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観光潜水艦もぐりん
建造費 = 5億6000万円 年間維持費 =7000万円 年間搭乗者数 =36000人 年間稼働日数 =約200日 退航時累積損失 = 約3億5000万円 ◎一人1万円なら年間3億6000万円ですよね。なのにどうして損失が出たのでしょうか? 運行費が巨額なのでしょうか?この他に支援船舶の経費が必要とか? 赤字が出た原因を教えてください。 【2012年6月30日締切予定】
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これを運営していた、日本海中観光株式会社ですが、よくある天下り先の会社でした。 最終的な職員の数は27名ですが、管理職には天下り社員でしたから、給与額が2000万円、それが3名、社長等の役職者が3名、6名で1億2000万円、その他職員21名年間の給与額を一人400万円とすると、21名で8400万円、合計で約2億円 年間維持費が7000万円、広告宣伝費用が収入の5%だったとして年間5000万円 合計すると3億2000万円。 年間搭乗者数 =36000人 年間稼働日数 =約200日は、当初の計画予想人数ですから、年々利用者が減り、また稼動日数も減りましたので、最終的には当初予想の1/3の利用者数になりました。 12000人 一人1万円(大人は12800円)の計算で1億2000万円 給料は下がりませんから、2億円の支出は続きますから、就航から10年後には赤字経営となりました、公的な補助が加えられましたが、最終的には3億6000万円の損失、潜水艦その物の老朽化により、維持費を越える金額が必要になり(新品買い替えが必要になった)5億6000万円以上を用意する事ができなくなり、会社解散、同時に観光就航も終了
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- potatorooms
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人件費、販売管理費など、全く考慮されていないから、その辺を加えて考えないといけないのでは? 運輸などでは、8割近くが運行以外のところのコストになるので、似たような状況なのでは? 1万円のチケットを売って1万円が手に入るわけではないので。 私は出版社に勤めていますが、1000円の本がお店で売れても、出版社に入るのは600円くらい。そこから人件費や広告費、流通のお金、紙代、印刷代、著者への支払いなどなどが必要になるんですが、人件費、広告費が一番多くを占めます。 その観光船も同様では。
お礼
ありがとうございます。 確かに売上げの全額が収入では無いですね。観光事業なら出版より厳しいかも? 疑問が解消しないのは10年近くは収支プラスだったんですよね・・ べらぼうな高収入・・いや私の感覚ですけどね・・にもかかわらず利益とは驚愕。 なにか根本的経営間違いが在ったんでは無いかな?
- マサ(@masa-u)
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この質問を読んで初めて「観光潜水艦もぐりん」というものがあったことを知りました。 私みたいに知らない人がいるということは知名度が低かったのではないでしょうか。 それにウィキペディアの説明では… 当時、水深30mを海底クルーズできる日本唯一の観光潜水艦として人気が高く、夏休み期間中は大人1万2800円の高額の料金設定にも関わらず満席が続いた。しかし、1ヶ月の定期点検に加え、悪天候による欠航の影響が大きく、年間稼働日数が当初見込みを下回っていた。2002年、老朽化と共に退航し、後継艦は製造されていない。 …とのことです。 定期点検で1ヵ月も休んだ上に悪天候による欠航で年間稼働日数が見込みより下回る状態では年間搭乗者数もかなり少ないはずで、収入と支出のバランスが崩れて赤字になるのは予測できます。
お礼
ありがとうございます。 1ヶ月の定期点検は客にとって長すぎますね~ 悪天候による欠航はどうしようも無いですよね・・・ だいたい一隻だけでの事業は難し過ぎる。 2~3隻で運用すれば持続できた気もします。
補足
もぐりん永久保存版。の掲示板です。http://www.de-ji.com/moglyn/index.html 事業地沖縄の参考サイト。http://www.de-ji.com/
利用人数の半分が子供だとすれば、 売り上げは年間27000万円になります。 そして、その年間利用者数だって本当にその数字かどうか。 というのも怪しいものです。無料の招待客なども その人数に含まれているケースだってあります。 これには施設(港や事務所)維持費や運行のための維持費が 計上されておらず、会社であれば間接部門の人件費や諸経費も 必要です。 広告費用など、事業を継続していくうえでの経費も不明です。 つまり、これだけでは破たんの原因はよくわからない。 ということです。 そして、この手の観光施設が破たんする大抵の要因は 年間維持費以外に出て行く、大規模修繕の費用が 運行利益で賄えなくなる時期がくる。ということです。
お礼
ありがとうございます。 25年以上昔の事だったと思いますがオーストラリア で潜水艇の底を透明にした20~30人乗りの観光 潜水艇が在りました。もぐりんはそういう先例を参考 に作られたのだと考えられます。つまり観光潜水艦 事業は未踏の事業では無くて物まね事業でした。 なのに累積赤字で廃業が疑問なのです~ 大規模修繕の費用は大きいでしょうね・・
お礼
ありがとうございます。 典型的な天下り会社だったんですね・・・・・ 100人以下の小会社で年収2000万円って唖然! 普通はそれだけで倒産街道まっしぐらです。 実態として客より大勢の会社人間が金を取りすぎた。 天下り人間としては会社の将来はどうでも良くて自分 の高収入だけを優先した。のだと思ってしまいました。 まぁ・・・会社に対する復讐心で天下り会社の損失を 増やし親会社に押し付けて溜飲を下げる人もいますから。 自分の高収入と復讐の実現!期待した人達がかわいそう。 小さな会社にぶら下がり過ぎたのが赤字の理由なのですね。