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「イラクに女性隊員も派遣しろ」と言わなかった女性達
・・・は、“ずるい”のでしょうか? 言うまでもなくフェミニズムについて語っているうちに出てきた言葉です。 「そんなに平等平等って言うくらいなら『イラクへ女性隊員も派遣しろ!』と、なぜ言えなかった?」と投げられました。 少し言葉に詰まりました。 確かに私はジェンフリについて日々考えている割には、 「なぜあの中に女性の隊員が一人もいないんだ!?」、と強くは思いませんでした。 そこに「女は日本で待っているだけなのは当たり前でしょ?」という(性を利用する)思考は微塵も無かったとしても、“男のみ”を当たり前の光景として素通りしていたことは事実です(自衛隊員全体の中で女性隊員の絶対数が少ない、ということは別にして)。 それじゃ、ダメですか? 有事にも“進んで”立ち向かうくらいの心意気でないと、 “男女平等”を叫ぶ資格はないですか?(もちろん反語です・・・) 皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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私の考えでは、性別に関係なく「いやだな」と思ったら志願しなくて いい環境を整えるのが本当のジェンダーフリーであり、今回の場合は 男性隊員こそが救済されるべき被抑圧者なんです。だから「女性もイ ラクに派遣しろ」と言わなかったのが問題なのではなく、「志願の理 由に男女の役割分担に関する固定観念がなかったか」が問われなかっ たのが問題だと思います。 もちろん、ジェンダーフリーには興味がなくひたすらフェミニズムを 追求する立場の人たちにとっては男性の派遣は無問題でしょうし、そ のへんに関するもやもやした思いが質問冒頭の「そんなに…」という 発言になったんじゃないかなと推測します。
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- odan
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主旨が若干異なっていますが・・・ 派遣のニュースを見ましたがそのとき女性自衛官が映っていました。といっても後ろ髪が長かったというだけですし、実際に行ったという報道は今のところ見ていませんけど。 ただ、ご存知のように、イラクはイスラム教がメインです。細かい宗派や地域によりけりですが男女間には厳密なものがあり、現地住民と良好な関係を築く必要性から女性に対する身体検査は女性が行う方が好ましく、先遣隊には含まれなくとも本隊には女性自衛官が含まれていると思われます。
お礼
情報提供ありがとうございます。 女性隊員も、もしかしたらいるかも知れないんですね。気づきませんでした。
- briony
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>“男のみ”を当たり前の光景として素通りしていたことは事実です 家庭、職場、学校‥いろんな場所において、その男のみもしくは女のみを当たり前の影像としてしまう、いろんな人のイメージがあるのだと思います。「こういうのは、当たり前だろう」「何も疑問を感じない」という影像です。 私は平等とか公平の反対のもの(つまり不平等とか不公平)はなくならないと思っています。逆に男が不平等に扱われるケースだってあるでしょう。 で、派遣については、男のみの光景でもありかな、と思います。女性がいないというのに、疑問が全くないわけではないですが、周りが女性兵士や派遣を強く主張しないのも理解できます。 でも平等を叫ぶなら、そんなんじゃダメだと思いますよ(笑)
お礼
ご意見ありがとうございます。 >家庭、職場、学校‥いろんな場所において、その男のみもしくは女のみを当たり前の影像としてしまう、いろんな人のイメージがあるのだと思います。「こういうのは、当たり前だろう」「何も疑問を感じない」という影像です。 そうですね。私自身も、「女性隊員は参加しなくて当然でしょ」という気持ちがあった訳ではありませんでした。 “女だから奢ってもらって当然でしょ?”や“重たい荷物だって持たなくって良い”とハナから思う態度は即座におかしいと思ってしまいますが・・・。 >でも平等を叫ぶなら、そんなんじゃダメだと思いますよ(笑) 私自身は、今後日本でも有事があれば女性もそれに駆り出される時代が来るのではないかと思っている人間です。 女性のそういった活動に反対ではありません。今回は女性がいなかったことに何とも思わなかった訳ですが・・・。 ただ、差別と逆差別は切り離して考えるべきだと思うんですよね・・・。
- ivallo
- ベストアンサー率29% (63/215)
私はフェミニストではありませんが、ちょっとフェミニズムを誤解していませんか? フェミニズムは女性が男性にくらべて低い社会的地位に置かれていることを是正しようとするものです。 有事に行くことと女性の地位向上は相関があるとしても因果関係があるわけではありませんので、過剰な義務を課すことによってかえって女性の地位の低下を促します。 まあ、あまり、突っ込むと、義務が先か、権利が先か、鶏と卵のような話になりますが。 ちなみに、太平洋戦争下では、国家としての兵役の必要性の急激な高まりのために、国民全体として兵役と引き換えに選挙権が与えられることがありましたが、ちょっと、今回は状況が違うようです。
お礼
ご意見ありがとうございます。 >ちょっとフェミニズムを誤解していませんか? えと、私が、でしょうか? “反語”と記したとおり、私自身は“(男女平等を叫ぶ)資格がないはずがない”という考えを持っています。 ただそう考える所以を(自分の中から)上手く汲み取れず、結局相手に反論できずじまいだったのです・・・。 何かおかしい・・・とひっかかりつつも、「それってちょっと飛躍しすぎじゃない?」という以外、言葉が出ませんでした。 そこで他にどういう考えを持っている人がいるかと思い、ここで質問をさせていただいた次第です。 とは言え私は多かれ少なかれ、今後日本でも有事があれば女性もそれに駆り出される時代が来るのではないかと思っている人間ですが・・・。 相手は所謂、“逆差別”の話を持ってきたかったのだろうと思います。 確かに納得のいかない逆差別も色々存在するだろうけど、差別と逆差別は一旦切り離して考えるべき問題だと思うんですよね・・・。
- daizunorei
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ないです。 でも、日本人だから仕方がない。 それも文化のなした業です。
お礼
ご意見ありがとうございます。 >ないです。 理屈で考えれば、そういうことになるでしょうね。 それと、文化、ですか。もうちょっと言葉が欲しいところですが・・・。 私は“フェミニスト”などと言える人間ではなく単に差別問題全般に興味があるだけで、“知識”はあまり無い方かも知れません。でもそれじゃダメですね。もう少し深く勉強してみたいと思います。
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お礼
ご意見ありがとうございます。 >「いやだな」と思ったら志願しなくていい環境を整えるのが本当のジェンダーフリー 私も全く同じように思います。そして、(例えば)嫌だと思う男性が増えるごとに、その分女性で穴埋めすることも必要なのではないかと思います。お互い助け合って。 フェミニズムを主張する人は殆ど逆差別について考えていない、と思われているんでしょうか・・・。 そんなことはないし、法律に存在する色々な女性優遇処置だっておかしいと思うし、レディースデイだって不平等だと思うし、決して女性さえ思うようになれればいい、と思っている訳ではないんですがねぇ・・・。