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SKYACTIV-Gのノッキング対応について
マツダのSKYACTIV-Gは高圧縮比なのでノッキングを避けるのがテーマになっています。デミオでクールドEGR入れたりミラーサイクルで逃げたり4-2-1で掃気したり。 で、通常はノッキングにはノックセンサーがあって点火時期でやりくりしてますが、SKYACTIVもそれだけなのでしょうか。あるいはノックセンサーでノッキングを検知したらミラーサイクルで吸気量を減らしたりしてるのでしょうか?
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そもそもNAですから深刻なノッキングは出ません。 14.0なんて所詮それっぽっちです。 過給しているエンジンと比べれば全く何の心配もいりません。 ましてやノッキングは燃焼室形状や、ピストントップ形状に左右されるモノです。 とは言え、設計段階でノッキングが出にくいようには成されています。 従来のエンジンに比べ ストロークを長く取り、ボアを小さくしています。 ボアが小さい場合ノッキングは起こりにくいです。 また、燃焼室が深いため、ノッキングの発生する要因がありません。 従来の1.3エンジンは、逆に極端に圧縮が低く、大変非力ですが なんと驚くことに 13SKYACTIVのエンジンは、それよりも更に一層「トルク」「馬力」共に大きく下回ります。 (50CC程だけ小さいですが) エンジンには全く無理をさせず、非常に余裕を持たせています。 ノッキングのご心配は無用ですから ご安心下さい。 まぁしかし、これにボルトオンターボにでもすれば 相当に気を使わなければ、一瞬でコンロッドが折れてブロックから顔を出しそうですね。
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ご回答ありがとうございます。4-2-1で掃気したりクールドEGRで吸気温下げたりいろいろしているのでノックはしないと思っています。 むしろせっかくの可変バルブリフトをノッキング防止にも使っているのかどうかを知りたいです。 >14.0なんて所詮それっぽっちです。 そうなんでしょうか。もしオットーサイクルで14だとすると10:1のエンジンを4割過給したのと同等ですが、13SKYACTIVの実吸気は1170ccですから1割少ない。つまり実効圧縮比は12.6といったところ。これがミラーで逃げている分。 基本的に26%過給すればトルクもNAの1.26倍になる。例えば新型ノートのスーパチャージャー仕様は1200ccで14.5kgmですから1.26で割ると普通の1200ccのトルク。つまり、13SKYの実効圧縮比12.6と言うのは結構過給に近いのではないかと。 まあ市販のターボ車ごときのブースト圧ではノッキングはしないと言うのならそれはそれなんですけれどね。レース仕様でブースト2気圧とかじゃあるまいし。