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ロンドン五輪のサッカー日韓戦のファールについて
サッカーに詳しい方に質問です。 ロンドン五輪の日韓戦の際、大津選手がドリブル中に激しいファールを受けて転倒したシーンがありました。あのファールは、日ごろ代表戦しか見ない私のような初心者ファンには、とても悪意のある行為に見えましたが、本格的にサッカーに詳しい方から見たらどうなんでしょうか。 べつにたいしたことないのでしょうか。それとも、特殊なシーンなのでしょうか。 あと、イエローカードが出ましたが、あれはレッドカードではないのでしょうか。 詳しい方の解説をお願いします。
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こんにちは。 オールドサッカーファンです。私論ですが、「一般の方」が見て「悪意のある危険なファール」と感じられるプレーは、十分イエローやレッドの対象だと思います。 特に「後方からのタックル」は自分では見えないため、大怪我につながることが多くレッドカードが出されることも多いです。 ただ主審によって偏りがあります。明らかにファールを見逃す場面も多いです。(女子決勝のなでしこーアメリカ戦のドイツの主審は優れた審判でしたが、日本に与えられるべきPKを2回見逃していましたね。) ゴール近くで倒された場合は、シュミレーションで逆に倒された側にイエロー出されることも多いです。明らかに足がかかって倒されているのにシュミレーションを取られるという場面もあります。 どこまでも主審の判断です。サッカーではビデオ判定などは存在しません。 サッカーは非常に激しいスポーツで、大怪我も多いです。骨折や靭帯損傷で手術する選手も多いです。香川も澤もそうでしたね。ヤングなでしこの大黒柱の岩淵もU20W杯を棒に振りました。今年のなでしこリーグの得点王だった京川舞も五輪前の試合で左内側側副靱帯および内側半月板損傷、さらに前十字靱帯断裂の大怪我で五輪もU20W杯も出れなくなりました。 主審のレベルはもっと向上してほしいし、選手もフェアプレーを心がけてほしいです。 大津選手は「熱い」選手ですね。私は好きです。若い頃の大久保を思い出します。彼も良く倒れて痛がりました。喜怒哀楽や大きなリアクションも「おとなしくてフェアー」な選手が多い日本では貴重な存在だと思いますよ。でも、タックルをまともに受けるとかなり痛いのは事実で、打撲ならしばらくすれば痛みは取れます。筋肉系や靭帯系だと、プレー続行は難しいです。 大津選手、名門セルチックに移籍しそうです。彼のような性格はスコットランドサッカーに案外合うかもしれませんね。案外数年後、香川や本田のような「存在感」ある選手にブレイクしているかもしれませんね。活躍を期待しています。9月11日のフル代表のW杯アジア予選のイラク戦にも召集「レター」送られているので日本で彼を見れるかも知れませんね。楽しみです。
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- fastback
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左サイドのライン近くでの、ク・ジャチョルのスライディングですよね。 最近ルールや基準が変わったということがなければ、「後方からのスライディングタックル」はレッドカードの対象になるプレーです。ただ危険性とか悪質性も加味して判断されると思うので、その辺は主審の見方次第ですね。(ファウルの瞬間、私はレッドカード出るかも?と思いました) 私の感覚では、あのプレーでカード無しはちょっと考えにくいので、イエローとレッドの中間、どちらかというとイエロー寄り、という感じでしょうか。 悪質性という点ですが、リプレイを見直したわけじゃないので間違ってたらすみませんけど、大津はタックルが入る直前に、ボールと相手の間に体を入れようとして右に動いていたと思います。追走してくる相手を背中で抑えようとしたのか、スライディングしてくるのが分かってファウル(カード)を誘いに行ったのか、それは本人に聞いてみないと分かりませんが。ク・ジャチョルにしてみたら「ボールにいくつもりだったのに、大津のほうがわざとタックルのコースに入ってきた」と言うかもしれませんね。 大津のあの動きがなくて、まっすぐ走ってるところにああいう角度でスライディングが入ったならレッドカードの可能性が高まったような気がします。いずれにしても相当激しいプレーだったことは間違いないですが。
お礼
回答ありがとうございます。 質問のシーンを記憶していただいていて、とても嬉しいです。 あの夜中に、日本中で多くの人が同じシーンを見ていたことを改めて感じました。 さすがに知識のある皆さんは、ゲームを冷静に見ていらっしゃって、少し羨ましいです。私などは、90分間ただただエキサイトしていただけでしたので。勉強になりました。
よくてイエローカード、イエローカードがでなくても不思議ではない 選手がファールを受けて転倒し、大げさにアピールするのは当たり前のこと 自ら転倒しアピールすることも多いです。 別に対したことのないシーンでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 けっこうみなさん冷静に判断されるのですね。 勉強になりました。
- sun-zoo
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それは見てないですが、 一つ言えるのは、大津選手は今どき珍しい「大袈裟に痛がる」選手です。 久々にこういう選手を見たので、予選リーグの時も 次の試合無理なんじゃないか汗、と何度も思いましたが、 次の試合ではケロッとしています。(オリンピック全試合出たような) ちなみになんで「珍しい」かというと、 10年前くらいはどの国の選手も倒されたら派手なリアクションをとって、 ファールのアピールをしていましたが、大袈裟に痛がるさまが 横行しその都度、試合が止まるので明らかにわざとっぽいのは 罰則がもうけられるようになりました。(罰則の内容は忘れましたが) 試合が止まれば選手も休めますし、時間稼ぎも出来ます。 それ以来、どの選手も派手に倒されても早めに起き上がるようには なったのですが、大津選手はまさに痛がるタイプで、 彼の行動を逐一みているとわかるのですが、 まず「勝っても負けても泣く」、「シュートを外すと悔しがり 地面とか感情的に叩く」などオーバーなリアクションをとる人だとわかります。 まぁ本気で泣いてるんでしょうが。 親善試合のニュージーランド戦は引き分けに終わりましたが、 点が入らない自分の不甲斐なさからか試合終了後、 ピッチでおいおい泣いてました。 このように大津選手は感情型の人なんです。 そのくせ、着替えが終わったあとのインタビューでは ピアスつけてチャラく取材をうけているので、 そのギャップが面白すぎます。 なんだかんだ書きましたが、結局こういうリアクションが 面白くて大津選手は応援しています。
お礼
回答ありがとうございます。 大津選手についての解説、楽しくてつい笑ってしまいました。 たしかにそういう見方もあるのですね。 納得しました。
お礼
回答ありがとうございます。 詳しく解説していただけて感謝しています。 少しですが私のサッカーに対する理解が深まったように感じます。 以前の私は、サッカーはある日突然、Jリーグ発足とともに始まったような印象でしたが、こういう解説を読むと、サッカーというスポーツの層の厚さを感じます。勉強になりました。