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CPU AMDとIntel 性能 スペック
例えば、Core i7 2600 と FX-4170を比較してみます Core i7 2600 3.4GHz 4コア 8スレッド TDP95W FX-4170 4.2GHz 4コア 8スレッド TDP125W 4170のほうがクロックが上ですが i7 2600のほうが上だと言います それはなぜでしょうか?
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現在のintelCPUは消費電力あたりの処理能力が高い為、intelのほうが上と「一般的な利用者」は言います。AMDはコアの設計能力の差か同じ条件だとどうしてもintelを超えることができません。なので、クロックを上げることでようやく同等の処理の速度を確保しています。 この場合のAMDの長所は値段が安くなるけど消費電力は高くなることです。消費電力を気にしないならAMDのほうが安くPCを組めるので大きなメリットになりますが、ノートPCなどだと消費電力は放熱やバッテリの持ちに直結するので何とも言えません。 ただ、一般的に利用をしない場合、たとえば計算速度より「計算精度」を重視する場合はAMDのCPUを選ぶことが多いです。物理シミュレーションの並列計算等を行う場合、計算精度がintelCPUよりAMDのほうが高いので、そういう比較の場合はAMDのほうが「上」となります。AMDのサーバ向けCPUは複数CPUを使用した場合のコストを安く済ますことができますし、XeonCPUがハイパースレッディングに頼った並列処理をするのに比べ、AMDは純粋にコアを増やしたCPUになるため、多スレッド計算では低コストで高い処理能力を得られるというメリットもあります。 「上」といっても、CPUの用途によって一概にintelが上とは言えません。
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- nijjin
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それはコアの設計が違うからです。 FXシリーズは1コアあたりの演算能力が高くありません。 2コアで処理を共有する部分があり足を引っ張っている、トランジスタ数がCore iシリーズより少ない アーキテクチャーが新しすぎて従来のプログラムの実効効率が悪いなど色々な要因が組み合わさっています。 その分クロックで補っていますがそれでもダメですね。 次のコア(来年予定)では1コアあたりの実行速度を改善するようです。
お礼
来年に期待して待ってみます(笑 ありがとうございました
- nakammo
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簡潔に説明すると、クロックと処理性能は比例しないということです。 同じ構造のCPUであれば、クロックに応じた性能をだしてきますが。
補足
処理性能はどこかのサイトでのってないものなのでしょうか? CPU比較サイトにものってないようですが・・・。
- parts
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なぜですか・・・一言で言えばアーキテクチャ(設計)が優れているからです。 基本的に、クロック周波数は、あくまで回路と回路の間で同期を何回とれるか(理論上)を示すものでしかありません。1GHzであれば、10億回/秒のデータ同期処理が行えるということになります。 この同期のタイミングでデータが回路間を伝達される(送られる)のです。 だから、構造が同じCPUであれば、1GHzの2倍の2GHzの方が、ピーク速度が最大2倍高速になるのです。 しかし、これはあくまで同期がとれるというだけであり、実際に同期が正常に完了するという意味ではありません。たとえば4GHzのAというアーキテクチャが2回に1回しか、正常な処理ができないと仮定し、2GHzのBというアーキテクチャが、処理を100%成功させると仮定した場合、2GHzと4GHzで処理能力は同一になります。 さらに、これはあくまで毎秒の同期タイミングですから、その時に1同期で送るデータ量が64bitのA(4GHz)と128bitのB(2GHz)があれば、速度はBの方が速くなります。 これは、あくまで回路同期の概念を分かりやすく答えていますが、これだけで周波数では性能差を図れないことが分かると思います。 さらに、CPU内部の構造として、実行する命令ユニットがどういう命令実行を行い、いくつの命令を1つのクロックで同時発行できるかという点にも違いがあります。これは、SIMDと言われるのですが、一つの命令で、複数のデータ結果を発生される命令手法のことです。この構造が進んでいるのがインテル製品です。 さらに、現在のx86プロセッサでは、x86/x87命令を片っ端から届いた順で実行するという仕組みがあります。(厳密には違いますが、簡単に言えばそういうこと) これをアウトオブオーダーと言います。本来なら、実行番号順に実行(インオーダー)し、命令が逆転しないようにする必要がありますが、とにかく実行できそうな命令を実行するようになっているのです。 その際に、実行可能かどうか予測を立て、その予測に基づいてスケジュールを作り、スケジュールに合わせていくつかの命令をまとめるという処理が施されるのです。それによって、1クロック(1回の同期)で複数の命令を処理できるようになっています。 この仕組みがインテルは優れており、世代が進むごとに発行命令をより効率的に、そして予測失敗を減らすように、設計しています。 それに対して、AMDの製品はコスト削減や熱密度の削減などから半導体回路の節約と、グラフィックス機能の強化に力を注ぐことにしたのです。その構造を前世代より多少簡略化して、クロック辺りの処理能力は減らしています。そのため、インテルの同一クロック、同一コア数よりは、性能が低いものとなっているのです。 そもそも、グラフィックス機能がないものでも、性能がそれほど高くないのは、アーキテクチャを製品ごとに変えてしまうと、歩留まりが悪く、単価が高くなるためです。そのため、一度、アーキテクチャとしてその方向を選ぶと、次に構造的に大改革を行わない限りは、クロック辺りの性能を引き上げるのは、難しいのです。 ということになります。 まあ、開発投資の兼ね合いもあり、今後AMDからインテルを超えるような製品は、出てこないかもしれません。ただ、王者インテルも、タブレット機器の登場や、Windows8の登場でプロセッサ性能が絶対ではなくなりつつありますから、安泰とはいいがたい時代に突入し始めています。 今後は、省電力化や、さらなるモジュラー設計のプロセッサ開発、SoCの開発が強化されることでしょう。
お礼
なるほど、AMDと設計が違うんですね もっと、勉強がしないとダメですね(笑 ありがとうございました
- Wr5
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「なんの」性能を比較するのか…によるかと。 値段ですか? 消費電力(省電力)ですか? 整数演算能力ですか? 浮動小数点演算能力ですか? 1次・2次(3次)キャッシュの容量ですか? クロック周波数ですか? 入手が容易かどうかですか? トランジスタ数ですか? まぁ、今普通に売っているCPUならたいていのコトをするのに問題はない…でしょう。 それぞれの性能ぎりぎりの使い方をする。(あるいはその予定がある) とかいう時に気にする程度でよいのではないでしょうか? # 性能高いコトに越したことはないでしょうけどね……。 なんとなくAMD派で…PhenomX4使ってます。 SocketAM3+なので…FXシリーズに移行も可能ではありますけどね。 # それでも自宅サーバに使っているmini-ITXなボードはIntelですねぇ…。
お礼
なるほど、用途によって違うんですね ありがとうございました