- 締切済み
松島基地が津波に襲われた対応について
今テレビで見ましたが、松島基地に津波が到達したのは地震後一時間程らしいです。その間航空機を飛ばせなかったのですか?他の陸上自衛隊が津波到達をライブで中継しているのに、松島基地からは飛び立てなかったのはなぜか?滑走路の点検などはわかりますが、ヘリまで水没してました。ヘリなら飛び立てたのでは?私は多少基地の判断に間違いがあったのでは?と思い質問しました。松島基地の方に失礼ですが、単純な疑問です。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
みんなの回答
- mrst48
- ベストアンサー率9% (303/3050)
この件につて、私も疑問に思っていましたが TV番組でやっていて、当時の状況がわかりました。 地震の揺れと情報収集の為に離陸する基準も あったそうですが、揺れによる司令室の機材・備品が倒れ 散乱し、使用できなかったこと。 基地周辺の降雪による視界不良で離陸するには危険な状況だったみたいです。 ただ、降雪の視界不良は戦闘機の基準で、この基準が ヘリの飛行まで、危険だったかまではリポートしていませんでした
- ushi_san
- ベストアンサー率0% (0/1)
通常、滑走路の点検は震度4以上の揺れを観測した場合に行われます。 揺れは基地内に設置されている震度計によって観測されていると思います。 参考 施設の管理体制 / NAA http://www.naa.jp/jp/airport/safety_shisetsu.html そして、震災当日の14:46から16:00にかけて、松島基地がある東松島市と隣の松島町で観測された震度4以上の余震は以下のとおりです。 気象庁 | 震度データベース検索 http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/shindo_db/shindo_index.html 東松島市 2011年3月11日14:46:18 震度6+(本震) 2011年3月11日14:51:27 震度4 2011年3月11日14:54:31 震度4 2011年3月11日15:06:10 震度4 松島町 2011年3月11日15:08:53 震度4 2011年3月11日15:12:58 震度4 2011年3月11日15:15:34 震度4 2011年3月11日15:25:44 震度4 揺れっぱなしだったわけです。これでは点検は終わりません。 そして、想定されている宮城県沖地震では、東松島市(矢本)は45.7分(連動型)で津波が到達すると予想されています(138ページ)。 宮城県/総務部/危機対策課/宮城県第三次地震被害想定報告書 http://www.pref.miyagi.jp/kikitaisaku/jishin_chishiki/3higaishin/sanzihigaitop.htm 次に、ヘリであれば飛び立てたのではないかということですが、ヘリの場合は離着陸時に揺れを受けるとバランスを崩す(これを地上共振といいます)可能性があり、機体が横転または損傷することがあります。 参考 Ground Resonance - Side View - YouTube http://www.youtube.com/watch?v=RihcJR0zvfM この映像の39秒以降では、機体が揺れだしたために、すぐに離陸する様子が映っています。 Helicopter Ground Resonance - YouTube http://www.youtube.com/watch?v=6vICf8l-KV0 以上の理由から、当日の航空機の離陸は不可能であったということになります。
お礼
わかりました
- yusuke0428
- ベストアンサー率47% (262/557)
こんばんは。 仙台空港での話ですが、 上空からの津波報道で去年のピリツァー賞を受賞したNHKのヘリは、 たまたま点検で格納庫の外に出ていたそうです。 格納庫にあったほかのヘリは、地震の揺れで機体やプロペラがぶつかるなどして、 点検が必要になって、結局は飛べませんでした。 NHKのヘリも地震のあと、すぐ飛び立とうとしましたが、 管制から許可が下りず、最後は自主判断で離陸したということです。 もちろん飛行機は、滑走路や管制システムの点検、機体の確認が必要だったうえ、 パイロットの不在なども重なって、飛んで避難することはできませんでした。 航空機の中には、給油されていないものもあったでしょうね。 さらに、通常はフライトプランを事前に提出するものですし、 飛んだからには降りる場所も必要です。 結果、ヘリを含めた多くの航空機が、津波に流されてしまいました。 そうしたことは、おそらく松島基地でも起きたと思われます。 たとえば戦争中でもあれば、そんなことも言ってられず、離陸を試みたのでしょうが、 災害が発生したとはいえ平時には違いなく、津波の高さも予想外だったのでしょう。 さらに自衛隊の性格上、災害発生に合わせて陸上での災害出動に備えたでしょうから、 航空機や滑走路などの点検は、最小限の人員を割くにとどまったと思われます。 以上、想像ではありますが、 そんなもろもろが航空機の喪失につながったと思いますが、いかがですか?
お礼
詳細ありがとうございます。
補足
飛行場は海に面していることが多いですから対策がたいへんですね。
- yuyuyunn
- ベストアンサー率41% (20359/48650)
お礼
なるほど!
お礼
わかりました