当地新潟では、法事の部屋の入り口側は主宰者側で、奥がお客様用とされているようです。
従って、私なら、お客様には奥側、つまり庭を背にして座って頂きます。
それに、着席前に、しばらく庭を眺めて頂いて、そのまま(近くに)着席して頂くのが、やはり筋なのではないでしょうか。
入り口側に座ったら、庭を見てから座ろうとすると、奥側の人をかき分けて座席に戻らなければなりませんし、むこうに座った人間が邪魔で庭なんて見えませんからねぇ(部屋の床が傾いていれば別ですが)。
さらに言えば、トイレなどに立つことを考えると、出入りの際にダレでも必ず通る入り口側はその都度ホコリが舞い上がりますので、「お客様」には不向きなのではないでしょうか。
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以前、なにげなく葬儀のことをインターネットでみたことがあるのですが、こちらとは逆でした。
我が家は浄土真宗大谷派で、先日曹洞宗の葬儀にも出てきましたが、葬儀の場合、我が家と同じ配置で、祭壇を正面に見て左(祭壇側から見ると右)に喪主が座りました。
それで今、もう一度インターネットを見てきましたが、やっぱり書いてあったのとは逆でした。
葬儀と法事は違うかもしれませんし、葬儀会場からは庭は見えませんので、上下が違うのかもしれませんけどね、要するに、自分の考えでよいということじゃないでしょうか。
ということで、お客様には、奥に庭を背にして座って頂く方式を推奨致します。