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領土問題と国際司法裁判所
今、日本が直面している領土問題について教えて下さい。 韓国に実行支配されている竹島に対し、日本政府は国際司法裁判所で解決しようと韓国に働きかけていますが、韓国は「領土問題は存在しない。」と拒否しているので提訴できない状況です。 尖閣は日本が実行支配して、「領土問題は存在しない。」という立場ですが、中国が「わが領土。」と言っているのならば、日本がその気になれば中国と国際司法裁判所に提訴できると思うのですが何故提訴して早く解決しようとしないのですか? 何か深い理由があるのでしょうか、教えて下さい。
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日本政府だって分かっているからです。 国際司法裁判所に提訴して、万一そこから何かの判定が出たとして、何も解決できません。 国際司法裁判所という他人さまが何をしてくれるの? 日本みたいに自国の外交問題を自国で対処しない国に他国がお人好しに介入してくれるか? 国連より信用が置ける米国だって2国でやってくれて言ってるのに。 だから、提訴しないし、中国・韓国も提訴しません。 要は国内向けのパフォーマンスでしかなく、 日本国民はこの国際司法裁判所が国内の裁判所みたいな効力があると信じているからです。 なんでもかんでも他人任せで、自国の防衛ですら他人任せ。 竹島だって提訴したていう実績が国内向けに残っただけです。 たぶん中国政府が尖閣を国際司法裁判所に提訴したら、中国人は政府をマヌケ扱いにするでしょう。 国防は自分自身で行うものだから。
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- Streseman
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>今、日本が直面している領土問題について教えて下さい。 あいよぉ >韓国に実行支配されている竹島に対し、日本政府は国際司法裁判所で解決しようと韓国に働きかけていますが、韓国は「領土問題は存在しない。」と拒否しているので提訴できない状況です。 間違いです・・提訴はできますし、単独提訴でも開廷はします。 開廷はしますが、当事者適格という訴訟法の概念がありまして(厳密には違う)、争点を巡っての審判は行われません 同時に、領土問題についての直接的な判決は出しませんし、出す必要性がない・・と判断することでしょう >尖閣は日本が実行支配して、「領土問題は存在しない。」という立場ですが、中国が「わが領土。」と言っているのならば、日本がその気になれば中国と国際司法裁判所に提訴できると思うのですが何故提訴して早く解決しようとしないのですか? 提訴はできます。 しかし、国際司法裁判所は、具体的な国家権力同志の衝突があって初めて成立します これまで存在している国家間衝突は、領海に関する衝突であって、領有権そのものに関する衝突がないので、訴状がありません 訴状がないのですから、提訴しようがありません 言い換えれば、領有問題に関する訴訟はできません・提訴はできますが・・・ 領海に関する訴訟も専門の国際法廷があるので、国際司法裁判所の管轄外になりえることも補足しておきます ちなみに、残念ながら尖閣に関しては、国際的な認知としては石原氏のおかげで「領土問題が存在する」という認知が広がっています・・困ったものです ・・・・・・・・・・ 深い理由というよりも、法律の基礎知識さえあれば、簡単に理解できる水準でもありますけどね 仔細不明瞭な回答について、補足請求があれば回答しましょう
- Mokuzo100nenn
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「尖閣諸島の問題」というのがあるとすれば、それは中国の国内問題ですから、日本がとやかく言うのは内政干渉になります。 中国がある日、”東京は、北京、南京とならんでわが中国のものだ”と主張し始めたとしても、日本国が国際司法裁判所に駆け込む必要は無いです。これと同じです。
お礼
端的な回答ありがとうございます。勉強になりました。
- key00001
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まず日本が訴える理由がありません。 実際に日本が実効支配している立場なので。 そもそも一般の裁判所でもそうですが、「領土を盗られた!」と言う被害者が訴えるか、あるいは両者が「どちらのモノか、公正なお裁きをお願いします!」と言う場合に行うものであって、実効支配している勝者側が訴えるものではないんですよ。 日本が訴えるとすれば、中国が武力行使でもして、実効支配に乗り出した場合です。 それと現状は、家の周りを不審者がウロついてる様なモノですが、それに対してドコかに届け出るなら、警察でしょ? 国際社会には、裁判所はありますが、警察は有りません。 警察機能を果たせるとすれば、国連になります。 国連で中国の各種行動を非難し、制裁決議などを得られたら、その制裁を行えますが・・・。 中国は拒否権を持つ常任理事国なので、国連による制裁、即ち警察的な行動も機能しないんです。 かつ「領土問題は存在しない。」という立場は、「国際司法裁判に提訴する」などより上位の対応と考えて下さい。 一言で言えば、中国の主張を「無視している」とか「全く相手にしない」です。 「国際司法の場でシロ・クロを付けよう」では無く、「そんな必要さえない」と言う姿勢なんですよ。 > 韓国は「領土問題は存在しない。」と拒否しているので提訴できない状況です。 これはちょっと正確では無いです。 日本側が単独で提訴は可能ですが、韓国側が応訴しない(裁判に応じない)ので、法廷が成立しないと言うことです。 従前の日本側は、それで諦めていましたが、今回は単独でも提訴することを検討しています。 領土問題が存在することを国際世論に訴えることと、また韓国側が応訴しない場合でも、応訴しない理由を説明することにはなりますので、単独提訴も、それなりに意味があります。 ちなみに日本は、領土問題などで国際司法裁判に日本が提訴された場合、自動的に応訴すると言う宣言を行っています。 それだけ日本は、国際法などを遵守している自信もあるし、もし日本に国際平和上の問題があれば、国際司法裁判の裁定に従う意思があると言う点を、国際社会に表明しているのです。 一方、中国や韓国などは、そんな潔い国では無いので、日本の様に自動応訴する宣言などは行っていません。 従い、厳密に言えば、日本と韓国の「領土問題は存在しない」も違いがあるワケです。 日本は中国に対し、「文句があるなら、勝手に国際司法に提訴すりゃいいじゃん!コッチはいつでも応じてやるよ。訴えたら負けるから、訴えられないんじゃないの?そんな主張、真面目に相手する必要がある?(笑)」とまで言ってるワケですよ。
お礼
早速の回答ありがとうございました。{「領土問題は存在しない。」という立場は、「国際司法裁判に提訴する」などより上位の対応と考えて下さい。}勉強になりましたありがとうございます。
おはようございます。 日本の立つ位置が真逆ですね、国民として悩める処ですね。 日本がその気になれば中韓両国と国際司法裁判所に提訴できます。 日中韓は、共に国際社会のルールの意識を持つべきだと思います。 常任理事国が横暴な為、国連が既に機能をしなくなっている、けれど諦めて 居る訳にもいきません、せめて国際司法裁判所を名前だけにしない為にも、 人類が希望を持つ為にも、私は提訴すべきだと思います。 その結果から、行動は始めるべきだと思います。 日本は憲法でその様に世界に宣言をしているのですから。 平和ボケとか、外交べた、アメリカの言いなり、…危機感を煽る言葉が多いのですが 道理が引っ込む無理は、ヤハリ無理ですから、結果は良いはずが無いのです。 決して国が理不尽に侵略されても戦わないとは言っていません、タダいきなり戦い では、アマリに能が無いと思います。その時間(国際司法裁判所に提訴)は有るのですから。 第二次世界大戦でやむに已まれずと、世界に戦いを挑んだのですが、その教訓から の行動が”日本の行動は事なかれだ”にしているのかもしれませんね。
お礼
早速の回答ありがとうございます。日本の「平和ボケ」「事なかれ主義」は何とかして頂きたいと思います。
- HAL2(@HALTWO)
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>中国が「わが領土。」と言っているのならば、日本がその気になれば中国と国際司法裁判所に提訴できると思うのですが・・・ 日本が国際司法裁判所に「尖閣諸島は領土紛争地域なのでどちらに分があるのか判断して欲しい」などと提訴したら最後、翌日から尖閣諸島周辺海域で漁をする沖縄の人たちが中国漁政警備艦に拿捕され、逃げる者は銃撃されるかも知れませんよ(汗)。 尖閣諸島を「中国領かも知れないので国際司法裁判所に裁定を仰ぐ」ということは尖閣諸島周辺の EEZ (排他的経済水域) に関しても大陸棚論を主張する中国の権利を認めるということであり、中国は大陸棚論に拠って沖縄諸島の直ぐ西にある沖縄 Trough まで EEZ を主張していますので、直ちに EEZ の権利を行使してきます。 人民解放軍は「日本が紛争地域と認めたからには紛争も辞さない」とばかり海上保安庁の艦船に駆逐艦から砲撃してくるかも知れません。 「尖閣諸島は日本の領土であって領土問題は存在しない」という態度を日本が採るからこそ紛争は起きないのです。 貴方の家の庭に誰かが「ここは俺の土地だ」と喚きながら車を乗り入れようとしているのを見て、貴方は裁判所に提訴しますか?・・・裁判が始まるまでに当の誰かはとっくに車を乗り入れるだけでなく、毎日車を乗り入れては庭の水道を勝手に使って洗車までしていきますよ(笑)・・・私ならば庭に車を突っ込もうとしている時点でその人を叩き出しますし、携帯電話で警察を呼びます。・・・それとも、貴方には庭に車を乗り入れようとする人を叩き出したり警察に連絡することなく、先ずは裁判所に提訴しようとする、何か深い理由があるのでしょうか(汗)? 言い分があるのならば、先ずは相手が裁判所に提訴すべきだと思うのですが、貴方が裁判所に提訴する「その気にならねばならない」理由は何処にあるのでしょう(笑)? 中国から提訴してくるのであればともかくも、日本から提訴する理由は何一つありません。
お礼
国際司法裁判所に提訴すると言う事は、「尖閣諸島は中国領かも知れない」と言う事なんですね。ありがとうございます。私の認識不足が分かりました。
- goldman63
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前にも言ったが、野田が部下に命じて、たとえ中国を国際裁判に提訴したところで、中国は裁判に出て来ませんよ、それどころか中国は裁判所に圧力をかけて来ます、そんな事は朝飯前なのですよあの国は、何度正しても分からない国にはジョン・ランボーにでもたのんで、ロケットランチャーを打ち込んで貰うしかないですな、ただ中国を抑え込むと、韓国は音も出さなくなりますよ。
お礼
おっしゃるとおりです。中国の悪い部分が如実に現れていますね。
- toukyounobiru
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ANo.2の回答があるので、十分でしょうが!、補足いたします。、尖閣は日本が実行支配して、「領土問題は存在しない。」のですから、国際司法裁判所に提訴する必要はないでしょう。 何でもかんでも、外部勢力に頼り、話し合いで解決できると思う姿勢に危険を感じます。最近では、真実を知り、かなりいなくなりましたが、以前は、すべての防衛力を捨て、日米安保も捨て、丸腰でどうぞという状態で、国連に頼れば日本の平和が保てると言及される方々が多くいらっしゃいました。 現在の世界の平和が保たれているのは、良きにつけ、悪しきにつけ、米国の自己犠牲の賜です。日本は、このことに対する事実に目を向け、同盟者と協力して、自らが、自らを守る姿勢無くして、国を守ることはできません。 荒唐無稽なとは言いませんが、頼るに値しないものに頼ることは自らを滅ぼす元です。
お礼
早速の回答ありがとうございます。国際司法裁判所に提訴するのではなく、今以上に実効支配を平和的に続ける事が大事だと思います。が、相手が中国だとやはり心配ですね。それなりの軍隊の補強も必要ですね。ありがとうございます。
- kawasemi60
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国際司法裁判所は案件を決定する所では在りません。国際法で大雑把に見た場合 の判断を出す所です。日本では判決という単語が多用されますが不適切。 しいて言えば判定というべきでしょうね。判断だけで決定は出来ない場所ですから。 判決というのが判断し決定する事なら国際司法裁判所は判定とか裁定と呼ぶが適切。 つまり国際司法裁判所で領土問題の解決は出来ない!それが現状の真実です。 国内裁判と同じに考える馬鹿だけが国際司法裁判所を頼る。
お礼
私は国際司法裁判所は国内裁判所と同じ効力が有ると思っていました。自分の認識の間違いが分かりました。ありがとうございます。
- AVENGER
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日本が提訴できないのではなく、中国が提訴できないのです。 中国領とする証拠がないので。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 私も中国が自国領の証拠が無く提訴できないと思います。
お礼
勉強になりました。ありがとうございます。