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ギリシャ デフォルト

先日テレビで池上彰 さんのよくわかる「ユーロ危機」の説明を見ました。 その時、景気が良いとされている中国、ブラジル、またアメリカや、もちろん日本への影響などとてもよくわかりました。 その時ギリシアに関する説明もありました。 この「ギリシャ デフォルト」という言葉が含まれていたかどうか、記憶が定かではないのですが、池上さんばりにわかりやすくこの「ギリシャ デフォルト」という言葉と現象の意味を説明してもらえないでしょうか? 検索してもよくわからないので・・・

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  • ベストアンサー
  • poomen
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回答No.1

 デフォルト=債務不履行・・・借金を返さない。  どこの国でも歳出が歳入を上回る「赤字財政」が一般的です。その差分は国家が国民や他国の金融機関などに借金をすることで埋め合わせています。この場合「国債」を発行する、ということで借金をしています。従って国債とは借金の証文と思えばいいでしょう。  で、この国債には利息が付きます。従って、お金が余っている人や集めた資金の運用先を探している機関にとっては国債は比較的安全な投資先になります。  ギリシャの場合は国債の発行額(借金総額)が膨大になりとても返済できないのではないかということで、「デフォルト」危機が広がりました。結局、借金の2/3近くなかったことにしてもらう(借金額の減額)、ということで決着が付きました。国債を購入した個人や投資機関は丸損です。従って厳密な意味でデフォルトではありません  以前にもアルゼンチンなどがデフォルトを引き起こしました。その時には世界に向かって「国債の償還(返済)はいたしません」と宣言しました。いわゆる借金の踏み倒しです。個人・機関は大損を被り倒産する銀行・投資会社もでました。  今回のギリシャの場合は、国債を購入した個人・機関、つまり金を貸した側の「合意を得て」借金額を減らしてもらったということです。まあ、デフォルトされて一銭も帰ってこないよりははるかにましですからね。しかしデフォルトの危機は去ってはいません。  これもご参考に http://ken3akita.blog.fc2.com/blog-entry-205.html

hare_hare00
質問者

お礼

詳しい回答ありがとうございます。 少し理解の糸口はつかめたような気がします デフォルトという言葉に惑わされていて、なんだかよくわからなくなっていたのかも知れません。 債務不履行ということなのですね。 いずれにせよ経済用語は苦手なのでご紹介いただいたページもじっくり読ませていただきます。