マブヤー」みたいに全国区に成って「阪神に入団したい」と逆指名する野球子象も現れると思います(*^_^*) 今年のドラフト会議で「全球団OK!」と言っていた藤浪選手が、阪神が指名権獲得した際に喜んでいたのを見て微笑ましく感じました。 まだまだタイガースも捨てたもんじゃ無いですよ~。
お礼
<いっそのこと『阪神の虎』と言う様>な 踊る大捜査線的手法で「猛虎 花形満」なんてどうでしょう? それをバンバンやるわけです。
- tutan-desu
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もともとのプロ野球の成り立ちと、ここまでファンを作りあげてきた経緯によれば、親善試合でアメリカの大リーグ選抜と闘うために出来たチーム(後に巨人となる)というものがまずあって、その後日本でも大リーグのようなものを作ろうとなり、野球は必ず対戦チームが必要なので、巨人と試合をするために他の球団が出来たと考えるのが自然です。そして読売が買収した後、戦後の高度経済成長期にまだ珍しかったテレビ放送の興行として巨人戦を放送し、王・長島時代を経て、娯楽の少ない時代に唯一の楽しみとして、プロ野球ファンを増やし続けてきました。同時期に興行として広まったプロレスと同じことで、ジャイアント馬場やアントニオ猪木をヒーロー役だったように、巨人もヒーローとして存在し、その結果、プロ野球の頂点=巨人というイメージが定着し、「巨人・大鵬・卵焼き」という言葉の通り、巨人ファンは全国に広がったのです。そしてV9を頂点に勝つのが当たり前になった頃、国民の文化レベルが上がるとともに、どこかに巨人ばかり勝つっておかしいんじゃないの?という疑問が生まれ出し、プロ野球の人気に陰りが出始めました。そしてそれに危機感を抱き全チームの戦力を「ある程度」平均化するためにドラフト制度を導入し、それまでみんなが巨人に入りたがっていたのを、無理矢理振り分けようとしたのです。もちろんドラフト以前から、全員が巨人に入れる訳ではなかったので、王・長島をライバル視して成長した野村にしても星野にしても、本当は巨人に入りたかったでしょうし、野球を志す者の夢は巨人の選手になることだったのです。つまり阪神にしても巨人以外の球団の一つに過ぎず、本音は巨人選手=ヒーローになることなのです。最近ではドラフト制度の効果が少しずつ出てきたのか、いつも巨人が優勝することがなくなり、ある意味面白くなってきて、藤浪投手のように大人の考え方で、指名されればどこでもOKと発言する選手が主流になってきましたが、彼の本音は阪神に入りたかったのです。ドラフトの意義を理解しているので言わなかっただけです。一方、若くても菅野のように爺さんからして熱狂的な巨人崇拝一家で育った人は、相変わらず巨人=No.1なのです。江川も元木も長野も皆同じなのです。
お礼
回答ありがとうございます
- aiki-kun
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球団を選ぶということは 就職先を選ぶのではなく、就職した会社で部署を選ぶということ 営業なんかやりません。 出世コースに乗る開発なら就職してやるよ という大卒に 「今は開発の枠は無いから営業なら就職あるよ」 って、大卒に就職するかどうかの選択をさせてるだけ どうしても開発やりたいなら その部署がその人を募集する権利を得るまで待つのが決まり事になってるだけです 阪神以外なら浪人しますという選手が居ないのは 阪神以外に指名されても「とりあえずプロ野球選手になれるなら」で妥協するからで 巨人以外は嫌だという選手は、プロ野球選手になりたいのではなく 『巨人のユニフォームに袖を通し、引退後に元巨人の選手という看板を背負いたい』のです。 他球団よりも巨人の二軍の方がマシだということです。 メジャー挑戦する人が球団を選ぶのは生活基盤とかインフラもあるんでしょうけど まあ、ほとんどは『メジャーならどこでも、必要とされるなら』で メジャーリーグという看板に憧れているからじゃないでしょうか。 そこに、ついでに金額が加味されるのでしょう。 巨人だと同じ待遇でも金額は良いイメージですし。
お礼
回答ありがとうございます。
- Supomichi
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まず、ドラフトというのは、ある一定のチームだけが 勝ち続けるのではなく、戦力均衡を促すことで、 どの球団にも優勝できるチャンスを作ることが 目的のひとつでした。 それとともに、自由競争時代に強引な手法や莫大な 金銭が動いたことで、他との軋轢や世間からの 非難がうごめき、そういった流れを払拭すべく うまれた制度でもあります。 (主な事件はアマチュアとの関係を絶たせる原因と なった「柳川事件」、「あなた買います」という 書籍にもなった「穴吹事件」など) 時が流れ、選ばれる側の自由がないことで 「荒川事件」「江川事件」といった制度の網を くぐった事件が続き、「逆指名ドラフト」 といった制度に変わります。 しかし、時が絶つにつれ、有望選手への裏金問題、 あるいは、スカウトの自殺など、かつて自由競争 時代に起こったような悲劇を繰り返すことと なり、現行のドラフトに改定されました。 ただ、改定とともに入りたい球団があるのなら プロ野球である一定の成績を修めたら自由に 球団を選べますよ、という「フリーエージェント」 という制度もセットで付け加えたことで、先の ドラフトよりも選手の意思を汲む制度になったのです。 今のドラフトが満足な制度とは思いませんが、 大学入試とは単純に比較できない歴史があったことが わかっていただけたらと思います。 浪人についてですが、浪人した選手は 江川、元木、菅野の三人と考えてよいでしょうか? 江川は政治的側面が多分にあったことでしょうし、 元木はあとに引けなかったし、菅野は原貢氏の存在が 大きかったことでしょう。 ただ、いずれも巨人に入団するメリットは本人のみならず 周辺にもあったことは事実だと思います。 上記3人以外には、意中の球団があり、叶わなかった ことで大学、社会人に進路を変えたり、指名された球団 に熱く説得されたことで入団に至った選手も数多くいます。 最近では陽 岱鋼などは兄のいるソフトバンクと 相思相愛でしたしね。 阪神はというと・・・そういえばあまり聞いたことは ありませんね・・・。 ただ、昭和の時代の阪神は、強いときには球団内部に ゴタゴタがあり、弱い時代には、選手が強いチームを のぞむ傾向にありました。 今年引退した田口壮が立命館大時代に「阪神はイヤ」 と公言していたことを覚えています。 また、あくまでも推測ですが、大阪出身選手の 「東京志向」もあったかもしれません。 あとは、野村元監督もぼやいていたようにスカウト や球団が「ヘボ」だったからかもしれません。 巨人などは入ってからの待遇や引退後のケア、 本人周辺への配慮など、抜かりがなかったし、スカウト の方の執念も凄まじかったはずです。 あるスカウトはある有望選手を獲りたいがために 自分の息子を同じ高校に入学させましたからね。 ただ今年のドラフトは藤浪や北條など超高校級を ドラフトで獲得することができて、近年稀にみる 成功したドラフトではなかったでしょうか? あとは金の卵をしっかり孵化させてもらいたい ものですね。 長文失礼しました。
お礼
回答ありがとうございます
- sakon10139
- ベストアンサー率18% (33/174)
某YG球団は裏で金を渡すのが常套手段ですからねー。 阪神はそういうことはまずないです。
お礼
回答ありがとうございました。
>なんでなんですかね? 一応、契約金や年俸、オプションなど 新人選手と交わせる金額については 協定で上限が決まっていますが、 巨人の場合は、その10倍程度もしくは それ以上の報酬が約束されていて、 (一時期、週刊誌などに暴露されていて、 協定など単なる目安とうそぶいてましたが) さらに、引退後の進路だとか、 様々な面で他チームに比べて 優れているからではないですか。
お礼
きっとですけど、巨人が目をつけた選手って有形無形の恩恵が スゴイんでしょう。ただ、それも企業努力といえますね。
お礼
私は実はリトルリーグから野球を始めました。ところが、深く入り込むと却って大事なところが 見えず、近視眼的になってしまいます。みなさんからご意見を頂戴し、改めてそのことを 思い知りました。ご推察のとおり、この質問を載せるか否かについてはかなり逡巡があり、阪神ファン の方の心情を害さないように留意したつもりであり、感情的な応答にならなかったことは皆さんに 感謝いたします。その中で改めてわかったことがあります。 暴論かもしれませんが、12球団のうち、「マジ」で球団経営を行っているのはもしかして 巨人だけではないか?と。それ以外の球団は単に親会社の人間が子会社に出向しているだけ、の 感があります。改めてわかったのは、球団を運営するのがいかに難事業か、です。よく考えればビジネス の世界で生きてきた人間に「野球界」に精通させることにムリがあります。でも巨人はそれをやってきた わけです。近年でもドラフトの超目玉だったのは高橋由だけです。阿部 澤村 長野 みんな ワンオブ ゼムです。見事に見る目があるといえます。あと、巨人が大事にしてきた年一回の九州遠征がいかに「スゴイ」かがわかりました。きっと草創期の幹部がつぎのことをわかったのでしょう。 全国区こそが人気球団の資格である。 巨人は創設から十数年は赤字だったそうです。それでもフランチャイズの動員を犠牲にしてまで 地方遠征を大事にしてきたことがスゴイと思うわけです。その意味で「地域密着」なんて意外と カンタンではないか、と。考えてみればJリーグが発足後いまだに「巨人的」な存在が現れないのが その証左かと。早慶を比較の材料に揚げましたが、両者を比較したときに、より全国区のイメージが 強い早稲田のほうが人気は高いですね。確かに。 もちろん 巨人にも問題点はあります。メディア が母体である、というのも有利材料かもしれません。でもプラスマイナスを冷静に比較したときに 野球エリートにとってはもしかしたら、あなたがいうようにプロ野球って「巨人とそれ以外」にしか 見えないのかもしれませんね。真っ当な努力をしているのが巨人だけ、と映っているのか、と。 これが最も響いたフレーズですのでお礼もかねてベストアンサーにさせていただきます。 ただ、今回は回答いただいた全員のかたに感謝いたします。考察を通じて大げさかもしれませんが 視野が広がった思いです。本当にありがとうございます。