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通貨選択型の投資信託の原理とは?
- 通貨選択型の投資信託は、異なる通貨間の為替差益を狙った投資方法です。
- 一方的な流れで通貨を変えることにより、為替差益を得ることができます。
- 投資期間中に通貨を戻し、再投資することもできます。
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通貨選択型投信の例として次を挙げます。 (1)米国事業債ファンドを買います。 (2)ドル売り/レアル買いを行います。(これは、ドルを借りて、レアル預金をすることと同じです。)通貨選択型投信では、これを為替ヘッジと呼んでますが、意味がよくわからないと言う意味で不適当な呼び方だと思います。 上記は、それぞれ独立しています。連動していません。 (2)により、ドルを借りているので借り入れ金利を支払います。一方、レアル預金の金利を得ます。両者の差がスワップ金利=ヘッジレミアムになります。 注 裏では、そういうオペレーションがなされていますが、投資家としては、フォワードコントラクトを利用します。ヘッジプレミアムは現在のレート(スポットレート)とフォワードレートの差という形になります。 (わかりにくいかもしれません。申し訳ありません。この辺は極めて説明が難しいのです。別の説明方法もあります。) さて、質問に行きます。 >・・・レアルを米ドルに戻すと為替ヘッジコストが発生し、・・・ (A)上記したように、レアルを米ドルに戻しません。投信を解約するときは、レアル預金をその時の為替レートで円転します。ご指摘のとおりです。 (B)仮に、何らかの事情で、レアルをドルに戻すとすれば、そのときのレート(スポットレート)でドルに換えますので、為替ヘッジコストは発生しません。ヘッジコストはフォワードレートで発生するものです。 >・・・500万円をこの流れで使い切ってしまうとどうなるのでしょうか? 「円→ドル→レアル→(手放すときなど最終的には円に戻す)」とされていますが、上記したとおり、「円→ドル」&「ドル売り/レアル」であって、後者は元手を必要としません。 >一気に500万円をドル→レアルにするということもないと思います。 上記したとおり、全額を直ちに「ドル売り/レアル買い」を行います。 >投信を持っている期間中にも何度も円に戻し、還流しているのでしょうか? もちろん、そんなことはしていません。
補足
>後者は元でを必要としません。 の一言で分りました。 つまりドルを空売りするということですね。ショートとも言いますかね 。 ありがとうございました。 返事hが遅れました。