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水原秋桜子の俳句鑑賞方法
お恥ずかしい話ですが、秋桜子の「鶸(ひわ)の影すぎしと思う霧深し」がどのような情景なのか???まったく俳句が理解できません。 どなたか教えていただけないでしょうか?大変困っています、どうぞよろしくお願い致します。
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- fedotov
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回答No.1
個人的なイメージですが… 晩秋の朝か夕方、谷沿いの川原。 周囲の山は紅葉か落葉、川原の草は枯れて白けた茶色。 霧が深いので視界が悪い中、小鳥が飛び去った。 シルエットだけだが、大きさと鳴き声で、ヒワだと判断。 (「影すぎし」と断定せず、「影すぎしと思う」とやや自信のない 表現なのは、今シーズン初めてのヒワとの遭遇だったのかも) 「ヒワ」…秋の季語 マヒワ…大陸から高山にやってくる冬鳥。スズメより少し小型。 秋が深まると林から草原・川原に降りてくる。 「霧」…秋の季語 寒暖差で朝夕に発生、年中発生するが秋に多い。 春は「霞(かすみ)」で、春の夜は「朧(おぼろ)」。 盆地・谷沿いの川沿いに多い。 「深い霧」 霧が深いという事は、寒暖差が大きいという事なので、晩秋。 天気は快晴、日中は暖かいが、夜は放射冷却で冷え込み、 冷たい空気が、海・川の暖かい水に接し、蒸気霧が発生。
お礼
このたびはご回答いただき、大変助かりました、ありがとうございます。俳句の風景が目に浮かびます。言葉の一つ一つを詳しく説明していただき、感謝!感謝!!です。心よりお礼申し上げます。