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電力株の行方

このところ、電力株が下げ止まりません。 震災前にある地方電力の株を500株ほど、1株2,000円で買ったのですが、今のうちに売った方がいいのか、それとも将来2,000円くらいに回復するのを期待した方がいいのか、アドバイスをお願いします。

みんなの回答

  • simotani
  • ベストアンサー率37% (1893/5080)
回答No.3

発送電分離になると今の電力会社にどういう影響があるか。 基本的に電力会社は発電で稼ぐスキームでこれまで来ました。それが原発停止で火力中心になると、火力の燃料代と電力料金を比較し、電力料金が安くなってしまったのです。 水力発電は揚水式を除き燃料代は不要です(揚水式は深夜に電気モーターで汲み上げる)。 原発の燃料代は非常に安上がりなのです。基本的に発電所の解体費用は解体が始まってから料金に反映する仕組みです(建設費用は既に計上されています)。ですから火力発電所で運休の所もまだ解体費用は計上されていません。また東電の場合賠償金や除染費用もこれから計上します。 で発電費用に送電費用や検針費用を乗せて料金が決まるのです。電力会社が送電のみになると送電費用は電力会社に、発電費用は発電会社にそれぞれ払う事になるのです(これが最終的な電力自由化)。だから太陽光発電をしている地域なら日中太陽光を優先購入も出来ます。その方が安上がりだからです。その先には自治会が発電会社になるかも知れません。こういう事も有り得ます。

  • 4649D
  • ベストアンサー率60% (407/668)
回答No.2

『木を見て森を見ず』という言葉があるように、電力株だけを見ても意味がないのかも。 電力株が歴史的安値で停滞している原因は、原発事故による原発再稼働の難航→火力発電に代替えのためコスト増。これが長期化する可能性もあります。 震災前、電力株は景気に左右されにくく、業績や株価が安定してそれなりに高配当というデフェンシブ銘柄の代表だったと思います。 震災後は業績悪化で株価暴落、無配とデフェンシブ性は皆無。長期保有の意味がないので機関投資家も投げ売りしている可能性があります。 2.000円に回復する可能性は現状皆無だと思いますが、いまさら悩む問題でもなくそのまま保有してもいいかもしれませんが、自分だったら投げて他に乗り換えます。 8/3(金)米雇用統計を好感してダウ13096ドル(+217)と3カ月ぶりの高値で引けました。為替も円安に振れてCMEは8680円。6日の日経は8680円(+125円 +1.46%)くらいで寄り付くと思います。 明日の日経平均や、トヨタ・ホンダ・ソニー・キヤノン、三菱商事・三井物産などの輸出関連の株と電力株を比べて見ましょう。 輸出関連は日経平均(騰落率)を大幅に上回ると思いますが、電力株はちょっと上がるか下がるかのどちらかだと思います(あくまでも個人の予想です)。 ダウ平均は3カ月ぶりの高値でも、日経はいまだに円高懸念で安値圏(高値3/27 10.255円)です。円高懸念が払しょくされると、日経が上がってそれ以上に上がる株は輸出関連ということがわかると思います。電力株損切り、輸出関連を押し目で買うという選択肢もありだと思います。 明日の日経平均と、輸出関連株VS電力株の動きを見て決められたらいかがでしょうか?

noname#206832
noname#206832
回答No.1

以前の価格をすぐに回復するのは現状の見通しからは厳しいものがある と言わざるを得ません。 まず原子力に対する一般マインドが相当悪いことになっているのでこれらを 代替するため、火力などに対する一時的なシフトにより長中期的に 収益性が悪化することは否めません。これらが人々の心から抜けるのは恐らく 数十年というスパンが必要でしょう。 次に、政府の方針の問題があります。政府は今後電力を自由化する方針の ようですので以前のように電力会社の株は安定株とはとてもいえない状況に なりつつあると思われます。この辺は今後の政府の対応次第ですので はっきりとはいえませんが、最悪の場合突然の上場廃止といった事態すら 考えられます。問題なのは、投資家がその様なリスクを嫌い、現在どんどん 資金を引き上げているということです。恐らく、しばらくの混乱期が終るまで 株価が上げ始めることはなかなか厳しいかと思われます。 ただ、明るい見通しもあります。電力はその一部をクリーンに発電することが できるため、長中期的には化石燃料からのシフトが進み、バイオマスや 電力のウェイトは上昇していく公算が大きいということです。 総合的には現在の混乱期が終るまでは株価はかなり厳しい状況にある と思われます。ただ、その混乱期を乗り切ることができれば、徐々に 回復していくとは思います。10年、20年という長い年月はかかるかも しれませんが・・。 最後に、これらはあくまで私見です。株の実際の売買については 自己責任でお願いいたします。