精子について

質問

ヒトの精子は膣内で3日から7日くらい生きると聞いたことがありますが、その間ずっと受精可能なんですか!?
受精能力が衰えたりしないものですか？

回答お願いいたしますm(_ _)m

回答No.4

northshore2 · ベストアンサー

再々回答します。

＞色々な質問サイトなどを調べていると生理中に避妊なしで性行為をして妊娠したという回答をたまに見かけます。これはどうゆうことなのでしょうか？

そんな証明もできないような内容は信用しない事です。
既に２１世紀の世の中です。
人間の身体（生殖に関して）につては、かなりの部分まで科学的（医学的）に解明されています。

＞本来排卵日は生理予定日の14日前くらいではないのですか？

なぜ、１４日前なのか理解できていますか？

女性は生まれる前から卵子の元（卵母細胞）を持って生まれてきます。
お母さんのお腹の中に居る頃（妊娠16～20週）では、胎児の卵巣には600万～700万個の卵母細胞があります。
その多くは徐々に消失（吸収合併して行く）して、産まれる時には100万～200万個にまで減少します。
卵母細胞はその後も減り続け、思春期を迎えるころには30万個程度まで減ってしまいます。
そして、月経が終わることになると、この30万個の中から20～30個の卵胞が急激に成長をし始め、最終的には1個の卵胞にまとまり排卵ををします。
その時の大きさが約２cmぐらいの大きさになります。

そして卵子を排卵した卵胞の殻は無駄になるわけではなく、黄体というものに変化をします。
この黄体によって、子宮の中の内膜が厚く（フカフカのベッドになる）なるのです。
（なぜフカフカのベッドにするのかは理解されていますか？）

卵胞の大きさ（約２ｃｍ）は、黄体の量に関係します。
この黄体が無くなるのに約２週間（１４日間）掛るのです。
厳密に言うと、卵胞の大きさにはバラツキがあるので１２日間（卵胞が小さい）～１６日間（卵胞が大きい）で黄体は無くなります。

妊娠しなければ、このフカフカのベッドは要らなくなるので、体外に排出（生理が起きる）されるのです。
この程度の知識は妊娠の基本的なメカニズムです。

ちなみに、排卵された卵子の寿命は数時間から、長くても２４時間しかありません。
排卵した後、卵子は卵管の中を漂うようにして精子と出会う卵管膨大部まで移動して行きます。
最悪の場合、卵管膨大部にたどり着く前に寿命を向かえる卵子さえあります。

精子の寿命など精々３日もあれば十分なのです。
事実、その程度しか生きていません。
良く、このコーナーで排卵日が何時かを質問される人が多くいます。
お医者さんでエコーを見ながら、そろそろ排卵しそうと言われてタイミングを取っても中々妊娠できないのは、この理由が一因です。

2cmもある卵胞の大きさの割りに、卵子の大きさは0.2～0.3mm程度（明太子の1粒ぐらいの大きさ）しかありません。
しかし、それでも人の細胞の中では最大級の大きさで、この大きさに育つ事がとても重要なのです。

この様な事実から算出すれば、生理直後に排卵する事が無い事は自明の理です。
仮に、排卵したとしても受精する能力の無い卵子でしょうし、子宮を十分にフカフカのベッドに出来ないので着床する事が出来ません。
着床して初めて妊娠は成立するのです。

更に余談になりますが、排卵時期に集中的にセックスした場合、精子と卵子が受精する確率は８５％もあるそうです。
しかし、その受精卵が無事に子宮へ着床できるのは２５％しかないそうです。
人間の妊娠率は既に確立されている事実ですよ。

お礼

無知な私にとても丁寧に説明していただきありがとうございましたm(_ _)m

回答No.3

northshore2

再回答します。

＞精子が卵管膨大部に辿り着くのにはどれくらいの時間がかかるものなのですか？

排卵時期で数時間です。

排卵時期以外では、子宮の中にさへ侵入する事は出来ません。

補足

無知なもので、またまた質問申し訳ありません;;

精子の寿命は短いというのはわかりました。ですが、色々な質問サイトなどを調べていると生理中に避妊なしで性行為をして妊娠したという回答をたまに見かけます。これはどうゆうことなのでしょうか？
本来排卵日は生理予定日の14日前くらいではないのですか？

回答No.2

northshore2

＞ヒトの精子は膣内で3日から7日くらい生きると聞いたことがありますが、その間ずっと受精可能なんですか!?

間違った情報であり、全くのウソです。
膣内では数時間しか生き延びられません。

＞受精能力が衰えたりしないものですか？

膣内に射精された精子には、１匹足りとも受精能力はありません。
精子が受精能力を獲得できるのは、卵子が待つ卵管膨大部まで辿りついた精子のみです。

卵管膨大部に辿りついた精子が受精能力を獲得すると、猛烈な勢い（狂ったように泳ぎ回ります）で活動を開始しますが、そうなると寿命は数時間しかありません。

精子が３日ほど生き延びられるのは、卵管内だけです。
膣内も、子宮内も精子は数時間程度しか生きる事ができません。

補足

すみません;
補足で質問ですが、精子が卵管膨大部に辿り着くのにはどれくらいの時間がかかるものなのですか？

回答No.1

tpg0

人の精子は酸性に弱いので、弱酸性である人の膣内環境では直ぐに弱って死滅してしまいます。

精子は膣の最深部である子宮頸部の頸管を通過して子宮内を丸一日ぐらいかけて子宮内壁を泳ぎ「卵管で受精するため排卵を待ち待機」します。

人の精子は、男の子を決定させる流線形で尾の長い「Ｙ精子」と、丸みがあり尾の短い女の子を決定させる「Ｘ精子」の二種類がありますが、泳ぎが速く活発な動きをするＹ精子の寿命は三日程度と短く、泳ぎは遅いが持久力の高いＸ精子は一週間ぐらい卵管内で生存してるといわれてます。
(※Ｙ精子及びＸ精子は人の染色体の形で、卵子は全てＸ染色体を持ってる)

従って、排卵日直前に性交を行うと泳ぎの速いＹ精子が多く卵管に辿り着くので受精すると男の子が出来やすく、排卵日の三日から五日前頃に性交を行うと持久力の高いＸ精子が多く生存してるので受精卵は女の子が出来やすいといわれてますが、精子がある程度の量(100万個ぐらい)生存してれば受精能力は衰えることなく受精可能です。

このような性質を利用すると、男女の生み分けに応用出来ますから参考にしてください。