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円高は関係していますか

made inマレーシア、中国、香港とやたらと外国製が増えていますが、ブランドは日本の大手の名前になっています。ちょっとトンチンカンな質問ですがこれって 1)日本の部品を外国に渡して生産しているのですか? 2)これは逆輸入の一つと言えるのですか? 3)完成品を輸入しているのだから円安になると減少してしまうのでしょうか?

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noname#118466
noname#118466
回答No.3

海外生産は本来生産国内の需要に対応するものですが、国際競争上、その国から他の市場(アメリカなど)へ輸出もするようになりました。その輸出先に本家である日本も含まれるようになったわけです。海外生産が品質、価格、納期などの面で日本製に勝つようになったのです。 逆輸入とは日本から輸出された商品が第三者の手を経て再び日本へ輸出されることです。これは輸出価格と国内価格の差を利用した商売でしたが最近は減っています。 現在、メーカは国内生産、海外生産を問わず部材は世界調達を行っています。良い品を良い価格でどこからでも仕入れています。確かに20~30年前は、日本から基本部材を輸出して現地で組み立てることがありましたが、当時は品質、価格及び日本人の嗜好面から、それらの商品が日本へ持ち込まれることはありえませんでした。 海外生産品を日本向けとして輸出することを「持ち帰り」商品と呼んだこともありましたが、現在ではそれが主流となったのでこの呼び方も廃れてきたようです。 日本の品質基準を守って世界のどこでも生産が出来るように、一般的な商品(家電、乗用車など)の生産技術が 上がった(主として日本が指導して)と見るのが妥当ではないかと思います。日本は高度技術商品(DVDや液晶、プラズマTVのような)や近未来技術商品(燃料電池車、便利の良い複合商品(パソコン組み込み商品など) で生きる道を探っていくことになると思います。 為替は輸入、輸出両面に作用し又人件費差とも関係してくるので単純に円安によって海外生産品の輸入が減るとはいえないでしょう。膨大に膨らんだ海外生産設備と人員は簡単に軌道変更は出来ないのでいろいろな対策が打たれる筈です。生産基地の変更と生産品目の変更(海外もより高度技術商品の生産にシフトするなど)で対応することも考えられます。

Big_X
質問者

お礼

大変詳しく説明有難うございました。かなり錯覚していたこともあり、これから勉強していきます。

その他の回答 (2)

  • notnot
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回答No.2

1) made in Japanの製品でも部品を全部日本で作っているわけではないでしょう。外国製の場合でも現地で作っている物と別の場所から輸入している物があると思います。日本製の部品もあるかもしれませんが、どこでも作れる部品は現地生産でしょう。 2) 逆輸入って、日本から輸出した製品を再度輸入することだと思うので違うでしょう。単なる輸入。 3) 製品価格が上がるでしょうからそれによって売り上げが減れば減るのかもしれませんが、おそらく現地でコストダウン努力もするでしょうからよほどの(ありえないような)円安で無い限り、国内生産に戻ることは無いでしょう。さらに人件費の安い国に移ることはあるでしょうけど。

Big_X
質問者

お礼

誤解していたことが多くありましたので大変参考にさせていただきました。ありがとうございました。

  • PC-GATE
  • ベストアンサー率38% (552/1446)
回答No.1

1.部品を渡してではなく、部品も現地生産しています。(設計のみ日本です)あるいは、OEMもあります。 2.ですね。 3.「円相場」は当然影響はありますが、製品価格の変動と言う形で対応するので減少は無いでしょう。(勿論、製品が売れなければ別ですが…) と言うかパソコンを始め「家電製品」は海外生産が現在は主流です。(一部のハイテク製品を除く) 何しろ「人件費」が日本の何分の一(何十分の一)になるので海外生産は「人件費」の安い国でおこなわれます。 もし、日本で全て生産していれば今のように「安い」製品は存在しないでしょう。

Big_X
質問者

お礼

錯覚していたことがありましたので大変勉強になりました。ありがとうございました。

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