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ヨーグルトについて質問です。
ヨーグルト(飲むヨーグルト含めて)は元々好きでしたが、下痢や便秘に悩む体質ではないので、ヨーグルトに含まれる種々の菌についてまで関心はありませんでした。 そこで質問なのですが、「腸まで届く」とうたった商品でないとヨーグルトの効果は半減してしまうのでしょうか? 三つで98円とかの安価な商品のほうに、ついと手が出てしまうのですが…。
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そんなことはありません。そもそも発酵食品は菌の摂取を目的としたものではありません。発酵食品の意味は、菌が持つ消化酵素の作用で炭水化物、たんぱく質が事前にある程度分解していることで新たな成分が生まれ、人の消化が助けられることにあるのです。 乳酸菌とは共通の特性を持ついろいろな細菌の総称で、人体の皮膚にも空中にも腸内にもどこにでもいる有り触れた細菌です。私たちの腸内には乳酸菌がいますが、ヨーグルトの乳酸菌が入り込んで腸内に住んでいるという話じゃないんです。ヨーグルトが日本に持ち込まれて、まだ100年程度しかありません。昔はそんな食文化など日本に存在しない。牛乳すら飲まれなかったのだから。そういう昔でも日本人の腸内には乳酸菌はいたのです。 ただし特別な効能を謳った商品が存在することは事実です。個別の商品の効能に関しては、私は肯定も否定もしません。そういう論評をする立場ではないことをご理解いただきたい。
お礼
分かりやすく教えていただき有難うございます。 確かにヨーグルトがなかった時代の人たちは、それなりに健康を保ってきたわけですよね。 それなりの効果はあるのでしょうが、余り宣伝に惑わされないようにしたく思います。