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“青棒”の色の落とし方
岩石の切断研磨面を“青棒”でつや出ししたところ、緑色が残ってしまいました。ブラシ等で洗っても色が落ちません。どうやれば色が落とせるのか、教えて下さい。
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小さなパーツを青棒で磨くという作業をアクセサリー工房でやったことがありますが、付着した青棒を取り除くのは、パーツを水と中性洗剤と共に鍋に入れて、5分ぐらい沸騰させ(すごく泡立ちますが・・・)その後ぬるま湯で洗い流すという工程でした。 ポイントは熱湯と中性洗剤だと思います。 多少、素人っぽい工房だったので、もしかしたらもっとプロフェッショナルな方法があるのかも知れませんが、参考になれば・・・。
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こんばんは。 研磨しているのなら、石英質がしっかりした岩石と推測します。 青棒は油脂と酸化クロムの混合物ですから、vantageさんがおっしゃるとおりで落ちると思います。私も金属研磨に良くつかう方法です。 水酸化ナトリウム水溶液であらっても効果的です。 もししっかり食い込んで、色が落ちなかったら、荒研磨が足りない証拠です。もう一度、荒い研磨剤で研磨し、青棒をバフに少なめに塗布し、低速で再度磨いてください。 ただ、鉱物の結晶の界面への食い込みが激しい、焼きつき、砂岩のように荒い岩石の場合は青棒は使わないほうが良いです。(いずれ青棒の研磨剤はいくらか残ります) 正式には(墓石のように大きくなければ)、 着色すると困るので、水を使い無色系の研磨剤を使います。 鉄板に水を加えたカーボランダム(金剛砂)を敷いて荒削りし、平面だしします。その後、水を含ませたアランダム(白色)の細かいもので順次番手を上げて研磨して仕上げます。大きさにもよりますが、平面なら10mm厚くらいの広い平面のガラスにアランダムを水で練って敷き、岩石をゆっくりまわすように研磨するんです。そうすると色がつかないし、焼きついたりしないので綺麗な研磨面が得られます。
お礼
詳しいご回答、ありがとうございました。 研磨しているのは、子どものこぶし大のヒスイです。 カーボランダムで平面を出し、アランダムで研磨しました。最終的には、アランダムの2000番で仕上げました。(平面ガラス、手作業) つやと照りを出したくて青棒を使用しましたが、研磨面の周囲に青棒が付着し残ってしまいました。 (青棒を削り、乳鉢で細かくすりつぶしたものを、濡らしたガーゼに付けて研磨面を磨いています) 教えていただいた方法で試してみたいと思います。 無色系の研磨材で、適当なものがありましたら、教えて下さい。
お礼
ご回答、ありがとうございました。 大変参考になりました。 熱湯と中性洗剤で試してみたいと思います。 ありがとうございました。