民間経験から公務員への転職時の面接につきまして

質問

表題の通り、これまで民間企業で10年間、技術者（電気系設計担当）として勤務していたのですが、
本音を申し上げますと、会社の経営状態が良くないため、
民間経験枠の公務員（某市役所）試験を受験しようと思っています。

今日、公共のトレーニング機関で、面接の練習を行いました。
そこで、講師の方に言われたのが、
「10年間民間で勤務してきたものを捨てて、転職し、公務員になるという理由付けが
弱い」というものでした。確かに納得させられるものがありました。

具体的には、「市民に奉仕したい」とか「市民生活を良くしたい」というのは、表面的、かつ、
抽象的な理由であり、説得力に欠けるものだと言われました。

しかし評価を頂いた理由の一つとして、最近の技術者（設計担当）は、実物を見ることなく、
それが製品として世の中に出ていくことが往々にしてあり、それに対して、葛藤があるというのは、
民間を離れるきっかけとして、また、転職動機のとっかかりとして分かりやすいと言われました。

よって、上記を冒頭として、結論としては、
１）民間での私の経験が市民にどう活かせるのか
２）そうすることが自分にとってどういいのか？（遣り甲斐みたいなもの？）という「自分の想い」
に持って行ってはどうかとアドバイスされました。

しかし、私の志望する職種は事務職です。理由は…、専門職の応募がなかったためです。
事務職の「遣り甲斐」…、困った住民に接し、それを自分の素養で解決できたとき、
ぐらいしか思いつきません。

「そんないい加減な気持ちでよく転職だなんて言えたものだな」という
辛口なご批評も覚悟の上です。

上記、特に、１）２）の理由付けをどのように面接官に伝えれば、筋の通った転職理由となるか、
アドバイス、コメント頂けますと幸いです。
宜しくお願い致します。

回答No.2

hata79 · ベストアンサー

事務職の「遣り甲斐」…、困った住民に接し、それを自分の素養で解決」はできません。
あなたに能力がないからでなく、公務員というのは「自分が判断しての仕事」などしたらダメです。
民間のように「君にここまでの権限を与える」ことがないからです。
「他の職員がしてないことをしたら、越権行為だといわれる」のが公務員です。
ものすごい大きな勘違いをされてる点があるような気がします。
すべては責任者の許可を得て行いますので、自分では判断できません。
ですから「なぜ公務員になりたいですか」という質問には「親方日の丸で倒産しないし、民間と比べて安心だから」というのが一番素直なのです。
しかし、素直だからオッケーということは「大人の世界」ではありません。否定されます。

そこで「民間で培った費用対効果の考えを行政で生かすべく応募した」ではどうですか。
公務員は、コスト意識がまるっきりありません。
民間では「勿体ないから」と一回使った紙の裏にしてますが、行政は「エコに反するから」です。
休憩時間に電気を平気でつけてるとか、一日に何人が利用するのかと思うような階段に電灯が１日点いてるとか。
「技術者として、コストを考えることができるので、業者が出した見積もりを見直すことができます」とかなんとか。

お礼

長文でのコメントありがとうございます。
ええっと…、私の質問の文章がマズかったように思います。
（長すぎて本質が伝わらなかったように思い、反省しております。）

前段のご回答ですが、無論、私にはそのような考えはありません。
公務員は右ならえで公務にあたるのは熟知しているつもりです。
ですが、今回の「転職」面接の場合、民間従事者の私が、なぜあえて公務員に
なるのかということを面接で納得して頂く必要があります。
「転職」するのなら、これまでの素養を活かして、同業他社にでも行けばいいじゃないかと
思われてしまっては落第だと思います。

後段のご回答、「民間で培った費用対効果の考えを行政で生かすべく応募した」。
確かに間違っておりません。
じゃあ、具体的にどうするの？　それが市民の生活にどう役立つの？
そして、私は技術者でしたから、モノづくりの「喜び」を熟知しています。
あなたが、公務員になったとしたら、公務のどこに自分にとって満足感が得られるの？
とつっこまれると思います。（もちろん、そうつっこまれたら、それに対して、回答するまでですが。）
そして、話が戻ってしまいますが、「民間で培った費用対効果の考えを行政で生かすべく応募した」というのは、１次試験の書類審査の小論文で記述致しました。
それを掘り下げるのが面接ではないでしょうか？

最後に、「技術者として、コストを考えることができるので、業者が出した見積もりを見直すことができます」。これもその通りです。
しかし、技術者に限定されないのではないでしょうか。資材部門だって、経理部門だって、コスト意識はありますので。

全ては私の質問の仕方が悪かったことによるものです。
要約しますならば、民間→行政に転職する理由を円滑・論理的に面接官に伝えるストーリーの
展開方法を知りたく思っているのです。

重ねて長文でのコメント、ありがとうございます。

回答No.1

odaigahara

あくまで参考マデ。

　その自治体のことをもっと知るべきです。

　何が課題になっているのか、自分なりに調べるのです。

お礼

アドバイスありがとうございます。

私の受験する自治体につきましては、市長自らがマニフェストを
公開しており、いわば、それがこの自治体の問題点だと考えます。

その問題点をピックアップし、具体的な対策を述べるということでしょうか？
いろいろな対策本を読みましたが、公務員試験では、あまりとっぴょうしもない
持論を展開するのはタブーだと思うのですが。

公務員で求められるのは「協調性」です。ここが明らかに民間と違います。
民間では、ズバ抜けてすごい人がいれば、その人についていけば、
商売になるわけですからね。

文章が長くなり、分かりにくかったのかもしれませんが、
民間→行政に転職する理由（市民の生活にどう役立つか＆それが自分にとってどういう形で満足感となるのかを含む）を円滑・論理的に面接官に伝えるストーリーの
展開方法を知りたく思っているのですが。