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球根
日当たりのよい場所にて土の中に埋めるだけで 毎年勝手にお花が咲きますでしょうか。 よろしくお願いします
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植えっぱなしでも、植えておく場所が適切で、丈夫な種類、品種の球根であれば、それなりに花は咲きますよ。 1.適切な植え場所 *日当たりが良い・・・日陰だと養分を蓄えられずに消えてゆきます。日陰に強い種類でも2-3時間、普通は5-6時間以上の日当たりは欲しいです。 *雨が止んだ後ドロドロにならない・・・水捌けが悪いと腐ります。日本は長雨があるので重要です。水捌けが悪い場合は、土を20-30cm盛って高くしてやれば対応できるかもしれません。 *酸性度が強くない・・・強い酸性の土を嫌う球根が多いので、植える前に石灰などを適量混ぜ中和しておくと良いかもしれません。 *深めに植える・・・鉢植えの場合、根の広がるスペースを確保するため浅めに植えますが、地植えの場合は、夏の高温や冬の凍結を防ぐために深めに植えます。種類にもよりますが、15cm以下の深さに植える事が多いです。 2.丈夫な種類、品種 改良が進んだ園芸品種は自然の厳しい環境に負けることも多いので、毎年掘り上げて植え直した方が無難ですが、野性味の強い品種は放っておいても生き残りますので、そういった品種を選びましょう。 例えばチューリップの場合、立派な花が咲く園芸品種は、放っておくと消えてゆくことも多いですが、原種系といわれる小さな品種は、植えっぱなしでも結構残ります。他に、スイセンやムスカリなどは全般的に強く、余程悪い環境でなければ生き残ると思います。 3.それなりに咲く ここが問題で、葉っぱは毎年出るはずですが、花は毎年咲くとは限りません。 前年の養分の貯蔵が不十分だと、その年は花をつけずに養分をため、翌年に開花することもあります。庭に植えて放任しておくと結構そういうことがありますが、それが自然のサイクルですので、そういうものだと思っていたほうが良いと思います。 開花する株数を少しでも増やしたい場合は、花が萎れてきたら摘んで種をつけさせないようにし、葉っぱが自然に枯れるまで肥料を適量与えて球根を太らせましょう。
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- yamm916
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これはまた大胆にも、大雑把なご質問ですね。球根植物といわれているものには、非常に多くの種類がありますので、比較的育てやすいものからなかなか花を咲かせないものまでありますよ。ただ、植え付け時にすでに養分を蓄えていることから、種から育てるよりは生育が早いものも多いです。 春から夏にかけて咲く「春植え球根」グループ(ダリア、グラジオラスなど)には、寒さに弱いものが多く、秋に掘り上げて暖かい場所に保管しないとだめなものがあります。一方、「秋植え球根」グループ(チューリップ、ヒアシンスなど)のなかには、気温が高くなると葉が枯れてしまうため、暖地では球根の養分が蓄えられず、植えっぱなしでは次第に花が咲かなくなるものがあります。 また、球根植物には株が増えて(分球)、密生してしまい、養分不足で花が咲かなくなるものもあります。 日当たりのよい場所で、植えたままで勝手に毎年咲く球根でおすすめは、春植えならタマスダレ、ハブランサス、リコリス(彼岸花)、秋植えならスイセン、スノーフレーク、原種系ゆりなどです。 球根とひとくちに言っても、それぞれにとても個性的で奥が深いものです。育てやすいものでもそれなりに世話をすればより素敵な花を咲かせてくれます。質問者様もぜひ育てていただいて、その魅力に触れていただきたいと思います。