貨幣の質の低下
江戸幕府5代目将軍 徳川綱吉が行った【貨幣の質を低下させてどうなったか】という仕組みを子どもに簡単に教えたいのですが、以下の内容であっていますでしょうか?
その頃のお金は、例えば10gに何g金や銀が含まれているかどうかで質が決まっていた。
「お金を増やせば、経済が良くなる」と、考えた綱吉。
今のお金でいう10円が、当時1枚10gだとしましょう。
去年まではその10gに含まれていた金の量が1gだとしたら、お金を倍に増やしたいとき、金の量は、少しケチって0.5gにすれば、今までの倍のお金を作ることができます。
しかし、いままで1杯10円で売っていたおそばやさん。
【去年までの金が1g含まれた10円】と、【今年の金が0.5gしか含まれていない10円】
同じ10円を支払ってもらうときに、どちらが欲しいかといえば去年のお金が欲しい。
確実に金が1g含まれた貨幣を手にするには、今まで10円で売っていたそばを、20円にすれば手に入れることができます。
なので物価は上がり、人は物を買わなくなり、経済が悪化する一方でした。
知人から聞いたのですが、うろ覚えで自信がないのでお願いします。