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高圧ケーブルの接地が浮いた(外れた)場合
電気工事中にふと疑問に思いましたが、 ありえない仮定ですが、充電中の長さ100mくらいの高圧ケーブル(6600V)の接地が外れて、 それに気づいた作業員が停電せずに、外れた接地線を素手で触って再接続に行った場合 感電するのでしょうか? 芯線とシールドの間には架橋ポリエチレンの絶縁体があるので平気な気もしますし、人体のインピーダンスを3000Ω程度でザックリ計算すると、200V程度に感電しそうな気もしますし、触った瞬間だけ3810Vで感電しそうな気もするのですが、実際どのようになるのでしょうか? ご存知の方や経験者の方(おらんか・・・)すみませんが宜しくお願い致します。
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>外れた接地線を素手で触って再接続に行った場合感電するのでしょうか? 場合によっては、感電します。 場合というのは、ケーブルの状態による為です。 高圧ケーブルの誘導というのには、静電誘導と電磁誘導との両方があります。 静電誘導はケーブルの長さに比例して増えるので、長いケーブルほど誘導電流が大きくなります。 もう一方の電磁誘導は使用電流に比例して大きくなるので、消費電力の大きい時ほど誘導電流は大きくなります。 ただ電磁誘導には、もう一つ大きくなる理由があります。 それは、絶縁体の劣化です。 絶縁体の能力が落ちる事で、漏れ磁束が増える事が原因になります。 参考書では静電誘導の方を大きく持ち上げていますが、電磁誘導の方が持続するので、人体に与える影響が遥かに大きく危険なのです。 小規模の自家用設備では余り関係ないかもしれませんが、大規模工場や配電線のシースアースでは、電流量が大きいので気をつけてください。
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- toutou4989
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誘導電圧が高くても、人体通過して流れる電流は極僅か(というかほぼゼロ)でしょうし触れた瞬間に電圧もかなりダウンするでしょうから、予想としては何も起こらないんじゃないかな? ただ、充電中の6Kケーブル端末に近づく事自体がご法度なので経験者はいないのでは? そんなミスありえないでしょうし。
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ありえない設定に回答いただきありがとうございます。 もう少し自分でも考えてみます。 お忙しいところ本当にありがとうございました。
ケーブルの接地ってシールドアースの事ですか? ケーブルの全体長が長ければ誘導起電力も多く乗りますので、測定できれば誘導電圧は高いでしょうね。 元々のケーブル容量に対する静電容量も関係します。 シールドアースは誘導を逃がすのが目的ですが、誘導は必ずアースで逃げるとは限りません。 実際には感電するかどうかは時と場合によると思います。 しかし基本的には充電中の高圧ケーブルのシールドアースを接続し直しする際には停電させるのがベストです。 シールドアースは充電中の高圧ケーブルで、きちんとケーブルブラケット等と共にアースされてる状態でもかなり衝撃を感じる事もあります。
お礼
お忙しいところ本当にありがとうございます。 質問の主旨としましては、6600V高圧ケーブルのシールドアースが何らかの事情で両端とも 完全に浮いている(接地端子から外れている)場合に、人間がそのシールドアースに触れた場合に、 どの様になるかが疑問です??? 分担電圧で考えると、 1.触れる前,触れた瞬間 ケーブルの静電容量のインピーダンス(ザックリ51kΩ)と開放端(無限大Ω)が直列で、触った瞬間は 3810Vに感電する 2.触れた直後 静電容量のインピーダンス(ザックリ51kΩ)と人間のインピーダンス(3kΩ)が直列で、 人間側は約200V電流は0.07A 3.架橋ポリエチレンの絶縁が完全なので何も感じない 自分には上記3通りのパターンしか思いつきませんが、実際どうなのかでしょうか・・・・ 実際に100m程の機器間の高圧ケーブルの工事中、ケーブルが片端接地で工事側のシールドアースが接地と未接続側だったので反対側が、外れていて充電中だった場合、このシールドアースに自分が触った場合は電圧がかかるのかと疑問に思いました。
お礼
ありえない設定に回答いただきありがとうございます。 ケーブルは誘導電圧調整器からテスティングトランスへの古い高圧ケーブル(片端接地)で電流もそこそこ流れそうなので誘導電流も考えないといけないんですね・・・・ まだちょっとモヤモヤしてますので、もう少し自分でも調べたり、考えたりしてみます。 実験できると簡単ですがそういうわけにもいきませんので・・・ お忙しいところ本当にありがとうございました。