個人年金を含めて、生命保険は、金融庁の認可商品であり、
その保険料も金融庁の認可を得ています。
なので、申込ルートで保険料が変わるということは、
あり得ないのですよ。
例外は、団体割引などの割引です。
A保険会社のB保険ならば、
そのB保険を銀行、総合代理店、個人代理店、保険会社直接……
どのルートで契約しようとも、保険料は同じです。
また、銀行専用商品というものがありますが、
それならば、C銀行だろうと、D銀行だろうと、
銀行では同じであり、銀行以外では契約できません。
銀行は、保険代理店として、手数料を受け取ります。
その手数料が5%だったとしても、銀行にとっては大きな利益です。
まず、商品開発費などの費用が掛からないので、
言ってみれば、5%まるまるが銀行の利益です。
例えば、お客様にローンを組んでもらって……
というためには、かなりの手間が必要です。
ひょっとすると、不良債権になるかもしれません。
同じ5%であったとしても、意味が全然違うのですよ。
なので、手数料というのは、大きな利益を生み出すのですよ。
月に1万円の5%で、500円。
12ヶ月で6000円。
月に10件として、年間6万円。
月に100件として、年間60万円。
では、実際に窓販で、どれだけ売れているのか?
平成22年度は、118万件です。
1契約6000円として、約71億円の利益を銀行にもたらしたことになります。
多くの契約を取った行員にボーナスに影響がでるとしても、
不思議はありません。
お礼
具体例での説明をありがとうございました。 わかりやすかったです。