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交流専用車両を、誤って下関行きに充てたミス

古い新聞記事のことを今更持ち出して恐縮ですが、 http://kyushu.yomiuri.co.jp/entame/railway/scrap/0709/sc_709_07092501.htm http://kyushu.yomiuri.co.jp/entame/railway/scrap/0709/sc_709_07092502.htm この記事が正しいのか疑問に感じたもので、見解を聞かせください。 1. >>この車両は五十九年一月、新潟運転所から鹿児島運転所に配転され、 >>鹿児島工場で、直流専用から交流専用車へ改造されていた。 私は、交直両用車を交流専用車に改造していた485系、という認識だったのですが、 実は181系から改造した車両だった、のが事実なのでしょうか? >>ところが、その際、交流専用の車両を示す「七八一」系の車両番号を付けず、 781??? 私は、改造車両でも485系関連の車両番号が付けられて、番台等で区別していた、 という認識だったのですが・・・ >>作業員が誤って交流・直流の切り替え装置がついた車両を示す >>「四八一」系の車両番号を取り付けて登録。 確かに、当時の車両形式番号割り当ての原則基準だとその通りですが、 そもそも、改造の際に交流専用形式を登録しなかった時点でミスだった、 ということでしょうか? 2. >>下関までの乗客三十人は、特急料金の全額払い戻しを受けたうえで、 >>約三十分後の普通列車に乗り換えた。 これは、急乗承の扱いで全額払い戻し、 >>下関から乗る予定の二十人は普通列車で乗り継いだ。 こちらは事故列変の扱いで、小倉発になったことで差額がある場合のみ、 その分を払い戻し。 この解釈で合っているでしょうか。 よろしくお願いします。

みんなの回答

  • B-rapid
  • ベストアンサー率33% (368/1098)
回答No.7

記事自体に大きな錯誤があります。 問題になったのは、クハ481-501と-502の2両ですが、これは181系クハ181とクハ180からの改造です。 九州内特急の短編成化に伴い先頭車が不足したため、既存車の運転台取り付け改造だけでなく保留車になっていたクハ181を転用/改造したのです。 485系のクハとして改造されたのですが、当時の九州内の485系は交流電化区間しか走行していなかったため事実上交流専用車のような扱われ方(直流電化区間だけで使用する機器は使用停止にしていたことも)をされていたため、改造の際も「どうせ交流区間しか走行しないから」ということで交直切り替えスイッチを取り付けなかったのです。(手抜き改造といえばそれまでですが) ところが、改造時には想像していなかった下関乗り入れが誕生。そして交直切り替えスイッチを取り付けていなかったことをすっかり忘れてそのまま運用に入れていたため、小倉駅で切り替え試験(これは交直セクションを通過する列車は必ず行います)をしようとしたらスイッチが無いことに初めて気がついて騒ぎになったのです。 この騒動のあと、慌てて切り替えスイッチの取付をおこなっています。 詳しくはこちら http://ja.wikipedia.org/wiki/485%E7%B3%BB#.E6.94.B9.E9.80.A0.E8.BB.8A

  • wyd7rg
  • ベストアンサー率48% (18/37)
回答No.6

記事の説明はかなり滑稽ですね。 この車両は元クハ181・180で直流専用の181系の先頭車でした。 列車の増発を行う代わりに車両を短編成化したために、不足する先頭車を上越新幹線の開業で不要になった181系の先頭車のみを九州で使うために改造したものです。当時2両改造されたそうです。 改造時、485系と連結して走れるように最低限の改造のみで、転属当初は九州島内でしか運用がなかったので交流・直流の電源切り替えスイッチは設置されませんでした。 しかし、改造後2年以上たってから本州に乗り入れるようになったのですが、スイッチがついていないことを忘れていた。といったとこではないでしょうか? 当時九州の特急電車はすべて交直流車で交流専用車はありませんでした。そのうち2両のみがスイッチがついていないとは思わなかったのでは・・・

  • nobotta
  • ベストアンサー率35% (7/20)
回答No.5

関西地区では、485系を直流専用化した際に、183系700・800番台に形式変更していますし、 少なくとも、交流専用車両に改造した時点で、形式を78X、88Xに変更しなかったのが、現場のミスを招いた要因ではないでしょうか? 既に存在し、互換のない781を引用したのは記者の落ち度ですが。。。

回答No.4

当該車両はクハ181からの改造車であり、床面高さが他の485系より低かったので一目見ただけでそれと見分けがついていた車両です。 なお、485系は、主回路など電気的な部分に関しては、直流電車183系に交直機器を取り付け、接地回路を別にしただけに等しい車両であり、183系、181系とは「瓜二つ」です。 対し781系は制御方式が全く異なり、クハ781をモハ484・485などと連結しても絶対に走りません。 よって、なんでも現場の責任にして逃げていた国鉄当局のコメントか三流新聞の聞きかじり記事のせいかしれませんが、 >>ところが、その際、交流専用の車両を示す「七八一」系の車両番号を付けず、 >>作業員が誤って交流・直流の切り替え装置がついた車両を示す >>「四八一」系の車両番号を取り付けて登録。 のくだりはデタラメもいいところです。 485系としては、九州島内では問題なく使え、一方781系とは連結できない車両を781系として登録すべき、などと言うのは筋違いも甚だしいです。 したがって481系の中にあっては番台区分してあったので、なおかつ当該車両を組み込んだ編成も編成名に何か特徴付けをし、その事を周知徹底させて九州島内限定で使用していれば防げた事故でした。 なお、当時の車両状況では交直切替スイッチの位置や形状が統一されておらず、よって直流冒進を防ぐ為に区間を担当した乗務員が交代後すぐに交直切替スイッチの位置と形状を確認したのは賢明とはいえ、至極当然の行動でした。 そのお蔭でセクション付近で列車が立ち往生する事態は避けられたと言えます。 ちなみに交直車両が交流区間から直流冒進すると、一次コイルなんて直流電気には無負荷同然ですから一気に大電流が流れ高圧フューズ溶断・架線停電で長時間立ち往生になってしまいます。 なお、私は運転系統の人間ですので、当該事故当時お客様に対しどのような対処をしたかは覚えておりませんんが、特急料金には「設備使用料金」的な意味合いもありますので、たとえ遅れが2時間以内でも部分運休を理由に全額払い戻しをする事は、規定上可能かと思います。 そのような処置がされた方が望ましいと思います。

  • kuni-chan
  • ベストアンサー率22% (678/3076)
回答No.3

 485系は交直両用車ですが、車両上で交流を直流に変換していますから構造上は交流区間も走る事ができる直流車です。  交流と直流の切り替えは運転台にあるスイッチで行いますが、該当する先頭車には設置されていませんでした。  そうなったのは直流区間に入らない為です。  この車両についてはWikipediaにもありますが181系の改造車です。  交流用の781にしなかったと書いてありますが、記者の取材不足による誤認識です。切り替えスイッチを省略しただけですから基本は他のクハ481と同じですから形式を変えなかった事が誤りと言い切れる事ではないでしょう。  作業員が番号を誤る事も考えられません。型式番号は作業員の一存で決まる事ではないからです。  このミスは、全ての運転台に切り替えスイッチが装備されていると思い込んだ事が原因と思います。  改造時に取り付けるのを忘れていたら、完成時の検査をパスしません。  もし検査で設置されていない機器を見落としたとすればそれこそ大問題です。  あと、 >直流モーターに交流モーターを追加して  という事を言っている方がいますが、485系に駆動するために交流モーターを搭載した車両は1両も存在しませんし、あの台車にどうやって追加するのでしょう。  直流モーターを外すなんて構造上あり得ません。直流モーターを外したらどうやって動かすのでしょう。

  • windwald
  • ベストアンサー率29% (610/2083)
回答No.2

1.についてですが、おそらく質問者さんの通りでしょう。 485系の先頭車としての改造車ですから481型として登録されるのは自然です。 九州向けの改造と言うことで交流固定にしてしまったのか、 単純に切り替えスイッチの設置を忘れたのかは分かりません。 しかし、481だから交直両方に使えると思い込んで確認しなかったことがミスです。 番号を700代にしなかったミスではありませんが、 新聞記者が断片的な理解から記事を書いたものでしょう。

  • tetu758
  • ベストアンサー率58% (810/1390)
回答No.1

 鉄道サークルで鉄道史等を教えている管理者です。家族は国鉄や大手車両メーカーに勤務し、オフレコでない部分についてのみ回答します。  この車両は製造当初は新潟上沼垂に所属した181系ですし、「とき」から撤退後に交直両流対応の485系に改造されました。  <経緯>  当時は交直琉対応の車両でも切り替え釦がない車両がある件に関しましてですが、転属先が交流であるのに鹿児島へ移動した際に追加しなかったのには経費削減が影響しています。直流モーターに交流モーターを追加して九州の島内を走る以外に必要ないと判断し、装備されませんでした。  <原因>  国鉄末期に九州の門司港駅始発の「にちりん」、「有明」を関門海峡を越えて車両区のある下関駅まで延長されるまで島内のみでの走行でしたから問題はありませんでした。この時に車両不足から釦の装着していない車両を設定してしまった訳です。    この件と対象になるのが、転属の際に青森に配属されて初代「白鳥」使用されてた485系は後に札幌に転属の際には直流モーター等は取り外さずに残し、781系が配置された時に上沼垂に転属する際に問題はありませんでした。  払い戻しは特急券は全額ではなく、対象範囲のみの払い戻しだった記憶していますが、新幹線乗継が絡んだ場合は手数料なしで払い戻した記憶があります。