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植えたばかりの里芋の葉が枯れてきました
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原因として考えられる事と言えば、まず土壌がサトイモに適して いない。十分に耕していないため根が十分に張る事が出来ない。 肥料不足。地温低下による温度不足等が考えられます。 土壌不良ですが、堆肥を十分にすき込んだだけでは駄目です。 苗を植え付ける前に土壌改良をする必要があります。堆肥だけで は土壌改良にはなりません。植付け2週間前に1m2当り100g の石灰を入れ、十分に耕して寝かせます。石灰は酸度調整をする 目的があります。 植付け1週間前に1m2当り100gの化成肥料と、1m2当り2kg の堆肥を入れて十分に耕します。堆肥は土壌改良をする目的があ り、化成肥料は元肥として入れます。 植付け当日に畝を作り黒いビニールシート状の物でマルチングを して、穴を開けて苗を植付けします。 マルチングは地温を高めたり雑草を生えにくくする効果がありま す。現在は敷きワラのようですが、これでは土の感想は防げます が地温を高める事は半減するでしょうね。 サトイモの場合は25~30℃に地温を高める必要があり、出来 るだけ土が湿った状態にする必要があるので、今のままでは地温 を確保するのは難しいかも知れません。地温が25℃以上になれ ばマルチングは取り外して構いません。土寄せで邪魔になります ので、地温が25℃以上になったら外して下さい。 耕す時は最低でも30cmは深く耕す必要があります。栽培途中で 土寄せをしますが、最初に深く耕す事が大切で、これが生育に大 きく影響します。 下葉が枯れるのは仕方がありません。下葉より上の葉が元気であ れば問題ありません。下葉は役目を終えて枯れて行くと考えれば 間違いは無いと思います。 画像を見ると苗の間隔が狭いようですが、サトイモは丈が100 cm程度まで高くなるので、収穫時の事を考えて苗の間隔は最低 でも40cmにします。今の状態では収穫までに子が太らなくな り、収穫量も少なくなるしょうね。 肥料は元肥だけでなく、8月までは1ヶ月に1回で追肥します。 苗と苗の間に少し窪みを作り、1m2当り30gの化成疲労を与え ます。化成肥料は根に触れると根枯れを起こしますので、地表よ り少し浅い部分に窪みを作り、少量だけ入れて被せ土をする程度 にします。肥料を与えると同時に土寄せをします。7月に5cm 程度の土寄せをし、8月に10cm程度の土寄せをします。 サトイモにはアブラムシが発生する程度で、他に目立った病害虫 は見当たりません。 水遣りは欠かしていないようですが、気候や気温を考えて朝夕の 2回は行う必要もあります。気候や気温を見て判断して下さい。
お礼
早々の大変詳しいご返信ありがとうございます。土壌と地温、さらには下葉が枯れるのは仕方ないとのこと、については大変参考になりました。早速先ほど地温を測ったら24℃でしたのでもうすこし水と肥料をやりながら様子を見ようと思います。