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認知症高齢者のケアについて
初めまして、クライツと申します。 老人施設で介護職として3年勤務しています。 今日は職場の利用者に対するケアで大変困っているので質問させて頂きます。 利用者さんはもうすぐ100歳になる方です。 車椅子使用で短期記憶は有りませんが通常会話は充分可能。長期記憶もしっかりしています。 お花が好きでいつもお花の本を見ています。 疾病は様々なものをお持ちですが、認知症によるものなのか低血糖によるものなのかは不明ですが精神的に不安定な様子が続いています。 氏は配偶者が死別でおらず、入所する数年前に一人娘さんを亡くしています。 現在の連絡先はお孫さんです。 少し前までは帰宅願望とお孫さんを呼ぶ姿を多く見かけていました。 現在はお孫さんより亡くなった娘さんを探したり職員を娘さんだと思いずっと目で追われたり『娘がいない』と取り乱されたり、女性職員の腕や体にしがみついて『どこに行っていたの!もう離さないよ!』と必死に職員を傍に置こうとされています。 困っているのは、上記の行為に対する氏への対応の仕方です。 職員が傍にずっと居て会話していると落ち着かれているのですが、離れると直ぐに車椅子を自操され、広範囲に移動されるので転倒の恐れがあります。 それで車椅子から転倒しそうになったり、実際に職員が別の業務中に氏が自操し前のめりになり転倒されると言うケースも過去沢山有りました。 先日も、氏が私を娘さんだと思い込んでしまい、娘さんの振りをして先輩に指摘を受けました。 私は氏の亡くなってしまった娘さんへの気持ちを考えると『娘さんではありません』とは言えなかったのです。 その時は娘と思うのなら、出来ればその思いを壊さないようにし、安心して頂きたいと思っていました。 結果は余計に不安にさせ、私が傍にいないと夕食も手につかないほど注意散漫になり…。 同じ現場にいたスタッフからは『あなたが娘さんの代わりをしたから氏が余計に不穏になった。後のスタッフが困るからやめて』と当然お叱りを受け… その日の夜間は全く眠らなかった様でした。 そのスタッフの言う通り、夜勤者~次の日の早番者は精神的に不安定となった氏の対応をしなくてはいけなくて、大変な思いをしたらしいです。(普段簡素な日誌を書く人がかなり細かく書いていましたのでスタッフの意図は解りました) 日々氏との関わりの難しさに頭を悩ませています。 何か良いアドバイスが有りましたら是非教えて下さい。
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- --kaze--
- ベストアンサー率71% (5/7)
認知症の方の介護は大変ですよね。 書かれている情報だけだと、なかなか事例として対策を考えるのは難しいかと思います。 もうすぐ100歳。配偶者・娘は死別。車椅子使用。短期記憶はないが長期記憶あり。会話は成立。花が好きで、いつもお花の本を見ている。様々な疾病あり。認知症・低血糖あり。精神的に不安定な様子が続いている。誰か側にいれば落ち着いている。 低血糖の可能を書かれていますが、これは機能性低血糖のことですかね? であれば、内服だけでは不十分なので、足りていない栄養素を補っていくことも必要となります。 しかし内服・栄養関係は医師・栄養士にお任せするとして… ケアの基本はアセスメントになります。 介護担当者はどうアセスメントして、その対策としてどのようなプランを立案していますか? 統一ケアが行われていないと、利用者は混乱してしまって良い方向へは向かってくれません。 もしクライツさんが、そのプランに反して娘の振りをしてしまってたのであれば、先輩からの指摘も仕方ないかと思います。 プランができていなくて、まだ情報収集中であれば一つの可能性として娘の振りもアリです。 一度試して良い結果が出なかったからと言って、その方法が絶対ダメなわけではありません。 たった一度試しただけですべてがダメになってしまったら、認知症介護はできません。 情報を増やしていき、試行錯誤の繰り返しです。 夜勤者が記録に細かく書いてくれた事は、悪い意味に考えるのではなく、今後に繋がる大切なことだと思って下さい。 逆に、クライツさんは娘の振りをした時、その経過をきちんと記録に残せていますか? もし残っていれば、ここをもう少し変えれば良かったかも…と、改善策が見えてくるかもしれません。 まずは細かな記録による情報の蓄積が第一です。 実際的な対策としては、書かれた情報だけ見ると植物関係で集中できる何かを提供できればと良いのかなと思えます。 散歩であったり、ベランダで花を育てる等… 色塗りで集中できている人も多いですし、生活リズムを改善することで落ち着く人もいます。 帰宅願望や妄想などBPSDのある方は本当に大変です。 同じ症例でも、同じ対策が有効なわけでもありません。 前日成功したからといって、翌日も成功するとは限りません。 何がどう上手く作用して、改善されるかはやってみないとわからないというのが正直なところです。 先輩には先輩の考えがありますし、クライツさんにはクライツさんの考えがあります。 一度注意されてしまうと、なかなか独自には動きづらいかと思うので、先輩に「こんなのはどうでしょう?」と実行前に尋ねておいた方が良いかもしれません。 相談されれば、先輩としても嫌な気持ちにはならないでしょうし、何かあってもフォローしてくれるでしょうし。 その方が、一日でも早く落ち着いた生活を送れるようになると良いですね。
- yasuto07
- ベストアンサー率12% (1344/10625)
要するに、あなたはスタンドプレイをしているように見られているのです、本来なら、何ら、認知症の薬か精神科の薬が入るべきところ、施設のケアマネ、看護、介護課長あたりが機能せず、介護員個人で、悩んでいる、普通はケース会議をケアマネや上司に要請すべき状態でしょう、施設ケアマネでございます。あなたが悪いわけではないけど、対応が逆にうまい、成りすましがうまいので、ジェラシーされているところもある、でも、全体介護、チーム介護からは宜しくないし、、、、というところでしょう。死んでいないなら、死んだことを伝えるか、なりしますかは、ケース会議、担当者会議で決めてもらうこと。対応方法もケアプランに書いてもらうこと、そしたら、私はケアプラン通り介護しているでしょうと言えるわけだし。話し合いが必要でしょう。人の心がわかる優しさは評価しますけど、チームプレーからいえば、いいカッコしいだよね。でも、同じ時間帯の仲間がそれを許すなら、あなたを認める仲間もいる、もし記録に書くなら、何が正しいのかわからないので、ケース会議を開いて欲しい、とまで記載すべきでしょう。介護課長、ケアマネに問題があるケースです、かなり真面目に答えました、頑張ってください。私といえば、暇な時間に、ギターを持ち込み、お年寄りと童謡を歌うのが日課、私自身が楽しい、97歳、良いお年寄りで、私の歌でもいい、下手なのに、それで良いと言ってくれます、あなたも、娘になりすます以外の技術を考えても良いかも、をしたら、今のあなたより、さらに、高みにいけるのでは、私は家でも、童謡やフォークソングの練習はかかしません、それでも、洗濯係のデブなオンナに、音痴と言われます、人なんて、何とでもいうものです、自分の良心がメジャーであって、良いとも思います、あとはすり合わせや、さらなる介護技術、お年寄りをごまかす技術も考えないとね。
お礼
真剣に考えて下さり、ありがとうございます。 まさかこんなに早い回答を頂けるとは思わず、とても嬉しく思っています。 確かに『いいカッコをしたい奴』と思われているかも知れませんね。 仰る通り、チームプレー的には向かない最悪な人間です。 いつも利用者が絡むと、そちらに集中してしまう傾向があり、私の日々の課題でもあります。 現状の悩みを伝え会議を開くかどうか上司に相談して、ケア方法や方向性をはっきりさせるのが一番かも知れませんね。 励ましの言葉、嬉しかったです。 頑張ります。 深夜に回答頂きありがとうございました。
補足
お礼の後に補足、すみません。 氏の対応については、再三に渡りミーティングで協議してきました。 しかし『フロアースタッフ達の対応が悪いせい』と一括りにし、精神科受診や薬の服用をずっと上層部に取り合って貰えませんでした。 最近、一度だけ他利用者の診察に来た精神科医の方に遠巻きから診て頂きましたが、その時には比較的落ち着いており、『スタッフがあなたは特別なの、と言う反応やアピールをしてみて下さい』とのお話のみでした。 現在は水を沢山飲むことで精神状態を落ち着かせる取り組みの最中なので、利用者は全員精神薬を止めている状態。 …恐らくは今精神科受診や精神薬内服などは今している取り組みとは逆行するので反対されると思います。 でも、その方は比較的穏やかな時はずっと花の本を見ていられる時も有りますので、出来るだけ多くの時間を穏やかに過ごして頂けたらいいな、と心から思っています。 改めまして迅速なご回答ありがとうございました。
お礼
長い文章を読むだけで大変だったでしょうに沢山のご助言を頂き、ありがとうございました。 先輩や現場スタッフと相談しながら氏へどういったケアをして行けばいいのか具体的に考えてみようと思います。 貴重なご意見をありがとうございました。
補足
まずはケア視点からのアドバイス、ありがとうございました。 正直、どうしたらいいか、フロアーの誰もが解っていません。 補足としましては、2年程前に、違うフロアーから一度病院に入院され、病院でかなり不穏行動(暴れる・暴言等)がみられた為に、治療途中で強制退院。 そして私の働くフロアーに緊急入所となりました。 入院前は多少の声だしや寂しがる様子はあったけれど、暴力的になることはなかったとの事でした。 所が、退院してからというもの、ベッドはセンサーが作動するため足元から降りてみたり、お粥を口に含んで傍に来た職員めがけて吐きかけたり、まさに『手負いの獣』状態。 同時期、私の働くフロアーはバタバタと人が辞めてしまい激しい人員不足な上過酷な労働条件だったものですから、心身共に疲弊した職員達も暫くは何とか穏やかに対応していたものの、変わらない氏の行動(むしろ激化する行動)プラス回らなくなってしまった業務などの問題があり、スタッフ全体がギスギスして氏についきつい言葉や態度をしてしまっていた面もありました。当然、そんなスタッフ達に氏が気持ちを許す筈もなく、余計に暴れては『みんなが私を苛める』とたまに様子を見にくる相談員やケアマネに訴え、フロアー以外の人達は『現場のスタッフの対応が悪いから余計怒るんだからなんとかしろ』と言い、現在なら3人でやる仕事を1人でやる勤務状態は相変わらずで。 そんな環境が一年近く続きました。 主任が代わり、大規模な人事異動もあって人が潤い、現在では仕事が何とか回る状態ですが、古くからいる職員の中にはまだ氏へのしこりみたいなものが未だにある様です。 皆対応は劇的に良くなりましたが未だに氏が動き出したり不機嫌になって声を出すと苛々している様子があったり『またかよ…』と言った反応があったり。そういった環境がかなり大きな原因だとも思うのです。 私は寂しがる氏に反して『○さんは○人(フロアーの全体人数)中の一人なんだから○さんばかり構っていられない!』と言い放つ周りの冷たい反応が余りに見ていられなくて自分を見つめ直しこれまでの対応をかなり見直してきました。 しかし私の場合は、よかれと思ってした事が全て裏目に出て興奮させてしまうので、その都度スタッフに『余計な事をして…』と睨まれてしまいます。 皆、前と比べたらかなり対応が良くなり、氏の暴力行為は激減しましたが、どうしていいのか全く解らず非常に困っています。