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種痘の跡
はじめまして、37才の既婚者です。私の妻36才の事なんですが、小学生の時受けた種痘の注射跡がケロイドになっていて、高校の時は市販のカット板で隠せるくらいだったそうですが、現在はたて13センチ*よこ5センチ程になり痛さ、痒さ、精神的苦痛で悩んでおります。もちろん、いろんな病院にも通いましたがこれといった治療法は、指示してもらえません。どなたか、良い治療法と、治療費の助成等がありましたら教えてください。宜しくお願いいたします。
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yodaさんに次いでお答えします。種痘後の萎縮性瘢痕は通常よくなるものですが、13cmもあるくらい大きくなっているものは肥厚性瘢痕などではなく、質問にあるようにケロイドです。 ケロイドは根本的には体質によるものなのですが、そのできやすい部位もあります。種痘をうつような上腕などの間接周囲や緊張のかかる前胸部や上背部です。 さてケロイドの治療は絶対にしなければいけないのが、肥厚性瘢痕と同様に圧迫です。(これがすれて痛みや痒みもでますが、できるだけサポーターにての圧迫を続けてください。市販品では上腕の肩関節にかかるところで使用しづらければすこし高くなりますが皮膚科・形成外科にてorder madeのサポーターを取り扱っているところもあります。) 次いでたぶんもうすでに飲まれていたと思いますがリザベンの服用です。これは保険適応は6ヶ月ですができれば数年間は飲まれたほうが良いでしょう。 同時にランクもありますがvery strong class以上のステロイド外用です。数年間は続けてください。 これにて無効時にはステロイドの局所注射がありますが、ケロイドは刺激に敏感になっており通常の針にての注射では疼痛が強いときがあります。そのような場合、私らはマーダジェットという空気式注射器を使用します。(美容外科にて無痛麻酔と書いて使用するものです。) これでも効果が出現しない場合は軟X線の照射やCoの照射となります。 現実問題としてケロイドの治療は一朝一夕にはいきません。通常は年単位にて行うものですが、治療効果がすぐに現れず、途中で中断される方が多いです。できましたなら、Dr shoppingを繰り返されるのではなくて、きちんと大きな病院で(大学病院等)、続けて治療を継続してください。 また費用に関してですが、ケロイドは通常は補助はありません。その家庭の収入の問題であり、生活保護や助成制度の方は当然のことながら無料です。それ以外の方は、通常の負担割合が必要となります。
- yoda
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yodaです。 ケロイドだけに限らず、皮膚が損傷を受けた時は、 真皮の半分位ならば再生します。 しかし、それよりも深い場合は再生せずに瘢痕組織に変化して、その上に薄い表皮が覆うので傷あとになって残ってしまいます。 傷口がふさがってから傷あとが落ち着くまでは数カ月から何年もかかる場合もあるそうです。(奥様のように) 通常は治る過程では赤くなり、多少の腫れも残ります。 瘢痕組織の増加に伴い、傷あとは盛り上がってきますが、周辺の皮膚の高さまで至らないものを陥没性瘢痕といいます。 例えば種痘の他にも、顔のニキビや水疱瘡も痕がこうなる場合があります。 1度できた傷あとは、面積の縮小や平坦化、醜い線の縮小などで目立たないようにする事は出来るでしょうが、完全に消すことはできません。 ケロイドは、瘢痕組織が周囲の正常な皮膚に侵入し、傷あとが盛り上がり、広がるために生じます。 治療費に付いては解かりませんが、 治療法としてはその症状に依りますが、物理的療法(圧迫)・理学的療法(炭酸ガスレーザー・コールドレーザー)・薬物的療法(ステロイドの含有テープ貼付・注入など)・放射線療法等の治療法があります。 皮膚科へ行って、相談するのが良いでしょう。