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戦争する人々の思考(日本)
- なぜ戦争をするのかがわからない私の疑問
- 日本の戦争参加の背景と政権の判断の関係
- 戦争を避けることができなかった背景
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”なぜ戦争をするのかがよくわかりません” ↑ 歴史を調べましょう。 戦争の殆どは領土と資源が原因です。 あのEUは石炭と鉄鋼を巡る戦争を止めるためのものでした。 イラク戦争は、石油利権目的であったことは国際政治学者の 間では通説です。 ◎ 米国歴史学の第一人者チャールズ・A・ビーアド元コロンビア大教授(1874~1948年) は、あの戦争はルーズベルトが無理矢理日本を戦争に引きづり込んだものだ、という ことを公文書から明らかにしています。 31代米国大統領フーバーは、ルーズベルトを、日本を戦争に引きづり込んだ 狂気の男だった、という書見を残しています。 当時の米国は、大不況の真っ只中で、GDPは半分に落ち、株価は1/10に 暴落し、街には1200万の失業者が溢れ、あちこちで暴動が起きていました。 ルーズベルトは、ニューデールなど色々な対策をしましたが、効果は出ません。 このままでは体制は崩壊しかねません。 それで、どうしても戦争をやる必要があったのです。 戦争こそ最大の公共事業だからです。 そのお陰で、戦後、米国経済は見事に立ち直っています。 それでは日本は、ハルノートを呑み、膝を屈すれば戦争を避けることが出来た でしょうか。 そうは行かなかったと思われます。 米国の戦争の歴史をみてみますと、疑惑ばかりが目につきます。 米西戦争では、1898年 2/15 ハバナ湾で、 米国戦艦メイン号が謎の爆発を起こし沈没するという事件が発生し 米兵266名が死亡しました。 これはスペインの仕業だ、ということになり世論が激高し、戦争に なりました。 ベトナム戦争ではトンキン湾事件というのが発生しています。 これは1964年8月、北ベトナムのトンキン湾で北ベトナム軍の 哨戒艇がアメリカ海軍の駆逐艦に2発の魚雷を発射した とされる事件です。 これをきっかけにアメリカは本格的にベトナム戦争に介入したのですが、 その後、ニューヨークタイムズが、米国のやらせであることを暴露し 判明しました。 湾岸戦争(1990年)では、 アメリカの駐イラク特命全権大使のエイプリル・グラスピーは イラクのクエート攻撃に対して 「米国は介入しない」と発言しましたが、 これを信じたフセインがクエートを侵略して、当の米国軍により撃退され ています。 その他にもテキサスとの戦争やら、フイリピントの戦争やら 怪しいモノが沢山ありますが、真珠湾の疑惑もその一つです。 このように、日本がいくら戦争を回避しようとしても、米国がそれを許さず 必ず何かの罠をしかけ、戦争に持っていったと思われます。
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- 小林 哲夫(@kobatetu01)
- ベストアンサー率29% (14/47)
非常に素晴らしい質問だと思いました。 こういう問題意識を未熟だ!と非難する人がいたら、とんでもない間違いだと思います。 また16の解答を全部読みましたが、質問者の人柄のおかげで、質疑が実に有意義に行われていることに感心しました。 そこで私の回答ですが、回答10,11,12に賛成で、戦争は悪いものだから、戦争をしないためにはどうしたらよいか?ということを真剣に考えるべきだ!と思います。 戦争を防止したいと考えたら、「どうして戦争は起こるのか?」という本件の質問が重要に成ります。 ところがこの質問を日本人は今まで真剣に考えてこず、誤った歴史観を持ってしまった、と私は思います。 私の答えは、次のようなものです。 (回答4)私は、明治以降の全ての戦争は、他国を侵略したものではなく、防衛上必要なものであったと思っています。 この考えが戦争の原因になっているのです。 この考えの間違いを批判できるようにならないと、戦争はなくなりません。 貴兄の「戦争をする人の思考は?」という質問に対する答えは、この「回答4」そのものです。 回答4についてよく考えて見ますと、回答者は「太平洋戦争は必要であった、と主張しているわけですが、本当にこの考えに賛成できますか? 日本人三百万人の犠牲を出し、それをはるかに超えるアジアの人々を殺害した戦争を、「必要な戦争だった」と言っていいものでしょうか? 避けることが出来たら避けるべき戦争だったと思いませんか? しかしどうしたら避けられたか?と言うことについて、答えが無いのが現状です。 しかし避けることが出来なかったから、必要な戦争だった、というのは、まことにおそまつな論理だと思いませんか? さて戦争の原因について次のような答えがありました。 (回答1)『戦争と名の付く物はすべてはいけない』と、世界的にみてこんな馬鹿らしい常識がまかりとおっているのは日本だけです。 この指摘そのものは正しい、と私も思っています。 しかしだから世界の常識に従わなければいけない、という発想ほど情けないものはない、と思います。 日本が世界の平和の先頭に立つ、という理想をもてないものでしょうか? (回答12)国を代表する場が狂気に支配され、正気の人たちが蹴落とされて、役目をなげ出してしまった結果、戦争を選んでしまったのだと考えています。 「戦争を起こしたのは狂気の人だ」「狂気が戦争を起こす」という考えは、いけません。 そんなことを言っては、世界中の人が、狂気だ!ということになるからです。 問題を「狂気」のせいにするのは、戦争を防止しようとするまじめな取り組みとはいえません。
お礼
ものすごくわかりやすく、心強いご回答ありがとうございます。kobatetu01さんのお言葉で、だいぶ頭の中が整理できたような気が致します。 kobatetu01さんが懸念されているとおり、私は危うく、戦争はしょうがないものなのかなと思いそうになってしまいました。しかし、なんとか思いとどまれました。今の私がこのようなご回答と出逢えたことが、本当に本当にありがたいです。こういう機会が、たくさんの人に訪れればいいのにと心から思います。回答してくださって、本当にありがとうございます。 >[避けることが出来なかったから、必要な戦争だった、というのは、まことにおそまつな論理だと思いませんか?] ↓ 賛成です。現代の私たちが「仕方のないものなんだよ」とだけ結論づけてしまうことは、とても恐ろしい価値観だなと感じます。「守るためには仕方なかった」と言って悲劇を繰り返すことを肯定してしまうことは、歴史に学ぶ(失敗に学ぶ)という人間の素晴らしい機能を見逃してしまう思い込みで。 「戦争を避けられなかった」先人たちは、失敗をあれだけ身をもって繰り返してくれました。今を生きなければならない私たちにとっては発明と同じくらいのプレゼントだと思います。『守るために暴力を使っては何の進展もない』ということが、もっと一般常識になってほしいと心から願います。「髪と爪は伸びる」と同じくらいの常識に。 ガンジーが非暴力を訴えていたことが、なんだか身近に感じます。 kobatetu01さんにこの場をお借りしてお聞きしたいことがあります。 「理想の前に現実を学ぶこと」というようなご意見も中には頂きました。もちろん現実を知ることには賛成ですよ。が、私の場合は理想を見出してから現実を見たほうがいいように思いました。「地球人」という理想を否定しそうになったとたん、戦争は仕方のないものという思いが芽生えそうになったのです。 (教養のない私が言うのもおかしいですが、)私は、人類を複数の国家(県、州、区、一家etc…)としてグループ視することは様々な危険の元だと思うのです。 ものすごい理想論だねとよく偽善者のように言われますが、「現実的」にこれから人類が平和のために前進できる余地はここにしかないと思うのです。どんな争い(精神的にも暴力的にも)も、「自分(自国etc・・)以外のもの」という意識が原因だと。 kobatetu01さんはこれからの人類の方向性についてどう思われますか?ご意見お聞かせいただけると大変勉強になりそうです。 あ、でもこれは別個に質問を立てるべきと言われたような内容なんですけど、是非お聞きしたくて^^; 「理想の前に現実から」見始めたら、私はこの世で生きていくことの心細さに耐えられなくなりそうです。 私は理想を考えられる余裕や出逢いがある環境と時代こそが、争いの解決方法の最大の好条件だと思うのです。「衣食足りて礼節を知る」ことのできる環境にある人々が、このことを無駄にせず、国籍関係なく理想を持ってほしいです。 >[しかしだから世界の常識に従わなければいけない、という発想ほど情けないものはない、と思います。 日本が世界の平和の先頭に立つ、という理想をもてないものでしょうか?] 頂いた回答の中に、「日本人は戦争について語る資格がない。と欧米人に思われている」というものがありました。でも、だからと言って日本人が戦争やめようということに遠慮する理由にするのはとても馬鹿なことだと本当に思います。私はこのことにとてもショックを受けます。過去に失敗した日本人だから、今を生きる私たちにも同じような区別をする人の脳の仕組みにどうしようもないことへの寂しさを覚えます。もちろんそういう人ばかりではないと思いますが、やはりここにもグループ意識が大きく関わってきていると思うのです。 なんだか言いたいことばかり言ってしまいましたが、これらの私の漠然とした考えについて、kobatetu01さんが感じられたことや思うことがあったら、どんなに否定していただいても結構ですので、是非ご意見伺えたら幸せです。 P.s >[問題を「狂気」のせいにするのは、戦争を防止しようとするまじめな取り組みとはいえません] ↓ そのとおりだと思います。人間の性の(本能の)せいにすることは、「仕方の無いこと」と結論づけることと一緒で、未来に対して盲目的な行いです。 また機会があればご意見いただきたく思います。今回は本当にありがとうございました。
- jyuedan
- ベストアンサー率36% (45/125)
No4です。丁寧な返信に感謝します。 しかし、本題に関する疑問以外の質問は、別個に立てていただきたいと思います。 でないと、それぞれへの回答が錯綜したりして、焦点が定まらなくなり、流れが把握し辛くなります。 >ちなみに回答者様が無知な私にわざわざいろいろ教えてくださったのはなぜですか? 回答:あなたのように思っていた時期が私にもありました。(遠い眼) >回答者様が知識を得ようと思えた理由は何なのでしょうか。 回答:はじまりは、「他所の国から色々言われているようだが、いったい、うちの祖父さん達は何をやらかしたんだろうか?」 という疑問からです。 結果は、「他所から文句を言われるようなことは全くしていない」ということがわかってしまいました。 ↑を調べている過程で、問題を正しく理解する為に、日本と関係国間の歴史以外にも、「戦争」や「侵略」、「国際法」、「主権」、等の用語の定義や意味を知る必要を認識し、アジア史以外に、世界史全般や軍事、宗教、思想、民族問題、兵器とその開発や進化等も興味の対象となりました。(実生活では全く役に立ちません) 情報源は、ネットの情報や、その情報源となった書籍から得ています。 ここにも沸いているような、斜め上の無知や、表向きは善人を装いつつ悪意による誤情報の拡散を目的とした回答に対して、低レベルの罵りあいに陥らずに、且つ「考えは方人それぞれ」という逃げ道を許さない程度に、叩き潰す為でもあります。(それには事実をぶつけるのが一番効果があります) ↑のことは、最終的に自分を守る事になると思っています。 誤解による自虐史観がこれ以上広まれば、いつか日本は滅びるでしょう。 利口が一人で叫んでも、100人のバカの大声にはかないません。 >「知ることへの意欲はどういうところから持ってきていますか?」 回答:知識量がある程度増えると、対象に対して複数の分野からのアプローチができるので、より深い考察が可能になったり、斜め上の発想が生まれたりします。 知識のない未知のジャンルについても、手持ちの知識で推論や考察ができるようになり、興味を持てるようになり、守備範囲が広がります。(これらが楽しいと思えるかは、人によると思います。) それに、調べ物や、物を考えているという行為には、それほどお金はかかりません。 (本とハードディスクの中身は増えましたが) >また、私の感じ方、ものの見方について指摘する余地があれば是非お願い致します。 回答:他の方への返信を見ていると、質問者様は、まだ 世界が一つの国になること=理想 と盲目的に信じているように思えます。 残念ですが、人はそこまで理想に近づいてはいません。 これについては他の方も語っていますが、 今の状態で国境をなくすと↓の事態が起ると思います。 1:移民(一つの世界では他地域からの移住ですが)を拒否できない為、富裕な地域に貧民がなだれ込む。 2:その結果、その地域は貧民に食いつぶされる。 3:新たな経済格差と、民族、宗教、人種の対立が世界規模で起る。 4:統一前より酷い状態になる。 実際、欧米の多文化共生政策は、全て破綻しています。(動画参照) 以上から、国境というものは、決して無意味なものばかりではありません。 違いを認めて、住み分ける事、適度な距離を置く方がよい関係を築ける方が多いのです。 受け入れる方が寛容にすれば、不寛容な者も入ってきてしまいます。 失礼ですが、質問者様は、理想を夢見る前に現実を知る事が必要だと思います。 とりあえず↓を読んでみて下さい。 【世界史を学ぶ意味】 http://maa999999.hp.infoseek.sk/ruri/Sekaisi01.html 【嫌韓流】 http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AC%E5%AB%8C%E9%9F%93%E6%B5%81-%E5%B1%B1%E9%87%8E-%E8%BB%8A%E8%BC%AA/dp/488380478X/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1341245047&sr=1-1 【新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論】 http://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0%E5%AE%A3%E8%A8%80SPECIAL-%E6%88%A6%E4%BA%89%E8%AB%96-%E5%B0%8F%E6%9E%97-%E3%82%88%E3%81%97%E3%81%AE%E3%82%8A/dp/4877282432/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1341244857&sr=8-1
お礼
度々参考になるご回答を本当にありがとうございます。 >失礼ですがもっと現実を勉強した方がいい・・ 全く失礼なんかじゃないです。ものすごくありがたく、為になるお言葉です。私は理想ばっかり追求して現実に対して盲目になっていますね。恐ろしいことにあまり自覚がないんです。妄想ばかり先行してしまって、社会に対して不安ばかり持つ恥ずかしいパターンだということに段々気付けてきました。もっと現実的な知識を増やすよう、まずは現実に興味が湧くように頑張りたいと思います。 本を紹介していただいてありがとうございます。題名からしてものすごく興味がそそられています。 私の理想の上に知識が立って初めて本当の意見になりそうです。もっと学びます。 動画も、本当に「現実」ということですね。この動画を見て感じたのは、一度確定してしまった価値観の恐さです。どんなことを言っても、相手の理解に触れられない感じ。いくら戦争をやめようと言っても、相手の価値観に響かなければ、止めようがない。このことに恐怖と悲しさでいっぱいになります。 こうして言っていただけた機会に巡り合うことができてとてもありがたいです。 本当にありがとうございます。 なんかまだまだ聞きたいことが出てきちゃったんですけど、また別個に質問することに致します。 ある程度基礎をつけてからまた来ます。いろいろありがとうございました!いろんなところにはっけんがありました。
補足
というかこの張っていただいたリンクすごくおもしろくてわかりやすいですね。 すごい。こういうのに出逢えたことにも感謝です。本当に。ありがとうございます!
>反戦教育を頭ごなしに受けて育ってきたので、はっきり言ってなぜ戦争をするのかがよくわかりません。 そうですよね、ただ、戦争は悪だ、ということがわかっても、だのに、そんな愚行を日本はなぜ行ったんだ?と思うのは自然なことですよね。ま、今でも戦争はあります。今ある戦争の原因は新聞をよく読んで察してくださいね。 ただ、日本がなぜ先の戦争をして、その後反戦国家になったかということを日本の義務教育はしっかり教えなければならないのですが、確かにそうでもないようです。私自身壮年になってからあれこれ関連する本を読んでそれなりに納得するようになったていたらくですから、他人をあれこれいう資格はありませんね。もっとも、そういった先の戦争のしっかりした分析はやはりここ十年そこそこで出てきたようです。戦後の教育そのものも米軍主導によるかなり偏ったものだったらしいことが明らかになっていますので、ここに書かれる方々の多くが反動的になるのも無理はないかもしれないと思います。 私がお勧めする近代日本の歴史本は猪瀬直樹氏の「黒船の世紀」、「日本人はなぜ戦争をしたか」、それと松本健一氏の「日本の失敗」それから宝島社の「施行60年!ビジュアル日本国憲法」これらをお読みになれば、先年の戦争のことがかなり納得されると思います。 疑問を持たれた機会にご自分で勉強され、現状での最良の情報を得ることは、まじめな日本人の義務だろうと思います。
お礼
心強い回答ありがとうございます。そうなんです。私の今までの意図せず出会った戦争の情報は、「してはいけない悪いこと」「日本は酷いことをしました」「中国や朝鮮人の人々を奴隷扱い」「戦争反対者には拷問や集団リンチ」などということばかりで、なぜそうなったのかということは、普段の一方的な情報では出会った記憶はないんです。(調べようとすれば別ですが。) まあそうは言ってももっと積極的に知ろうとしなければならなかったのは言うまでもありません。 お恥ずかしいです。 >「疑問を持たれた機会にご自分で勉強され、現状での最良の情報を得ることは、まじめな日本人の義務だろうと思います。」 本当にそうですね。争いという、人間の持つ危険性を知る機会をなくさないよう勉強していきます。 本のご紹介に感謝致します。題名がもう直球ですね!早速読まなければ!
- makocyan
- ベストアンサー率39% (1039/2623)
No.13です。過分なお言葉恐縮ですが、そんなにたいした者ではありませんので悪しからず。 >地球上の人が一つの国として意識を持つことが叶わないのは、どういうことが邪魔をしているのでしょう。 またものすごく難しいことを…。ひとつだけ確実にいえるのは「宗教」ですかね。場合によっちゃ別の神様をあがめるやつは「邪教の悪魔」ですから、簡単に仲良くなるのは難しいかと。 >どうしてこういう場で回答を専門に、知識を分けていただける理由も是非お聞きしたいです。 暇なんです。すみません。
お礼
宗教かあー。それもおおきな理由の一つですよね。宗教のできた意味っていろいろあると思うけど、争いの必要のなさを説くものだと信じたいです。泣 回答ありがとうございます。ご意見いただけたことに感謝します。
- makocyan
- ベストアンサー率39% (1039/2623)
この手の質問はいろんな方が参加してきますので、くれぐれも鵜呑みにしないでくださいね。 >なぜ戦争をするのかがよくわかりません。 宗教や経済等、いろんな理由があって一概には言えません。ただ一番確実らしいのは、軍人は最も戦争を忌避する、ということだと思います。 >政権を持つ人間の判断がきっかけで戦争に参加するのでしょうか? 最終的には為政者の判断ですが、近代の戦争には民衆の意思がかなり強く反映されています。例えば太平洋戦争では、朝日・毎日等の大新聞(当時は今と比べ物にならないくらいの影響力を持った大メディア)の煽り報道により、国民の多くが対米戦を望んでいたといいます。また、対露戦の講和が成立した際には、日本では「講和反対」の大規模な暴動が起こっています。 →http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%AF%94%E8%B0%B7%E7%84%BC%E6%89%93%E4%BA%8B%E4%BB%B6 こうした状況を知っている当時の為政者が、対米戦希望の熱狂を無視できなかったことは十分考えられると思います。 >参加せざるをえなかったのか? 第一次世界大戦については、英国との同盟を結んでいた関係上、参戦しなかったらそれなりの不利益があったと思います。太平洋戦争については、他の回答者さまのおっしゃるとおり、すでに対米戦しか選択肢がなくなっていたのは確かかもしれません。 >スイスのように「戦争しません」と言える状況ではなかったのか。 他の回答者様との重複になりますが、スイスはそんなことは一切言っていません。「どことも同盟しない。どちらの陣営であろうと、自国に脚を踏み入れたものは排除する」と宣言、第二次大戦の時も連合国・枢軸国双方と戦火を交えています。 これは余談ですが、永世中立国であるスイスは、同様に永世中立国であるスウェーデンと同様、現在でも世界有数の兵器に輸出国であり続けています。主要な兵器の供給国となることで戦争を回避する、という考え方もあるのではないかと思います。特に日教組のセンセイって、そういうところを決して教えませんね。 >日本という国の民というより、地球人としての自覚の方が強いというのも理由になってきているとは思いますが それはとてもいいことだと思いますが、実際には日本人はパスポートを持たずに出国することはできず、また他のどこの国にも入国できないのが現状です。地球市民という考え方が実現するのは、まだまだ先のことのようです。
お礼
makochanさん、とても丁寧なご回答をありがとうございます。 目に優しい文章で本当にわかりやすく感じました。自分があまりにもひどい内容の質問をしてしまったのかと思っていたところだったので、ふっと気持ちが軽くなりました。もちろん、もう少し勉強してから質問するべきでしたが...(ーー;)スイスのこととか(ーー;) みなさんに頼りすぎてしまいました。 基礎知識がないので全てを鵜呑みにしてしまいますが、比較してみて考えていきたいと思います。ご指摘感謝致します。 やはり背景にはいろいろな環境などが織り混ざって戦争という形になるのですね。 私は他の国がいまどんな状況なのか、どんな集団意識でやっているのか掴めていませんが、みんなが地球の上の人間って知っているはずなのに、「他国」という区切りで人を見るのは悲しいです。しかも争いごとで。まあ国内でも町内でも、他人という区切りで見ちゃってますけど。 makochanさんにお聞きしたいのですが、地球上の人が一つの国として意識を持つことが叶わないのは、どういうことが邪魔をしているのでしょう。本当に大まかでも良いので、ご意見頂けたらすごく嬉しいです。 あ!あと、どうしてこういう場で回答を専門に、知識を分けていただける理由も是非お聞きしたいです。
- Nkfe
- ベストアンサー率21% (28/129)
何で戦争が良くないのか? 目の前で人間の血がたくさん流れるのを見れば直感的にわかります。頭で考えてなんとかじゃ無いんです。 地球人ですか、、、、いいですね~、人間同士の揉め事は人間の数が多過ぎる事が原因で起こる事ばかりです、あなたの理想を世界的に勧めるのは良い事じゃないですか。是非努力をして見てください。 何で戦争状態に突入するのか? 国際間の揉め事、摩擦の増大、全体論の扇動などが重なり、その国の柔軟性が失われた結果 起こるんです。 日本の第ニ次界大戦突入時のバカさ加減は、戦後もあまり公開されず、原因究明もされないまま、勝手に時間がすぎました。 実証するのは難しいですが、私は経験上、国を代表する場が狂気に支配され、正気の人たちが蹴落とされて、役目をなげ出してしまった結果、戦争を選んでしまったのだと考えています。 分かり易く例を言うと、貴方が属する組織や団体の決め事をする場があったとします。話し合いをして全体意見を取りまとめかけたにもかかわらず、恫喝や発狂をもって自己意見を押し通そうとする人が居たりします。同席したほかの人たちはくたびれて、バカバカしくなって、投げ出してしまう、そして 発狂意見が採用されてしまう、こういう事が日本式の色んな場面には結構あるのです。 お若いようですし、よく注意して研究してみて、どうしたら良いのか考えてください。
お礼
回答ありがとうございます。 その場の間違った集団意識ってものすごく恐ろしいですよね。 少し話は違うんですけど、(他のお礼にも書かれていただいたのですが) 小学校のときに、やっぱりずるい子がいて。みんなで平等に分ければいいものを、「俺はもっといるんだよ、俺から取ったら殴るぞ」って言う子がいて、実際反対した子を「何俺に逆らってんだよ」と殴ったんですよ。だけど殴った子は運動神経抜群という理由から、誰にも攻められることなく、一人だけ多く取って満足してその件は終わってしまいました。 殴られた子も悪くないのに、殴った子たちのグループに卒業までいじめられていたそうです。 殴られた子は訴えるきともできずに、恐怖からいじめを甘んじて受け続けていました。 私は、陰口さえ言ったものの、直接訴えかけたりということはできませんでした。自分も全く同じ状況になるのが目に見えていて、それに耐える勇気がなかったんです。 この場合も、一人の馬鹿な考えを否定できなかったという意味では、私も暴力の肩を持ったことになるんでしょうね。 きっと、そういうことが国家規模でまだ起きているのだと思うのですが、これは一理ありますでしょうか?
- pz111
- ベストアンサー率0% (0/2)
質問の回答です 戦争する人々の思考 まず、戦争を始めたがる人の思考はさまざまな利益・利権等で戦争したい人が後付で建前の大儀を持ち出すのです この国家は敵だ、我々に危害を及ぼそうとしている、悪の枢軸だ 大昔の戦国時代もずっとそうですね そして国民の戦争肯定する人の思考は国家によって持ち出された建前で世論がそうだそうだと動かされた時の思考 戦争を始める人は、必ず理屈をこねて「我々は正義だ、正しい事をしている」といって先導したり誘導します それはさぞ聴いてる人の耳に響いているのでしょう 殺し合いをすると言う事も忘れて それに賛同した時に戦争が起きます その大儀は殺しあってでもやる事か考えてみて下さい もし相手が悪いとお互い思っているなら話し合えば良いじゃないですか もしも、勝負がしたいならじゃんけんで良いじゃないですか 命をかける事じゃない
お礼
回答ありがとうございます。 そうですよね。なんで最終的にはやっぱり武力を選んでしまうのかと思うと、悲しくなります。 小学校のときに、やっぱりずるい子がいて。みんなで平等に分ければいいものを、「俺はもっといるんだよ、俺から取ったら殴るぞ」って言う子がいて、実際反対した子を「何俺に逆らってんだよ」と殴ったんですよ。だけど殴った子は運動神経抜群という理由から、誰にも攻められることなく、一人だけ多く取って満足してその件は終わってしまいました。 殴られた子も悪くないのに、殴った子たちのグループに卒業までいじめられていたそうです。 殴られた子は訴えるきともできずに、恐怖からいじめを甘んじて受け続けていました。 私は、陰口さえ言ったものの、直接訴えかけたりということはできませんでした。自分も全く同じ状況になるのが目に見えていて、それに耐える勇気がなかったんです。 きっと、そういうことが国家規模でまだ起きているのでしょうね。 はああーーーー
- pz111
- ベストアンサー率0% (0/2)
回答する人は要約するとこういっています 「相手が悪いから武力で相手するそれのどこが悪いんだ」 相手が悪い事が前提です、では、相手から見て自国はどうなのでしょう? 当然戦争をするのには理由が要ります その理由もここの人のいうように「相手が悪い、だから戦争は必要なんだ」のはずです お互いが戦争は正当な行為だと言っている以上自分が戦争行為をする正しい理屈、で戦争が正当化されます それでは戦争の中身はと言うと殺し合いですよね 人が人の命を奪うのです ここの回答者の言い分は、相手が自分に危害を及ぼしてるんだから、自分も危害を及ぼす権利があるんだ と言うもの こんな言い分が通っていてはやったもの勝ちです 自分は相手に危害を及ぼさない、だからこそ、相手は自分に対し危害を及ぼしてはいけない そう考えるからこそ、平和が約束されるのでは? 悪い敵国に武力で対抗するのは正しい 殺しあって解決する事が正しい、正義だ こんな先導に乗って戦争は始まるのです メディアが情報統制して正しいと言えば国民は乗ってきますから 国民が賛成してそして戦争 仮に反対するものがいても取り押さえたり言論の弾圧をすれば国民全員から賛成が得られるでしょう 戦争はどんな大義名分を並べても殺し合いです それで誰が得をするのでしょう 勝った国も負けた国も大半の国民は身近で大切な人を大勢失います そんな行為が肯定される道理は無い 家族の体の一部を泣きながら持ち上げている人 そんな人が大勢出るのです 民間人だろうと軍人だろうと もし何か不服があれば言葉で申し立てれば済む事 相手が武器を持つから、自分も持つ、これが戦争擁護の理論ですね お互い武器を持たなければいいでしょう 自分も捨てるから相手も捨てる どうあるべきですか? と聞かれて時 相手が武器を持ち自分も武器で戦うべきと答えますか? 相手が武器を捨て、自分も武器を捨てるべきと答えますか? 最近もどこかの大統領が言っていましたが相手が悪だから正義の戦争をする ここの人もいってます相手が悪いから戦争をする こういう思想から戦争が発生します もっと考えて下さい 相手も傷つけるべきじゃないし自分も傷つけられるべきではない お互い利害が一致してるじゃないですか 権力者の都合にまんまとだまされて戦争を起こすのです
お礼
回答者様の文を見ていたら、ガンディーのことを思い出しました。 相手が暴力でやってきても、ずっと耐えて非暴力で訴え続けることで、いつか相手に伝わるって信じたいです。 でも私に果たしてそれができるのかと思うと、自信がなくなってしまいます。周囲の人たちが理由なく無差別に殺されたら、恐ろしくて訴える勇気が失せてしまうかもしれません。拷問なんて受けたら耐えられないかもしれない。その前に、殺されるかもしれない。 まあそんな世界に生きるなら早く死にたいって思いますけど。 いま現在でも遠方でそんなことが起こっているのが信じられません。 私はいろいろ酷い目にあったから戦争をやめた日本というイメージがあります。もしアメリカに勝っていたらどうなっていたのでしょう。核が落ちていなかったらどうなっていたんでしょう。 不安でいっぱいです。 回答ありがとうございます!
- osakajapan2001
- ベストアンサー率16% (236/1442)
再度回答を致します 私は個人的にはホームページもブログもやりません 個人的に貴方にお勧めな本は (1)社会契約論・ジャン・ジャック・ルソー (2)世界史概観・H・G・ウエルズ (3)弁証法入門・講談社現代新書・茅野良男 (1)では人間の社会性とは何か 社会とは一体何かが判断できます (2)は特にお勧めですが古本屋でしか見つける事は不可能です あの有名なSF作家が書いた世界史の簡単な構成書です これを一読すれば貴方の疑問は一気に解消するでしょう (3)は唯物史観が養えます 貴方の見識が高度に洗練される事を祈っております
お礼
ありがとうございます! 唯物史観!素敵な言葉だなあ。まさに生き方に目指すところです。 早速Amazonで注文です。知識や経験のある方にこうご教授いただける機会に感謝致します。 本当にありがとうございます。
- osakajapan2001
- ベストアンサー率16% (236/1442)
判りました 回答致します 日本航空123便 御巣鷹山墜落事故の報道から 事実を元に申し上げます あの時の事故の新聞報道は日本中を戦慄させましたが あの事故は事実ですが 又あの事故の同日・同時間に 新聞報道によると 日本の米軍基地から一機の戦闘機がスクランブル発進したと言う事実が御座います ただこれだけならば問題にはなりませんが このスクランブル発進した米軍機はその後消息を絶ち未だに発見はされては居ません 又 新聞報道で発表された事故機日本航空123便の機影は一枚のみが発表されています 有名な垂直尾翼が欠損した写真の事です この垂直尾翼が欠損した123便の写真と米軍機の消息不明と言う偶然が 齎す結果は 強ち憶測とは言えません 私はこの事故はスクランブル発進した米軍機が何らかのトラブルで日本航空123便の垂直尾翼に 激突した結果の事故だと考えております この事実は大阪の超有名全国紙の記者から 直接聞いた話であり 彼もまた私と同様の結論に達しております 私が報道に迷うことなく生きる事は不可能ですが 新聞を出来るだけ多く読む様には 常日頃か心掛ける様にしています 今はこれぐらいでしょうか ※御巣鷹山事故は事実として新聞報道されておりました ※米軍機の消息不明は事実として新聞報道されておりました ※ソ連軍機が大韓航空機を撃墜した事は事実として新聞報道されております ※米軍機が同様にイランの民間航空機を誤爆して撃墜した事実は事実ですが 日本では新聞報道はされては居ません 物事をどの様に関係付けるかどうかは 読み手次第ではないでしょうか 全ての書き込みは事実を元に致しました 個人的な見解は関連付けだけです
お礼
回答ありがとうございます。事実を元に具体的に説明していただけることはとても助かります。比較の例も丁寧に挙げていただいて、ありがたい気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。 新聞ですか。とてもお恥ずかしいことなのですが、私はテレビ欄と天声人語しか読んだことがありません。最近はバラエティを見ていると、勉強する時間がなくなると思えるようになったのですが、果たしていま新聞を読んで理解できるほどの基礎知識があるかというと、否です。 私の戦争に対する質問を見た回答者様は、おそらく私の社会についての基礎がなっていないことが明らかだと思います。 ですが、根気強く調べながら、なるべく多くのことを比較できるよう学んでいく気になれました。感謝致します。 ちなみに、いま回答者様のページに飛んで、自己紹介文的なところを読まれていただいたのですが、たくさんのことを経験されているのですね。羨ましいです。成功や失敗。とても興味があるんですけど、ブログかなにかやられていませんか? 他にもよかったら、オススメな本など紹介していただけないでしょうか?
お礼
とても興味深く、かつ具体的な回答をありがとうございます。 私の雑で無知な質問から、知りたいことを読み取っていただけたかのような内容です。ありがたいです。 回避できないという状況と同時に、それを裏付けるような事件が多数あったかもしれないのですね。 悲しいなあ。悲しいと感じられるのも、歴史があるからこそなのでしょうね。 私が当事者だったら、悲しいなんて感じられず、我先にと罠を貼り、勝ち目の見える戦争をどんどん行ったかもしれないと思うと現代に生まれて少しはマシかなと思います。 回答者様に質問です。アメリカがそのようなことをしたという話を私はまだ今回をいれて二度しか聞いたことがありません。もちろん、勉強していないのが大きな理由でもありますが。 アメリカは俺たちは戦争して勝った国だぞ!というイメージがあるのですが、罠を貼ったなどの話が出ていて周囲は何か具体的に動いたりしたんだろうと想像しますが、どうなんでしょう?