顔をおおっていると脳腫瘍？

質問

ブラックジャック第160話「白い正義」で、白拍子博士が飛行機の中で、顔の上半分を包帯のようなもので覆ったツモ氏とその奥さんに会うシーンがありますね。
そのとき白拍子博士は、その状況を見ただけで「失礼ですが脳腫瘍ですか？」というようなことを聞いていたと思うのですが、どうして脳腫瘍だとわかったのでしょうか？ずっと気になっていたので、くわしい方、ぜひおしえてください。

回答No.1

apeman

その話は覚えていませんし、当座見ることもできないんですがご参考までに。

　まず「ブラックジャック」には明らかに古い、極端な場合には間違っているか現実には不可能な話がかなりあります。たぶんに演出上のこともあるでしょうから、そのことが作品ないしは作者の価値を下げることにはなりませんが。

　現実的に頭に包帯を巻いていたからといって、例えば脳腫瘍と頭部外傷と脳血管障害のどれが起きたのかはわかりません。そのほかの可能性もあることでしょう。

　以上のことをふまえたことで可能性としてなら以下のようにはいえます。
　１．患者の症状に特徴的なところがあった。例えば視野の欠損とか失調歩行など。ただし、上記の他の疾患の否定ができる、脳腫瘍にだけ特異的な、見ただけでわかる症状というのは思いつきませんが。

２．その医者は飛行機の行き先、服装、付き添いの態度などと合わせて脳腫瘍の可能性が高いと思った。ホームズのモデルに内科の教授がいて、この人は一目で患者の生活背景を当てたらしいですから、名医にはできるのかもしれません。私はできませんが。

３．実はスチュワーデスなどの話を聞いたなどあらかじめ情報があった。奇術師などがやりますが、情報を隠しといてズバリと当てたようにみせると絶大な信頼を集めることができます。私はやりませんが。

まあ、４．話の展開を早くするため作者の都合上そういうことにした、というのがもっともありそうですね。

参考URL：

http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/cancer/010233.html#02_1

お礼

回答ありがとうございます。

>現実的に頭に包帯を巻いていたからといって、例えば脳腫瘍と頭部外傷と脳血管障害のどれが起きたのかはわかりません。

そうですよね。だから不思議だったのです。
その患者は、話しかけられても返答も身動きもしませんでした。その医者ははじめから奥さんに向けて話しかけていたようでしたが。患者の奥さんの返答も、「ええ、ごらんのとおりです」といった感じでした。あと、その包帯のようなものは、頭だけではなく目や鼻のあたりまで覆っていました。

そのような包帯（帽子？）の巻き方をする意味もよくわかりませんでしたし、そのような一見普通ではない状態の患者がエコノミークラスのようなごく普通の座席に座っていることもちょっと不可解でした。が、そういうことを考えると２．が近いような気がして少し納得しました。

でもたしかにかなり前の話なので、あまり細かく本筋に関係ないことを考えても仕方ないかもしれないですね。
どうもありがとうございました。