そもそも「政治家の説明責任」って何なんですかね?
そんな責任はあるのでしょうか?
政治家の説明責任が、「なぜ重要です」と言えるのか、法的に説明出来ますか?
法的根拠は無いと思いますよ。
モチロン罰則などの法的拘束力もありません。
法的拘束力が無い「責任」など、無意味・無価値ではないですか?
行政には説明責任はありますよ。
だから国会の質疑でも、国会議員が質問し、政府が答弁しています。
総理以下、国務大臣には、多くの説明責任を求めるべきで、それを果たさなければ、不信任やら問責など法的根拠も有ります。
「政治家の説明責任」と言う際に、これと混同してませんかね?
立法府の議員も、公人・準公務員と言う部分では、歳費の使途などに関しては、説明責任がありますよ。
新幹線優待特権で、愛人と旅行しちゃマズい。
しかし政治家個人に説明責任があるか?と考えると、少なくとも法的根拠は無いに等しく、個人の裁量範囲でしょう。
有名なトコでは、歳費では無く、政治家「個人」の資金管理団体に関し、説明する「責任」などあるのかな?と思います。
まして係争中だし。
実際、小沢さんが記者に「もっと勉強しなさい」って言ってましたが、その通りだと思います。
あくまで政治的・公的・道義的な責任であって、個人的な義務ではないですよ。
従い、説明するかしないかは、個人の自由では?と思いますが。
但し、政治家が政治的・道義的な説明責任を果たさなければ、選挙に落ちるだけですよ。
言い換えたら、政治家が国民が納得する説明責任を積極的に果たさない場合、その政治家は、「責任と取る」と言うよりは、「責任を取らされる」と言う話しではないかと・・・。
それと、政治家に対する処罰は甘いですね。
鳩山サンの記載モレは、あれは重加算税ですよ。
むしろ鳩山サンの説明責任(どうせ言い訳)などどうでも良くて、あの処分に関し、国税庁か長官が、説明責任を果たすべきだと思うんですよね・・。
政治の説明責任はありますが、政治家個人の説明責任は、個々の問題です。