中国に逆らうことを良しとしない政治家やODAで旨みを得る連中が大勢いるため、日本政府は改善するつもりはまずないと思います。小泉首相も意気揚々と日本国内の「行政・財政改革」を叫んでいますが、ODAの削減を掲げることはしないでしょう。
困ったことにマスコミもだんまりを決め込んでいます。
私も日本の中国に対するODAは以下の理由で反対です。
1.中国はその資金の多くを軍事費に回しています。もちろん中国の国策は「反日」です。当然、中国の核ミサイルは日本に向けられています。
2.中国は北朝鮮への資金援助を行いますが、元を辿れば日本の資金です。これにより中国は北朝鮮を手なづけ続けることができますし、日本が仮に北朝鮮へ経済制裁をしても実質意味はないでしょう。
3.中国は日本からODAが入ってくることは殆ど情報公開していません。国内向けにはヒタ隠しすることで親日を作らないように、反日を増やすように努力しています。
4.中国はもはや発展途上国ではありません。自力で開発できる能力は既に整っていますし、中国人も日本を追い抜いたと思っているでしょう。
5.中国は日本のODA援助に対し、真摯に感謝していません。感謝しろとは言いませんが、日本を敵性国家に仕立て上げて日中友好を掲げる矛盾した国家とどうして仲良くなれるのでしょうか?。
6.そして日本は今膨大な財政赤字を掲げています。もちろん最貧国や途上国への協力はある程度やむをえませんが、見直しもせずに今のまま垂れ流し続けると、モラトリアム・国内の預金封鎖・貨幣価値引き下げなどの発動スイッチを押さなければならないでしょう。大パニック間違いありません。
ただ現実問題としては削減すら不可能でしょう。中国に進出した日本の企業への報復、輸出入の報復措置、傀儡政治家や利権を得た者達の猛反対、下手をすれば反対を唱える政治家などは暗殺・失脚などもありえます。