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男性の夏の正装

亡祖父のタンスの整理をしていたら絽の袴と紗の紋付の羽織が出て来たのですが 対になる着物が見当たらず放置したあったのですが、昨日祇園祭のクジ取り式の様子が ニュースで流れているのを見たら白い着物を着ておられました。 山鉾町の役員の方々は古くからの京都の室町の旦那衆と聞いたことがあるので、あれが正式な 男性の夏の正装だと思うのですが、あの白い着物は画面からは絽でも紗でもないように見えたのですが どんな組織の物なのでしょうか。 参考:祇園祭山鉾巡行 くじ取り式http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120702/k10013271911000.html

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noname#159989
noname#159989
回答No.1

祇園祭について詳しくはありませんが、あれは神事用、祭事用の白装束だと思います。 従って一般で言うところの正装とは違う扱いになります。 男性の礼装は黒紋付の着物と羽織、そして袴。 慶弔ともに同じです。 ご祖父様の時代や地域でどうだったかはわかりませんが、夏なら絽の黒紋付が一般的です。 紗の羽織は単体で作られて黒紋付のほか色物の着物の上に羽織って着用されたのではないでしょうか? たとえばグレーの絽や紗の着物に羽織って略礼装とし、法事に出られるなど。 可能性が高いのはご祖父様が茶道をたしなまれたのではないか?と。 茶道以外にも和のお稽古事をされていれば紋つき羽織の出番は多いですので。 ちなみに神事や祭事に用いる白装束は綿や麻、ポリエステルとの混紡が今は多いようです。 織り方はおそらく平織りになると思います。絽や紗というのはあまり見たこと聞いたことがありません。 また一般の方が白い着物を作ることはほとんどないでしょう。 なぜなら正絹の白装束は死に装束(経帷子=きょうかたびら)を連想させますから。

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