これからしばらくは歯の生え変わりもあり噛み癖に悩む時期になります。
月齢の低いうちに家に来た犬は犬社会の中で「嫌なことをすると嫌なことが返ってくる」ということを学ばずにいます。それをきっちり教えることが大事です。
子犬が親犬または兄弟犬にじゃれて噛み付くと、されたほうは嫌だということを噛んだり押さえつけることで教えます。こうしているうちにやらなくなるんです。
無視の方法も、噛んだら遊んでもらえなくなる=楽しくないからやらないようにしよう、という学習です。
我が家では無視もしましたが、噛んだら噛まれた手を離すまで奥に突っ込むという方法も取りました。
これらの方法を確実にやっていても噛み癖が治らなかったら、押さえつけも加えてはどうでしょうか。
リーダーだと認識されていない人間に対してはいつまでも噛み続けます。あなたは私より弱いということを教えるのに押さえつけは効果があります。首筋(生物の弱点になります。本能で犬もわかっています)の皮を持ち、そのままお腹が上を向くように仰向けで押さえつけるのです。静かになって落ち着いたら離します。ただし最終手段と思ってください。成熟してからも治らなければこの方法を取るくらいの気持ちでいったほうがいいでしょう。
最後に、どんなにしつけを頑張ってもリーダーと思われていない人が何度いっても従いません。
「アイコンタクト」を確実にできるようにしましょう。呼んだら必ず目が合わせられるようにします。しっかりした信頼関係ができていないと、目を合わせない・すぐそらすなどの行動が見えます。これができるようになると興奮してしまった状態でも名前を呼ぶことで興奮状態から覚ますことができるようになります。
しばらく遊んでいて噛むというのは、興奮状態になって自分が止められなくなった状態です。今後外に散歩に行ったとき、他の犬にあったりして興奮することが増えると思いますが、今から興奮を抑えられるようにしつけると噛み付いて怪我をさせるなどの事故も防げます。
お礼
ご丁寧に説明していただきありがとうございました。早く信頼関係を築けるよう努力したいと思います。