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外国語を覚える臨界期
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=732556の 質問とも関係があるんですが、新に疑問が浮上しましたので質問を出します。 よく言われるのが 外国語を覚えるのは早ければ早いほど覚えやすいと言うことですね。しかし、母国語への影響とか 言語能力の発達の面を考えたら小学3,4年生頃がベストだと思います。そして、12歳を超えるあたりから急に難しくなりはじめすね。 私がうまく自分で解釈できないのは 年を経るに従って 外国語が受け入れにくくなる脳のメカニズムです。 特に12歳から14歳の間がボーダーラインのような気がします。 この質問も今一 趣旨がはっきりしないかもしれませんが、お付き合い戴ければ幸いです。
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幼児や早期の語学教室は、都合のいい部分だけ宣伝の可能性があります。 それ以外で、実際、学術的な研究の意見の HP を2件紹介します。 第一言語 (母国語) 習得の方が臨界期が致命的です。 ◎生物学的言語習得 http://www.asahi-net.or.jp/~ge9m-mtmt/rinkai.htm ◎早期語学教育の必要性 ---- 第一言語習得の臨界期、第二言語習得の臨界期 http://www.osakagaigo.ac.jp/ryugakuoyako.htm 私の考えは「国語力と語学力の関係」にも書きましたが、外国語よりも母国語 の方がもっと重要です。母国語が不十分だと基本的な思考力に影響します。 12歳までに母国語をおろそかにしないで外国語も両立させるのは大変ですね。 このほか、12歳までには理系に必要な論理的な思考力も重要な時期ですし、 音楽や運動能力にも重要です。何より人間形成の上でも重要な時期ですし。 発音に関しては、音楽同様もっと若い時がいいでしょう。 私は、第二言語 (第一外国語) は何が最適かよく考えます。実用的には英語 ですが、言語学的にはどの言語かです。
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- hakkoichiu
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いつも貴重なご意見、拝読しています。 素人の考えとして聞き流して下さい。 1)個人個人によるでしょうが、目的意識、また興味が無ければ覚えようとする意欲に欠けるのではないでしょうか。 親が十分必要性を説いて子供が納得すれば問題ないです。 バイリンガル、トライリンがルの親の背中を見て感化されて踏襲するのなら極自然で理想的です。 2)日本人として個を確立してからでは遅すぎるでしょうか。 私は、外国語を学ぶと言うことは、外国語における 知識を持ち増やして行くことだと認識しています。 日本語での知識(日本文化を含めて)がまだ不足の時に外国語を押し付けられると日本人でもない外国人でもない中途半 端にならないかと心配します。 語学の学者専門家以外なら、母国人並にペラペラになれなくても、誤解無く意思の疎通が出きればよいのではないでしょうか。 余談ですが 外国語が片言しか話せない町工場の経営者が東南アジアへ行ってコンテナ単位の注文を取って来てL/C(荷為替信用状 - 銀行が貨物代金の支払いを保証する証書)が届いたと言う話を聴き、とても参考にになりました。 二十歳を過ぎてからでも、必死になれば何でも出きる可能性を認識しました。 何が言いたいのか分からないような文になりましたが 凡人の考えが少しでもお役に立てば幸です。
お礼
回答ありがとうございます。 母国語で考えても 子供がスポンジが水を吸うように 言葉を覚えるのに、年配の人で新しい言葉さえ追いかけていけない現象が往々にしてあります。当たり前といえば当たり前なんですが、それにしても、子供が単語を1000覚えている間に 年配の人が1つも覚えられないのは不思議な気もします。
- NonNon5
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脳のメカニズムは、よくわかりませんが、自分自身の経験からいうと、確かに、小さいころに外国語を覚えると吸収は早かったですが、使う環境がなければ、抜けていくのも早かったです。もっと、大きくなって二十歳も過ぎてから暮らした外国で、高等教育も受け、仕事をしたのは、口語だけでなく、読み書きの能力も鍛えられたので、なかなか抜けていきません。 あちこち外国に住んだことがあるので、そこで出会ったいろんな人を見ていて思ったのは、言語能力、特に成人してから、母語以外のことばを習得する能力は、個人差が非常に大きく、50歳になろうが、60歳になろうが、新しい言語を習得していける人はどんどんしていけます。 あまり「小学3,4年生頃がベスト」とか「12歳を超えるあたりから急に難しくなりはじる」とか、枠にはめて考えない方がいいのでは。ただ、日本で子どもたちへの英語教育を見ていると、いろいろなところで多様な取り組みがされているかのように見えて、実のところ、とても画一的です。だからこそ、簡単に12歳とかの枠が見えてくるのかもしれません。 が、人間の言語習得能力というのは、以外に底知れないものだと思います。実際、世界を取り巻くいろいろな事情で、難民等となって母国語以外の地域で生きている人たち、世界中をビジネスで飛び回る人たちを見ていると、言語を道具として巧みに操る能力は、年齢よりも個人差がとても大きいです。もっといれば、その言語の集団との関わり方によって、道具である言語の使い方の巧みさも代わってくるとでも言いましょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに年齢だけで考えることは出来ないと思いますが 傾向的な面は強いと思います。 これは 一つ言えると思うんですが、#1さんのおっしゃるように 10歳を過ぎると理屈で考える能力がつきます。英語のカテゴリーでも英語の文法の疑問がよく なされますが、かえって英語の上達の足枷になっている 印象もします。それと、語彙レベルでは1万語は知っているのに 必ず日本語に訳さないと理解できない人も多いです。年齢より個人差は 体力とも似ていますね。 私が知りたいのは個人差よりも 同じ人でも徐々に外国語を覚える能力が低下することです。私も 現在 中国語を勉強しているんですが、小学で始めた英語、中学で始めたフランス語と比較すると、なかなか覚えられないのを実感しています。それでも、スペイン語だったら 中学生よりはスラスラ覚えられる自信がありますけど。
- kanaliko
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十数年、塾で小学生に英語を教えていました。 以前、本で読んだ内容が疑問解明のお力になれるといいのですが。 言葉を覚える時、字の読めない赤ちゃんは、もちろん耳で聞くことから始め、真似をし、少しづつ言語能力を高めていきます。私が教えていた十歳以上の子たちは明らかに違う方法で英語を学習します。音だけではいつまで経っても理解できません。彼らには理屈が必要になっているからです。理論的に組み立てて理解する力がある年齢の子供には文法を同時に教えることで学習スピードがアップします。耳からと理屈から、その境目が九歳前後だそうです。 つまり九歳前後の子供は耳から覚える力もあり理論を理解する力もついてきている頃。それが徐々に耳から言語を身につける能力が下がっていき、十代半ばにはほぼなくなってしまうそうです。cherry77さんがおっしゃっている年齢とほぼ一致してませんか? 私が読んだ内容がどの程度信憑性があるかわかりませんが、実体験として少なくても間違いではないと思います。(しかも何で読んだかも忘れてしまいました。) かくゆう私も中学生になってから英語を学び始めたのでいつまでたってもペラペラというわけにはいきません。自分の子供には小さい頃から英語に触れさせ、上の子は小学一年生から、下の子は三歳からネイティブの先生に教わっています。すごい吸収力にびっくりです。この調子で他の言葉も教えたら覚えるのではないかと思うくらいです。 調子に乗って長くなりました。ごめんなさい。詳しい脳のメカニズムはぜーんぜんわかりません。ごめんなさい。
お礼
回答ありがとうございます。 子供の時からの理想の英語の習得法については http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=732556の質問で私なりにまとめました。私も9歳のころに英語を学び始めました。それに8歳のころから耳は慣らしていたので スラスラ英語を覚えていった記憶があります。
お礼
回答ありがとうございます。 >幼児や早期の語学教室は、都合のいい部分だけ宣伝の可能性があります。 これは提供者の宣伝力と消費者のモノを見極める賢い目の問題で経済の問題にも またがりますね。 >12歳までに母国語をおろそかにしないで外国語も両立させるのは大変ですね。 それは私も全く同感です。#1の方への回答で引用した質問の私の回答もご覧ください。 >何より人間形成の上でも重要な時期ですし。 私の場合、中学でみんなで汗だくになって体と体をぶつけ合うような スポーツの青春が欠けていました。スポーツを楽しむようになったのは大学に入ってからです。