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ガン保険の選び方について
- ガン保険の選び方についてまとめました。放射線治療の保障や一時金と治療の重視、抗がん剤保障の有無などを考慮して選ぶことが重要です。
- ガン保険の選び方についてお困りですか?放射線治療の保障や一時金と治療のバランス、抗がん剤保障の有無などを考慮して最適な保険を見つけましょう。
- ガン保険の選び方についてご相談ですね。一時金と治療の重視、放射線治療の保障、抗がん剤保障の有無などを考えて、あなたにぴったりの保険を選びましょう。
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質問者が選んだベストアンサー
生命保険専門のFPです。 ご質問の内容から考えて、 東京海上あんしん生命の「がん治療支援保険」 アフラックの「DAYS」 の2つでしょう。 間違っていたら、以下のコメントは役に立ちません。 (Q)その中で気になるのが放射線治療の保障です。 片方にはありません (A)間違いです。 がん治療支援保険は、手術給付金の中に含まれています。 50グレイ以上の照射を受けたときに支払われます。 DYASは、グレイ数に制限がありません。 となると、50グレイを超えないことがあるのか? という点が重要になりますが、「あります」。 (Q)メリットは一時金は上皮内100%、 (A)その通りです。 でも、上皮内新生物の手術は、せいぜい2泊3日程度。 内視鏡などで切除して終わりで、抗がん剤も放射線治療もありません。 なので、治療費は10万円程度で十分。 となると、100万円も受け取れば嬉しいけれど、 10万円だからダメということにはならない。 (Q)2年経過条件付きですが何度でも給付されます (A)条件の内容をしっかりと把握してください。 例えば、慢性骨髄性白血病のように 再発を抑える治療が長期間(生涯)続く場合には、 結局は、初回の1回しか支払われないことになります。 運悪く、再発したら、2回目が支払われます。 再発を繰り返すような場合には、嬉しい条件。 (Q)ガンは治療が長期に及ぶと聞き、一時金よりも治療に重点を置くべきか迷っています。 ただ治療でも放射線より抗がん剤の方が治療としては長いと聞き、さらに公的保険適用に なるらしいので金額的にはある程度はなんとかなるモノでしょうか。 (抗がん剤保障は両方にあります) (A)抗がん剤の保障がなぜ、重要なのか? それは、抗がん剤治療が、場合によっては 年単位の長期になるからですよ。 月に5万円でも、年間60万円。 それが、5年続けば300万円です。 例えば、慢性骨髄性白血病の場合、グリベックという抗がん剤が 登場した為に、治療が一変してしましました。 かつては、100%死亡と言われていたのが、この薬の登場で9割が 助かると言われるようになりました。 ただし、生涯、薬を飲み続けなければならない。 グリベックは、極端な例ですが、 再発防止に、1回10万円、20万円(3割負担で3万円、6万円) という高額な薬を年単位で続けるというのは、良くあることです。 抗がん剤は、ここ10年で非常に発達しました。 その一つが副作用の軽減です。 だから、入院患者より外来患者の方が多くなったのです。 (平成20年に逆転) そして、副作用の軽減により、長期投与が可能になり、 それが救命率の向上にも役立っているのです。 (Q)治療で仕事ができない…… ということを考えたことがありますか? (A)治療費が払えるのは、収入があるからです。 会社をクビになったら? 治療の為に仕事ができない状態になったら? それが年単位で続くとなったら? 病気治療の為に休職している社員を1年間も 雇い続けてくれる会社がどれだけあるでしょうか? がん患者の3割が失業を経験するというのは、 世の中、甘くないという証拠です。 3割が失業というのは、NHKなど色々な調査が同様の結果なので、 信用できると思います。 治療が短期に終わる人も多いことを考えると、 3割という数字は、とんでもなく高い数字です。 (アンケートなので、死亡した人は統計に乗ってこない) 癌は、早期発見・早期治療ができれば、 10万円~20万円あれば治療できます。 でも、一つ間違うと、たちまち、百万円単位の負担になります。 その原因の一つが、早期発見できる癌がそれほど 多くないということ。 (例えば、毎年健康診断でX線撮影している肺癌でさえも、 多くは早期発見できていません) 毎年、10万円、20万円払って、がんドックを受けるわけにも いかないでしょう。 ちょっと長期になると、たちまち、収入の問題が生じること。 などなど、考えなければならないことは、山ほどあります。 それでも、私は、現時点で、若い方ならば、 アフラックをお勧めしています。 その理由は、今後も、見直しが必要になる可能性があること。 アフラックは、新しい保険を発売したとき、 旧契約者に対して、特約などを発売して、保障を充実させられること。 つまり、今までの契約を解約しなくても見直しができる。 この点を高く評価しています。 http://www.aflac.co.jp/keiyaku/tokuyaku/goods/ 一方では、複数回が5年に1度というのは、やはり、 期間が長すぎるでしょう。 (再発・転移ではなく、治療中であれば良いので、慢性骨髄性白血病 のような患者の方にとっては、逆に、メリットがある) なので、やはり、一長一短なのですよ。