- ベストアンサー
軽量のバック選びについて
- 50代女性の初心者が山小屋1泊2泊程度まで可能な軽量のバックを選ぶ方法について紹介します
- 専門店で実際に担いでみることが重要だとされていますが、重量には幅がありますのでお店に行く前にリストアップしておくことをおすすめします
- 体力がないため、軽量のバックを選ぶことが望ましいです。重量の情報を手に入れるために、名前だけでもバックのリストを作成しましょう
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
No.4のJagar39です。 >例えば、すごくフィットして1.5キロと、普通の感じで750グラムでも、やはりフィットするほうがいいのでしょうか? どっちでも良いです。と書くと身も蓋もないですが、私ならすごくフィットしていれば1.5kgが2kgでもそれを買います。 私はザックを20Lクラスから70Lクラスまで、10個ほど持っていますが(過去にはさらに10個くらい買ってます)、一番気に入っているのは45Lで2.1kgあるモデルです。オスプレーのエクリプス42という昔のモデルです。 これも厳密に言えば背面長は合っていません。私には少し長すぎるのですが(Mだとドンピシャリだったのですが間違ってLを買ってしまった)、同じ荷物を入れた状態では他のどのザックより疲れにくいです。なので私は腰回りのフィッティングさえ良ければ背面長はどうでもいい、とすら思っています。どうでもいい、というのはちょっと言い過ぎかな。 同じオスプレーのバリアント37というザックも持っています。最近、特に今年に入ってからは沢登りばかりしているので、このザックを買ってからはこればかり使っているのですが、これもちょっと合ってないんですよね。 これはショルダーベルトの取り付け位置が合ってないようで、右を合わせると左が浮き、左を合わせると右が浮く、という状態です。これでもウエストベルト周りのフィッティングが非常に良いので、まったく気になりません。 最近のザックは「腰で担ぐ」設計になっているので、40Lクラスくらいまではショルダーベルトはほとんどザックが後にひっくり返らないように付いているようなもので、荷重はほとんどかからないようになっています。 その替わり、ウエストベルトの位置や形状もメーカーやモデルによって非常に凝った造りになっているので、ここが合わないと腰骨できちんと荷重を受け止められず、そうすると肩に荷重がかかって全体のバランスが悪くなり、疲れやすくなるということになります。 結局フィッティングは身体で感じるものなので、スペックではなく身体にしっくりくるものがベストだと思います。 この「身体にしっくり」というのも難しいのですが、40Lクラスまでは腰回りのフィットが最重要かと。 60Lクラスになるともっとシビアになりますけどね。 フィット性は、単に各部のサイズが合っている、というだけでなく、ストラップ類の厚みや剛性感もかなり影響します。 ですから、超軽量モデルはストラップ類に薄い素材しか使えないだけ、フィッティングでは最初から不利です。ちょっと荷物が重くなると破綻しますし。 ですから40Lクラスで1kgを切るようなザックは、とりあえずは購入候補からは外しておいた方が無難です。 余談ですが、とても気に入っているエクリプス42ですが、非常に大きな欠点があります。 このザック、ウエストベルトやショルダーベルト、背面に非常に厚みのあるパッドを使っていて、それが無類のフィット感を生み出しているのも確かなのですが、土砂降りの雨の中で行動しているとそれらが水を吸って笑ってしまうくらい重くなります。 まあ元々バックカントリー向きのザックなので、雨なんて想定されていないのですがね。 >また、背中にメッシュがあるタイプのもの、あれも魅力なのですが、フィット感はどうなるのでしょう? むろん理屈から言えば、ご想像の通り重心が身体からどうしても離れるので重く感じたり、特に身体を捻ったりしたときには慣性も働いてバランスも悪くなる、と思います。 ただ、そういう構造を取っているザックは、そのあたりは解消できる設計をしているはずなので、現実的にはまず気にならないと思います。設計で誤魔化しきれない大型ザックではそのような構造のモデルはほとんどありませんし。 私もそういう構造のザックを1つ持っていますが、20Lクラスなのでご指摘のような欠点は感じません。 ただ、私はこの手のザックはあまり好みません。 ザックを転がしてその上に座るというような手荒な扱いができなくなるのと(雨の日や雪山ではよくやります)、テントや山小屋の夜で寒いときにザックの中に足を突っ込むということもやりにくいですから。 荷室もストレートな形状ではなくなるので、パッキングもちょっと使いづらいですし。 まあそのあたりは好き好きでしょう。重量バランスは心配しなくて良いと思いますので、蒸れ感の解消を重視するなら選んでも良いと思います。
その他の回答 (6)
- bardfish
- ベストアンサー率28% (5029/17766)
まずは容量で決めてみましょう。 1~2泊なら容量は30~40リットルくらいが相場です。 45リットルあれば余裕。 あとは、体格にあったザックであること。 これが一番重要です。 特に、背負った時にウエストベルトが腰骨のところにあるかないかで長時間での疲労度が全然違います。 私がよく行く専門店では専門のスタッフさんが居てフィッティングに付き合ってくれます。 そこで私が買ったのはコレ。 http://goldwinwebstore.jp/shop/ProductDetail.aspx?sku=NM06106_SG_L 他にも色々ありましたが、私の体格にあうものがあまりありませんでした。 山小屋に宿泊となるとザック自体の重さよりも、持っていく中身の重さのほうが重要だったりします。 レインウェアや3千メートルを超えるところだと防寒着も必要ですよね。 そういう必需品をなるべく軽いものにすればザックが多少重くなっても相殺されます。 ザックにモノを収納するときもスタッフバックなどのインナーケース?も薄くて丈夫なものを複数用意しておくと便利です。取り出すときにザックの中を引っ掻き回さずに済みますからね。 どうしても軽い素材の必需品を最初から用意できないのであれば、同行するベテランの人に重めの荷物を持ってもらうというのもアリです。 むしろ、最初のうちはそういうことを前提にしたほうがいいかもしれません。
お礼
回答ありがとうございます。 フィット感が大切なこと、多くの方に言われて、かなり重要なこと理解しました。 でも、だからって、やたら重いものは避けようと思います。 容量に関しても、25lでも無駄なものをもたなければ大丈夫そう。しかし余裕を持って35lくらいはあったほうがよさそうなのかしらと。漠然とそれくらいの詰め方しかできません。 パッキングの仕方とか、まだまだ色々と知らないといけないことが多そうです。 あちこちのHPを覗いていますが、意外とザックの大きさについて数字を出している方が少なくて。 あとは、店員さんの話も参考にしようと思います。実際に買っていく人はどうなのかということも大きいと思っています。
- sachi7283
- ベストアンサー率21% (256/1170)
ご質問とは真逆ですが、ご参考まで。 私は体力が無いと思ってます。すぐ汗が出ますのでね。 すぐに体が熱くなるので、それで参ってしまいます。 なのでザックが密着する背中の風通しの良い物を選びました。 ドイターのフーチュラというシリーズです。 http://custom-life.net/fieldgear/2010162.html このメッシュのすき間が便利で、脱いだ帽子、首に巻いたタオルなどを、背負ったまま挟めます。 体温調節が楽に出来るんです。 これは他のザックと違って持ったら重いです。ただ、背負う分には気になりません。 見かけたら試してみて下さい。
お礼
回答ありがとうございます。 背中が暑かったです。メッシュの背当て、空間があること。かなり涼しそうで気になりますが、重さも、また荷物が体から離れる分、重く感じるのでは?ほんとうのところ、どうなのでしょうか?
オスプレーのケルトレル38をプッシュしておきます。 http://www.lostarrow.co.jp/CGI/products/detail.cgi?seq=000624 山小屋でザックを他人のと間違えないか心配になるほどよく売れているモデルですが、軽さや使いやすさのバランスが非常に良いモデルで人気があるのも判ります。 アメリカのメーカーのくせにモンベル並に細かなところまでよく考えられて作られているモデルだと思います。 ザックの軽量性は普通の使い方だとあまり影響しません。トレイルランニングのように激しい動きをする場合はザックの重量はそのまま慣性重量になるので、ザック自体の重さも重要になるのですが、普通の登山ではウエストベルトやショルダーベルトの造りひとつで体感する重量が大きく変わります。 ですから1kgも重いザックの方が疲れない、というようなことは当たり前に起きます。 ザックを選ぶときは、特殊用途でない限り、重量を優先項目にしない方が良いです。 それと今時のザックは背面長はもはや関係ない、と言っても良いです。ほとんどのメーカーのほとんどのモデルが背面長に合わせて複数のサイズ展開をしていますし、背面長が調節可能なモデルも多いです。 また多少背面長が合わなくても最近のザックは腰で荷重を受け止めるようにできているので、きちんと調整さえすればまず悪影響はありません。 ザックのフィッティングでシビアなのは、ショルダーベルトのカーブ、ウエストベルトの形状、背面に入っているフレームの形状、などです。 これらは最近のザックでは、フィット性の向上のために非常に複雑な形状をしています。なので合えば素晴らしくフィットするのですが、合わなければどこをどう調節しても違和感が残ります。 その違和感は実際に荷物を担いで数時間歩くと、そのまま疲れになりますので、担いで違和感がないかどうかはじっくりチェックする必要があります。 個人的にはそんなに凝らないで欲しいんですけどね。 フィッティングは今でもたまに10kgとか15kgとかをザックにいれて担がないと判らない、という人もいますが、新聞紙を2kgほど詰めた状態で充分チェック可能です。重荷を入れないとチェックできない荷重バランスなんかは最近のちゃんとしたメーカーのザックはどれも間違いがないですから。 ショルダーベルトやウエストベルトの形状などは、重荷でなくても担いだ瞬間にほぼ判りますから。 ただ、そのチェックは、「きちんと」担がないとダメです。 そのきちんと担ぐのが、最近のザックでは意外と難しい。 特に私のように30年以上前から登山をしていて、昔の「肩で担ぐ」担ぎ方が体に染み付いている人は特にそうなのですが、まずショルダーベルトとその取り付け部のストラップをすべて緩め、担いでからウエストベルトを「正しい位置」できちんと締め、それからショルダーベルトの取り付け部を調整して最後にショルダーベルトを調整する、というフィッティングは、きちんと教えてもらわないとまずできません。そのショルダーベルトも、昔の人はついきつめに締めてしまいますし。 なのでフィッティングは是非専門店で店員さんにきちんと教えてもらってください。 どんなサックでも、ここをきちんとやらないと体に合いません。 逆に、きちんとフィッティングができれば、どんなザックでもまあまあ許容範囲内にきます。私はこの10年くらい、ザックをカタログ買いしても外したことはありません。この10年で10個くらいザックを買ってますけどね。気に入る気に入らないは別ですが。 最後に容量ですが、日帰りから小屋泊まり3泊くらいまでは、40Lで充分お釣りが来ます。 むしろ体力に自信がないのでしたら、35Lくらいのザックにして荷物をあまり持たないようにした方が良いでしょう。 大は小を兼ねる、とは言いますが、ザックが大きいとついつい持ちすぎてしまいますし、大きなザックに少ない荷物では、そのザックの荷重バランスの性能をスポイルしてしまいます。 本当は日帰りだと20~せいぜい30L、小屋泊まりで35~40Lまででお釣りが来るので、日帰り用と小屋泊まり用に2つ欲しいところですが。 なのでチャチャパックを勧めておられる方もいますし私も良いザックだと思いますが、チャチャなら35Lも候補にいれてみてください。
お礼
回答ありがとうございます。 体にフィットすることが一番大切とのこと、多分そうなのだと思いますが、 例えば、すごくフィットして1.5キロと、普通の感じで750グラムでも、やはりフィットするほうがいいのでしょうか? また、背中にメッシュがあるタイプのもの、あれも魅力なのですが、フィット感はどうなるのでしょう?背中から離れることで、モーメントがかかって重く感じるのではと、素人考えをしています。
モンベルのチャチャパック45あたりどうでしょう。1.4kg http://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1223340 モンベルには重さ1キロくらいのシリーズもあるのですが、 あえて、こちらのほうをお勧めします。 ザックの背負いやすさは、重量はもちろん重要なんですが、 それ以前に、身体にフィットしているかというのがとても 重要なんですね。日本人の女性は背中が短いですから、 まずそれに合うものを選ばないと、いくら軽くても疲れるだけなんです。 外国製品の中にもその辺が考慮されているものも ありますが、なんといってもコストパフォーマンスに優れています。 もちろん、これも通販じゃなくて、一度店舗を訪れてみて、 自分の背中で背負って合わせてみないことには始まりません。 ディパックなんかで1泊2日もこなせますし、そちらの方が軽いですが、 やはり背負ってみると背中で踊る感じのものが多く、 長時間背負うなら40Lくらいのものが一番使い勝手が良いと思います。 (質問者さんだと50-60Lはでかすぎだと思うし)
お礼
回答ありがとうございます。 何リットルくらいが望ましいのかもよくわかっておりません。 見た目での大きさと数字とは必ずしも同じではないでしょうが、背負ってみて大きすぎると感じるものは、パスするしかないですよね。 お店で片端から順にというわけにも行かないので、ある程度の目当てがほしいと、それで質問したわけですけど、私が絞りきれてないこともあり、かなり大きさや重量にばらつきがあり、どこを中心にすえるのか、考えあぐねてます。
マウンテンハードウェア カンザ55(1420g) http://www.columbiastore.jp/shop/g/g4540777577313/ マウンテンハードウェア サミットロケット40(750g) http://www.columbiastore.jp/shop/g/g4548999447612/ グラナイトギア ブレイズ60(1300g) http://www.vertex-corp.co.jp/Brands/index.htm グラナイトギア クラウン60(960g) ゴーライト jam50(850g) http://www.golite.com/packs-and-luggage/backcountry-ultralite ゴーライトjam35(735g) やはり軽いものは蒸れます。 2泊だと35でもなんとかなりますが、持っていくものが増えた場合に買い足すのであれば 50~60を選んでおいても良いかと思います。 夏は汗をかいたらやはり蒸れますが、実際には足腰の強くない人は上に挙げたようなものを使ってますのでダメではないです。 この中で一番涼しいとおもったのは(店頭で試着しただけですが)カンザ55ですね。 ゴーライトは友人のを少し背負わせてもらったことがあります。 他のは全部店頭で背負っただけです。 ゴーライトとグラナイトは天蓋がありませんので若干不便かもしれません。
お礼
大きいから重い、小さいから軽いとは限らないのですね。 大きさの割りに極端に軽いのも、きっと、何かの部分を省いているのでしょうね。 そのあたりの見極めがわからないので、やはり店員さんに質問してみないといけないようです。 たくさん載せていただき、ありがとうございました。
- lowrider_2005
- ベストアンサー率40% (1520/3748)
ミレー(MILLET)は生地が薄くて軽いのが伝統でしたが、最近はどうでしょうか。 軽量なものがいいということなので余計なものは持っていかないでしょうから、25Lくらいですと http://www.millet.jp/catalog/hardware/backpacks-c-17/classic-cervin-25-p-2198
お礼
回答ありがとうございます。 ミレーは軽いのが多いのですか、参考になります。 それと、そういえば、大きさはどれくらいがよいのかもわかってないのでした。 幾つか候補を作って週末にお店に行こうと思います。
お礼
重ねての回答ありがとうございます。 Jagar39さんは、大変なベテランのお方のようですね。 貴重なアドバイスありがたく思っています。