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山岳テント迷っています

こんにちは、今年の夏に八ヶ岳、北アルプスなどでテント山行を 計画している山♀です! 今までは山小屋利用のみでした。 テントもいろいろあるので少々迷っています。 モンベルのマイティドーム、ニッピンのメスナー、他には ゴアテックスのテント(アライ等)もいいかなあと思いますが 第1世代ゴアを使っているとのことで、透湿性は現在のゴアに比べると かなり落ちる・・・と聞きましたし。 ホントのところはよくわかりません。 出来れば1.5キロくらいでシングルウォールのテント、 1人用を持っていきたいと思っています。 フライはオプションで付くとしても、軽量化をまずは 優先したいので。 経験のある方で、どなたかご指南いただければ嬉しいです♪ 宜しくお願いします!

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noname#160718
noname#160718
回答No.2

 シングルウォールならICI石井のゴアライトX( http://store.yahoo.co.jp/icisp/gorelight-x1-2.html )、モンベルのマイティドーム( http://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1122323 )あたりが最軽量でしょう。  カタログをよく見ると判りますが、アライのゴアライズなどのゴアテックステントは、実はダブルウォールと重量はほとんど変わりません。重量が変わらなければ前室がない分、普通のダブルウォールテントより使い勝手はわるくなってしまいます。  シングルウォールテントのほとんどが第一世代のゴアテックスを使っているというのは本当です。現在のゴアテックスは通気性がないので、テントの生地には使用できないためです。  また、アライのゴアライズ、ICIのゴアライト(Xじゃないモデル)などのゴアテックスを用いたテントは、意外に軽くなく、普通のダブルウォールテントとほとんど変わらないか、ヘタすると重いモデルすらあります。  なので私はシングルウォールテントにはほとんど魅力を感じません。  ただ、マイティドームやゴアライトXくらい軽ければ、前室がない不便さを押して使う意味もあるかも、とは思います。 (この2モデルはゴアテックスではない防水透湿性素材を使っています)  ただ、前室を足そうとしてオプショナルフライ(前室部分だけをカバーするフライ)などを足せば、結局重量はシングルウォールテントと変わらなくなってしまいます。  「透湿性」だけで考えれば、ゴアテックス他のあらゆる防水透湿性素材は、普通のナイロン生地にまったく敵いません。通気性も普通のナイロン生地の方が遙かに高いです。  シングルウォールテントは、1枚の布で済ませるために透湿性や通気性を大幅に犠牲にして成立しているモノなので、相当軽くなければ意味がない、と思います。  なので私のお薦めは、マイティドームかゴアライトXを買って、オプショナルフライなどを一切追加せずに不便さを耐え忍んで、その代わり数百グラムの軽量化を手に入れるか、あるいは素直にダブルウォールのテントを使うか、だと思います。  ダブルウォールテントだと、モンベルのステラリッジ、アライのエアライズ、ダンロップ(プロモンテ)のVL、カモシカのエスパースソロ、といったあたりがあり、どれを選ぶかは好み次第、といったところです。  私はステラリッジを4人用と2人用の2張り持っています。2人用は別のメーカーにしようと思っていたのですが、ショップで張り比べて検討しているうちにステラリッジになってしまいました。細かいところまでしっかり作ってあって、なかなか使いやすく、悪天候下でも安心して過ごせるテントです。  このテントの長所はフライの固定がゴムなので、気温によるフライシートの伸縮を吸収してくれるため、フライシートのテンションがいつでも一定、ということです。バックル式の他のテントでは、例えばベースキャンプで3日間張りっぱなしにして、フライとインナーが一度も接触しない、ということはまずありません。  VLはサイズが少し小さい代わりに、少しだけ軽い、というの美点です。出入り口の仕様も一番使いやすいです。ファスナーがストレートなのと、ネットとパネルが一度の操作で開閉できるのが良いです。  エアライズだけは私はあまり好みません。  出入り口とベンチレーターの位置関係で、風通しが非常に悪い仕様になっているため、暑いときはほんとうに過ごしにくいテントです。  ただ、同じアライにトレックライズというモデルもあり、こちらは使い勝手が良いと思います。  エスパースソロは、大型のベンチレーターが出入り口の反対側に付いているので、風通しがとてもよく、過ごしやすいテントです。  また、大型のベンチレーターを生かして、前室だけでなく後室も作れるのが大きな利点です。ただ、フライは張り綱をとってきちんと張らなければなりませんが。 http://www.kamoshika.co.jp/newHP/online_shop/online_findex.html  ニッピンのメスナーだけは、私は使ったこともないし山のテント場でもあまり見ないのでよく判らないです。  どれも一長一短なので、あとは好みでしょうか。

mtgirls
質問者

お礼

Jagar39さん、ご丁寧にありがとうございます^^ なんだか、山道具屋さんの店員さん以上にご存じなんですね。 こんな丁寧に教えていただき感謝します。 やはりゴアテックス1枚ものよりはダブルのほうが勝手がいいという こともよく理解できました! 私はモンベルがいいなって思ってましたがエスパースも とっても軽そうで。。。もう少し検討してみようかなって 思いました。 山には行かれるんですか? もし山で会ったら、またいろいろ教えてください(笑) ありがとうございました!

その他の回答 (3)

noname#160718
noname#160718
回答No.4

 No.2のJagar39です。  海外メーカーの超軽量テント、確かに面白いです。そのうち自分でも1つ買ってしまいそうな気もする今日この頃なのですが、それでもやはりNo.3さんと同じく、強くお勧めはできないですね。  No.3さんが紹介された製品の中には、「テント」というより「シェルター」というべき製品がいくつかあります。ほとんど寝るスペースしかないもので、中にはテント内で座ることすらできないものもありますから、雨の日停滞の日は確実に発狂するほどストレスが溜まるでしょうね。  同様の「シェルター」でしたらモンベルにもいくつかラインアップされています。ダブルウォールとシングルウォール、それぞれ1人用と1~2人用の2種類があったと思います。  No.3さんが紹介されたメーカーの中では、ブラックダイヤモンド(BD)が日本では比較的メジャーです。ロストアロー( http://www.lostarrow.co.jp/ )が輸入していて、だいたいどこの登山用品店でも取り扱っていると思います。  BDのテントでしたら、ハイライトという製品が面白いかな、と思います。このテント、確かに軽いのですが2人用のサイズのため、これで1人用のサイズがあればさぞ・・というのが惜しいところです。この2人用のサイズでマイティドームやゴアライトXの1人用と同等の重量ですから。  またこのテント、出入口の開口部が巨大で、しかも両サイドにあるようなので、これは風通しが良くて快適そうです。  ただ、悪天候に対する耐候性能は、やはり国内メーカーとは比べるべくもないでしょう。  シングルウォールテントの利点と欠点を整理しますと、まず利点は設営が簡単なことです。フライシートを設置する手間が省略されますから。  それと軽いこと、と言いたいところですが、それは製品をよく選ばないとダブルウォールより重いシングルウォールテントもありますし、超軽量な製品を選んでも前室用のフライなどのオプションを足せばダブルウォールと同等以上になってしまいますので、この軽量という利点を生かすにはそれなりの覚悟が必要です。  利点は・・・それくらいですかね。防水性はフライシートを備えたダブルウォールテントと同等ですし、通気性や透湿性はダブルウォールテントの圧勝ですし。  また、シングルウォールは気温変化にも弱いです。外気温の変化に影響されやすい、という意味です。  ダブルウォールは本体とフライの間の空気層でかなり緩和されるのですが、シングルウォールはそれがないですから、暑かったり寒かったりと言うときにモロに内部まで伝えてしまいます。  もうひとつ、耐久性も劣るでしょう。  生地は紫外線で劣化していくのですが、ダブルウォールはフライシートさえ交換すれば本体はなかなか劣化しません。が、シングルウォールは使用状況によっては数年で寿命が来てしまいます。  生地の性能以外の欠点は、出入口付近を覆うフライがないため、雨の日はテント内に雨が吹き込みやすい点です。出入口を開けたら雨が吹き込むわけです。特に、後述する「短辺側に出入口があるテント」では、出入口があるパネルの傾斜が寝ているために、出入口を開けたらテント内のほぼ全域が雨ざらしになってしまいます。  蒸し暑くて少し出入口を開けたいような場合も、雨が降っていたら吹き込んでしまいます。  テントの生地とは関係なく、仕様の点での選択のポイントは、「出入口が長辺側にあるか短辺側にあるか」です。  アライのエアライズやICIのゴアライトシリーズなどが短辺側出入口を採用し、その他はほぼ長辺側に出入口を設定しています。  短辺側の利点は、風下に出入口を向けて設営したときに風を受ける面積が小さくなること、と言われてはいますが、私はこれについてはあまり関係ないと思っています。風向きなんてしょっちゅう変わるから。それに設営するときに避けた方が良いのは、「風上に出入口を向けること」だけで、風向きに対して横に設営してもさして支障はありませんし。  最大の利点は、極端に狭いサイトでの設営が楽、ということですね。  例えばほとんど登山道の中に設営するときとか、冬の壁で雪面を切り出してサイトを作る時などです。なので学生時代は冬山用にエアライズも1張り持っていました。  ま、普通のテント山行ではまずしないことばかりですが。  短辺側の欠点は、出入口が狭くなることと出入口面の傾斜が寝ているため、開けたときに雨風が吹き込みやすいことです。  それと短辺側のテントはエアライズもゴアライトも、なぜかベンチレーターが長辺側に設置されています。つまり出入口とは直角の方向になり、風通しが極端に悪くなってしまっています。高山帯といえども夏は暑いときは暑いですから、かなり辛いときもあるようですね。  ということなので、普通の夏山に使うのでしたら、長辺側に出入口があるテントの方が使いやすいでしょう。  なのでアライもしっかり長辺側に出入口があるトレックライズというシリーズを出しています。これはけっこう軽くて使いやすそうです。  というわけで、私は個人的にはダブルウォールの長辺側テントをお勧めします。モンベルのステラリッジやプロモンテのVL、アライのトレックライズなどがそれにあたります。  不便さを押しても軽量化最優先、ということでしたら、マイティドームかゴアライトX、ということになるでしょう。それもオプションは一切足さずに。足したらダブルウォールと同じかそれ以上の重さになっちゃいますから。  それで稼げる重量差、約300gをどう評価するかでどちらを選ぶかが決まるわけですね。

mtgirls
質問者

お礼

Jagar39さん、何度もありがとうございます。 出入り口の取り付け位置の件もとても参考になりました。 あと1ヶ月くらい、Jagar39さんとjoxterさんのご意見を参考に 検討したいと思います。ありがとうございました!

  • joxter
  • ベストアンサー率55% (85/152)
回答No.3

軽量化を優先_いいですね。 自分も同じ志向です。加えて朝駆けのし易さも若干ながら利点として上げられますね。 ただしシングルウォールのリスクを充分に認識し不慮の事態に備え準備を怠らない事が肝要です。 もっとも近年の夏山のテン場はゴア製テントの花盛り、大半がゴアのテントというケースも少なくありませんし、何泊にも及ぶ縦走でない限りリスクもそれ程高いものだとは言えないでしょう。 #2の方のご意見に大いに賛同した上で、『軽量』という主旨に対し選択肢を敢えて加えさせて頂こうと思います。 米国製というと雨に弱いイメージがあり、事実そうした事例も見てきましたが、こと『軽量』という視点からみれば実に魅力的な製品が多くみられるのが米国です。 それらの多くが Ultra-Light Backpacking という考え方に基づくものであり、決して日本の登山とは同一レベルで見るべきものではないのですが、中には大いに積極的に取り入れるべきものも少なくないと考えています。それはギアだけでなく考え方にも及ぶのですが、ここではテントだけにとどめておきます。 Ultra-Light というのは重さだけでなく時にコストにも及びます。 例えば今回のゴアもそうですが、我々消費者やメーカーすら過大な対価をGore-Texのライセンスとして支払っている事実があります。 近年の新素材開発は凄まじくゴアに迫るような素材もあり、そしてそれらをもちいた製品もあります。 また『透湿』といってもテントの場合にはメッシュを通すようなさわやかな風を期待できるものではないので、敢えてそうした過剰素材でなく軽量かつ強度にウェイトをおいた『明確で潔よい』コンセプトをもった安価なシェルターがあります。 決して強くお薦めするものではありません。ご参考まで、ということでご理解ください。 ■BlackDiamond社 OneShot  http://www.bdel.com/  http://ulgoods.exblog.jp/m2007-02-01/#5226748  こうした分野の人柱的存在(笑) Ulgoodsさんのブログからです。  今回ご紹介する中で最も日本の山岳テントに近い軽量テントだと思います。 ■Tarptent社  http://www.tarptent.com/products.html  最近ここのContrailというのを使用し始めました。  前述ulgoodsさんのページにもRainbowのレポートがあります。  http://ulgoods.exblog.jp/pg/blog.asp?eid=e0024555&iid=2&acv=&dif=&opt=2&srl=3871417&dte=2006%2D07%2D24+23%3A33%3A00%2E000 ■Six Moon Designs社  http://www.sixmoondesigns.com/shop/Shopexd.asp?id=36  ここの Gatewood Cape(ポンチョ兼底なしシェルター)も  ひとつの考え方かなと思い購入しましたがまだ実践では使っていません。    こういう底なしシェルターではやはりBD社のMegaが山向きでしょうか。  海外での使用例はよく見かけます。 ■BlackDiamond社 Mega  http://www.bdel.com/gear/mega_light.php  自立はしませんが風には相当強く、土足で入れる気軽さも魅力です。  狭いテン場では?ですが。。。 最初の1張としてはかなり『線』を越えているのかもしれませんね。 ただこうしたシェルター達が存在しており、いずれ日本の登山界でもあたりまえのように使用される時代が来るのかもしれません。

mtgirls
質問者

お礼

joxterさん、ご丁寧にありがとうございました! 見ず知らずの方に、ネットでもこんなに親切にしてもらって とってもうれしいです!海外のいろいろなテント、とても参考に なりました。日本ではあまり見かけませんが、BlackDiamond社のMega とかは私の好きなタイプかも・・・ でもまだまだ使いこなすには修行がたりないかな?? 本当にありがとうございました!

  • hirokazu5
  • ベストアンサー率16% (308/1836)
回答No.1

日本の山ならフライシートは必需品です。

mtgirls
質問者

お礼

ありがとうございました

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