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言語聴覚士はメンタルがタフな人でなければ

こちらの過去のQ&Aをいくつか拝見して、メンタルがとてもタフな人でなければ務まらないと書かれてありました。 そのQ&Aの内容から想像しましたところ、「少人数のスタッフで連携をとって・・」などというところが大変そうだという印象を受けました。 また、養成学校を中退された方という方もいらっしゃるようでした(なぜ中退を決断されたのか記述はなかったのですが)。 言語聴覚士という職業には、どのような大変さがあるのでしょうか? また、ノルマもある、という回答も見かけました。どのようなノルマなのでしょうか? ご存知の方いらっしゃいましたらよろしくお願いいたします。

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回答No.2

>病院の収益にするだけの患者さんにアプローチをする必要があるということです >これは、患者さんに(自費の)リハビリのコースを受けることを勧める、ということでしょうか? A)自費のリハビリは混合診療となりますので医師会は反対方向で出来るところは少ないと思われます。 簡単に言いますと、一日当たりの単位上限が24単位、108単位/週となっています。 20分が1単位の計算となります。 この単位数を出来るだけ取らないといけないということですね。 しかし、患者さんは具合が悪かったり、動くのに時間が掛ったり、リハビリ前にトイレに行くなどで思うように行えないことが多くあります。 また、病院の施設基準というものがあり、1単位当たりの点数(金額)が1,000円以上差があります。 このことから多くの患者さんを行わないと収入にならないのです。 診療報酬と言いますが、リハビリは10年前に比べて半分くらいに下がりました。その為に給料も半分程度となっています。給料は会社員のほうが高いと思って頂いて間違いありません。 この辺は病院の経営的なものになるので、あまり気にしすぎることはないと思われますが、とにかく人数を行わないといけないということです。 もしかしたら、ノルマと思われているのは、上記した単位数の上限のことかもしれませんね。 診療報酬について詳しく知りたければこれを見てください http://www.pt-ot-st.net/contents/ >また、30代になってから言語聴覚士を目指そうとするのは難しいのでしょうか? A)これは、特には問題ありません。私も27歳で専門学校に行って、30歳で就職しました。 ただ、医療職は年功序列ではなく、経験が全てです。 年下からもかなり叩かれることはあると思っていることと、学業が現役に比べるとかなり大変なことは覚悟が必要だと思われます。 また、実際の勉強は卒業後の方が重要です。 まあ半分以上はそれ程行っていないと言われていますので、学力低下していますが。。。。 それと、言語聴覚士の需要は極めて低いのが現状です。大きな病院でも2~3人程度。本当はどの病院にも必要なのですが、受け入れは少ないのが現状です。訪問リハビリなどでこれから増加するかもしれませが。。。 大きく変化することは難しいと思われます。 現在、リハビリ専門職は需要があると思われており、実際患者さんには必要とされています。しかし、医療、介護、政治的には極めて低いと思っていて下さい。 3年4年後の卒業時の就職は極めて難しいかも知れません。 これから先は分かりませんが現状はかなり難しくなっていると思っていて下さい。 こう云う事を踏まえてもやりたい!!という意志を持っていないと多分持たないと思います。 これでもリハビリをしたいという人が、これからのリハビリの発展につながると思われます。 頑張ってみてください

noname#168617
質問者

お礼

お礼が遅くなってしまいすみません。 再度ご回答頂きありがとうございます。 いろいろと教えて下さり、感謝申し上げます。 現職の方からのお話、とても参考になりました。 教えていただいたとおりに、自分なりにもう少しよく考えてみたいと思います。 お時間割いて丁寧にご回答頂き、ありがとうございました。

その他の回答 (1)

回答No.1

私は理学療法士ですが言語聴覚士についてはタフというか根気強さが必要です。 言語聴覚士は一語を思い出してもらうために30分でもかけて行うなど、私など理学療法士の根気ではできないと感心させられます。 嚥下の練習は手を口に入れたり、細かな評価が必要であったりします。 ノルマは気にしなくてもいいでしょうが、実質、病院の収益にするだけの患者さんにアプローチをする必要があるということです。最近の病院は赤字傾向ですからサービスでは行えません。経営に関与します。 リハビリ医療の金額はかなり下がりました。その為に人数または長時間行わないと自分の給料分も稼げない状態になってきているのです。そのことでしょう。 連携は当たり前ですが、実際のチーム医療は出来ていないことも多いのが現状です。 リハビリ医療はかなり難しい時代に突入しています。 しかし、これからは介護保険サービスの訪問などの在宅医療では少し需要が見込めるようになるかもしれません。 現実の世界は理想とのギャップの連続です。それでもやろうという決意を持って下さい。そうでなければ養成校を止めることになりますよ。

noname#168617
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます リバビリの現場で働いている方のお話が伺えて、とても有難いです。 現在叔母が老年病病院でリハビリを受けており、そのお仕事に感銘を受けていたところです。 >一語を思い出してもらうために30分でもかけて行うなど ここに、やりがいをあらためて感じました。 >病院の収益にするだけの患者さんにアプローチをする必要があるということです これは、患者さんに(自費の)リハビリのコースを受けることを勧める、ということでしょうか? (また、30代になってから言語聴覚士を目指そうとするのは難しいのでしょうか? 教えていただけましたら幸いです。) いろいろとご説明頂き、とても参考になりました。 ありがとうございました。

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