株式投資はゼロサムじゃないの?
このサイトで質問するのが適切かどうかちょっと迷ったのですが,どなたか教えて下さい。例えば,競馬とか宝くじは,かけ金(購入金額)の総額と,賞金と経費,主催者の取り分(利益)の合計が一致するから,ゼロサムであるが,株式投資などは長期投資でやると,企業の付加価値が株主に還元されるから,セロサムではない,というような説明を読んだことがあります。これがわたしにはわかりません。
単純化するために,Aという会社1社しか上場していない証券取引所があるとして,その会社がある年から10年間その取引所に上場後,倒産し,その株価がゼロになったとします。この場合,その10年間のその株の売値の合計と買値の合計金額は一致するのではないでしょうか(手数料は考慮していません)。もし,この考えが間違っていなければ,何千社も上場している現実の株式相場においても,時間軸を永遠にとれば,結局,売値の総額と買値の総額は一致するから,キャピタルゲインでのもうけの合計と損の合計も一致するのではないかと思うのですが。
だからどうしたと言われればそれまでなんですが,株式投資でたくさんもうけるひとがいるということは,同じ額だけ損をしたひとが必ず存在するんじゃないかといつも思っているのですが,こういう考えは(いいとか悪いとかという意味ではなく),事実認識として間違っているんでしょうかねえ。
お礼
回答ありがとうございます。