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プロテクティブプット
△ 取引 A.先物買(6月限) 価格90*購入数100 B.プットオプション買(6月限)[権利行使価格;100] 価格6*購入数100 質問1 上記の取引通りに実施した場合、+400でしょうか。但し、手数料を除きます。 質問2 理論上、プロテクティブプットはノーリスクでしょうか。 質問3 プロテクティブプットを年間通じて実施した時、最もリターンが得られるモノ(日経平均、商品など)を教えて下さい。 御回答、頂ければ幸いです。
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- 多田 靖志(@180cojp)
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【質問2】 理論上、ノーリスクの投資はオプションに限らず、 その他の投資でもないでしょう。 一番安全だと考えられている預貯金でさえ、 インフレのリスクを背負ったりしているので。 【質問3】 オプション取引は投資手法であって、 金融商品そのものではありません。 また、原資産などの金融商品そのものによって利益になるのではなく、 その金融商品に対して何を知っているかがリターンにつながる、 という考え方をされた方がいいと思います。 例えば、金が高騰しているからといって、 全員が利益を上げることができる、 ということではないということです。 ● ただ、オプション取引を学べば、 投資の幅が大きく広がります。 株式投資しか知らない方にとっては、 株価が安値になるまで待たなければなりませんが、 オプション取引を学んでいる方にとっては、 その安値でPut売りから仕掛けることができます。 その安値まで株価が下落しない間は、 Put売りによる受取プレミアムを積み重ねることができますし、 仮にその安値まで株価が下落しても、 今度はその安値で株式を保有することができます。 (Put売りの義務履行で株式を買う義務を負う) そして、次にはカバード・コール戦略によって、 Call売りによる受取プレミアムを積み重ねることができますし、 仮にCall売りの権利行使価格まで株価が上昇しても、 今度はその高値で株式を売却することができます。 (Call売りの義務履行で株式を売る義務を負う) Put売り、Call売りによる受取プレミアムの利益だけではなく、 株式の売却益による利益も享受することができる、 というようなことも実現できます。 ● さらに、 カバード・コール戦略とプロテクティブ・プット戦略を 組み合わせるようなスプレッド戦略も可能です。 プロテクティブ・プットのPut買い支払プレミアムを カバード・コールのCall売り受取プレミアムで相殺すれば、 より有利な(利益となる確率が高い)ポジションをとることができます。 ● オプション取引の基礎知識をしっかりと学び、 権利行使・義務による原資産の受け渡しなどを 身に付ければ、どのような局面からでも、 利益を生み出すことができる戦略を選択することができます。 その選択の自由が、 オプション取引(option=選択)の魅力だと思います。
- investor555
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ご存知かと思いますが、 プロテクティブ・プット(Protective Put)を 仕掛ける際の想定は以下の通りです。 「原資産を保有しながら、 原資産の上昇を見込んでいるものの、 短期的な原資産の下落が心配なので、 同時にPut買いを仕掛ける」 【質問1】 そもそも設問自体の前提に間違いがあります。 それは、Put買いプレミアム、「価格6」の部分です。 プレミアム=本質的価値+時間価値です。 本質的価値とは、Putの場合、 権利行使価格-原資産価格なので、 上記の場合ですと、100-90=10となります。 これに満期日までの時間価値が加わりますので、 少なくともPut買いプレミアムは10以上になります。 【質問2】 ということですので、 ノーリスクではありません。 ただ、プロテクティブ・プット戦略は損失限定です。 原資産購入価格とPut買い権利行使価格が同じであれば、 損失はPut買いの支払プレミアムに限定されます。 【質問3】 すべては投資家ご自身次第ということになります。 先物オプションの原資産によって、 成績が変わるというわけではありません。 日本市場では日経225オプションしか、 自由に取引できる環境ではありません。 アメリカ市場であれば、 先物オプション取引が可能で流動性の高い、 原資産は豊富です。
補足
設問の前提を変えます。 (プロテクティブプットは先物買+プット買のポジションを組み合わせたものとして解釈してしまい、仕掛ける際の想定を知らずに使っていました…) 同一月限の先物によって対象資産を保有し、当該資産を同一月限の(権利行使価格が先物より最も高い)プットの行使によって、利益を確定します。 △ 取引レート 先物4,320 プット4,900 価格541 ※ 同一限月 質問4 取引レートのそれぞれ1kg分保有し、決済した場合、 {4900-(4320+541)})*1000g =+39000 (-売買手数料)/枚 となりますでしょうか。 質問5 質問4通りに取引できた場合は、理論上、裁定取引となりますでしょうか。 質問6 金先物及び、金プットオプションの取引できる証券会社を挙げてください。 御回答、頂ければ幸いです。 お手数をお掛けして申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願い致します。