No.4です。補足ありがとうございます。
>何十年も、寝るときに右を下にしていたから右が縮んだのではないかと本人言います。
そのようなことは無いと思います。どの体勢でもまんべんなく眠れる人の方がかえって少ないと思います。まず基本中の基本ですが、体を支えているもの、つまり体の柱になる組織は骨です。ですからまずは骨に異常がないか調べるのがセオリーです。筋肉などは骨を調べてからです。
骨も体の組織ですから、皮膚や髪の毛と同じように歳をとります。レントゲンの見慣れている人であれば、画像だけでおおよその年齢が分かります。それだけ骨も劣化するということです。骨が劣化するとどうなるか、例えば背骨を例にとりますと、背骨は円柱状の骨が何段にも重なっており横から見ると四角く見えます。若い人の背骨は綺麗な真四角をしていますが、歳を重ねると添付の図のように歪になります。加えて骨そのものの強度も例えが悪いですが腐った木材のように落ちてきます。膝では軟骨が減り、軟骨が減ったことにより骨への負担が増えますので骨の変形が始まります。骨は太くぼってっとした形になり、内側に傾きます(O脚)。具体的な病名で言うと腰は変形性腰椎症、変性辷り症、膝は変形性膝関節症、全身的なものでは骨粗しょう症です。どの病名も加齢に伴うものですから、ある意味老化と言えます。 「老化なら治療方法はないのか」 と思う方もいるかと思いますが、痛みや痺れなどの症状に対しては治療が必要ですし、そのような治療も存在します。ただ骨が変形している、骨が弱い、などを根本的に改善するものは基本的にはありませんし、要するにそれは不老不死的な発想なので出来ないのです。変形による痛みが強い場合は人工関節などの手術で対応します。
骨以外であれば痛みをかばう動作や癖なども考えます。筋肉が原因でそこまでひどく歪むことはありませんので、筋肉の可能性は低いと思います。
>整体の先生には、年齢的にもう直ないといわれたそうです。
整体やカイロプラクティックとは公的資格の持たない人たちですから、この方たちのアドバイスを真に受けない方がいいと思います。骨とは外からすべて触れることはできません。背骨で言えばほんと触診は不可能です。ですから骨の情報を正確に調べるためにレントゲンなどの画像診断が必要になるのです。レントゲンとは病院 でしか撮れませんので、整体、整骨院ではなく必ず整形外科を受診されてください。長文、乱文失礼しました。ご参考になれば幸いです。お大事にどうぞ。
お礼
ていないなご回答をありがとうございます。 大変勉強になりました。