そちらから応答がないのでこちらから行きます。辛口です。以下は近代史およびロシア史の研究で実績のある大学です。
第一候補:一橋-社会学、東大-法学部-政治学専攻、京大-法-政治学専攻
第二候補:東外大、大阪市大-文および法、早稲田-政経-政治学専攻
第三候補:中央-法-政治学専攻、法政-法-政治学専攻
文学部で専門とする歴史学は言い換えれば史料解釈学的な性質の強い側面があります。日本史学ならば刊本に翻刻されている史料もあれば、オリジナルの原史料(一次史料)もありますが、殆どは刊本の講読です。そして「史料が読めればそれで終わり」とするのが文学部の歴史学科に染みついている悪習とも呼ばれる部分です。これは歴史学からみれば不幸なことともいえます。歴史学本来の姿を求めるのであれば、歴史学の方法論である社会科学としてのスタンスを積極的に受容し、隣接する諸分野の成果を反映させる必要もある。
そして歴史学を志すならば、一つの歴史事実に対して正対することは最低限の必要であって、それをどう叙述するかは「史実を語る史料から何を聴き取り、それを一つの事実を表す全体像を構築する要素としてどの様に評価するか」が問われることになります。それは自国史と他国史の関係に矮小化してとらえるほどの浅薄な姿勢とは明らかに異なります。
もし本当に歴史学を志すのであれば、「求めよ、さらば開かれん」との言葉のみを贈らせていただきます、高校までの受け身的な座学で通用するほど甘い世界ではありません。受け身な者は大学で学ぶ資格などありません。
お礼
ご回答ありがとうございました。 参考にさせていただきます。辛口コメント心に響きました。