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ヴィーガンキャットフードって大丈夫ですか
とある愛護団体がヴィーガンキャット(ドッグ)フードを推進しています。 たしか犬猫には動物の蛋白の分解構造が違うから、ある程度の動物性蛋白質は必要だったと思いますが、このようなトウモロコシ主成分のエサを与えていて、犬猫は大丈夫なのですか? たまたま関わったこの団体の男性職員のマナーがひどかったので、個人的には関わりを持ちませんでしたが、はたして命あるものへの愛護という元で、肉食動物にヴィーガンの環境をしいるのはどうなのかなと疑問です。
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>トウモロコシ主成分のエサを与えていて、犬猫は大丈夫なのですか? 決して好ましいことではないでしょう。本来が肉食ですので。 そうしたものは、コスト削減のために行うものであって、犬猫本来の食性と は大きくかけ離れています。 そもそも犬猫フードは、生鮮食品を原料とする【加工食品】ではなく、工業的 に生産される【工業食品】industrial foodですから原材料は、 1 食品廃材 2 食材および家畜飼料として安全基準に満たなかった穀物 3 畜産副産物 が中心となります。(*食材ではないことに注意) 『2 穀物』の少量の摂取が必要であることは、学術的にも認められていますが、 成分の必要摂取量はまだ不明のままです。 安価な乾燥フードにおいては、多すぎであることだけは間違いないですね。 食用油脂から得られる有害なトランス脂肪酸(表示義務がない)も問題です。 安全基準に満たなかった穀物類は、当然汚染も心配されます。 安価な中国製品は危険です。 「2007年のペットフード大量リコール事件」 http://ja.wikipedia.org/wiki/2007%E5%B9%B4%E3%81%AE%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%89%E5%A4%A7%E9%87%8F%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB%E4%BA%8B%E4%BB%B6 『3 副産物』には、病死/処分獣(ペット犬猫や家畜)などの皮や内臓、骨、 毛などを工業的に粉末化したものも多く含まれます。 これをレンダリング(rendering)と言って、要するに死体のごちゃ混ぜです。 製造工場は、日本のように焼却処分が義務付けられていない諸外国や、アメ リカの一部の州などに多いですね。 『米国においては、ペットフードに含まれる畜産副産物とは、どのような病気から病死した動物でもよく、いかなる種類の動物でもよく、いかなる部位でもよいとなっている。これには、牛海綿状脳症(狂牛病、BSE)の伝染の危険性から人間用には禁止されている牛の脳部位や脊髄も含まれるまた、安楽死させられた犬猫も含まれる』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%83%E3%82%B0%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%89 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%89(*日本のペットフードは多くがアメリカ製品・・) >肉食動物にヴィーガンの環境をしいるのはどうなのかなと疑問です およそ狂気の沙汰でしょう。 野生の草食獣においても、適度の「動物性タンパク質」が必須です。 もはや倫理の暴走ですね。。。 ちなみに、ベジタリアン(菜食主義)はいくつかに分類されます ◆ラクト・ベジタリアン=乳製品と蜂蜜は良い ◆オボ・ベジタリアン=卵と蜂蜜は良い ◆ラクト・オボ・ベジタリアン=乳製品と卵と蜂蜜は良い ◆ヴィーガン=医療・衣食を含め、動物製品を一切食べない、使わない ・・・困りものです。。。 (元 飼育屋)
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- Ziel1116
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猫も安餌はトウモロコシなどの穀物主成分ですよ? 大丈夫ですか?という意味が何を指しているのかイマイチ分からないのですが、 必須栄養素が摂取できるならば主成分がなにかはさして問題ではないと思いますね。 そんな餌でも15年以上健康に生きたという例も沢山ありますから。 が、個人的には人間がベジダリアンだから飼い猫にもそれを強いるというのは理解できません。 それこそ、人間のエゴにしかわたしには見えませんので、 うちはちゃんと肉類主成分のものしか与えません。 動物愛護という観点からもその動物が本来好んで摂食する食べ物を給餌するのが自然だと思います。
お礼
的確な回答をありがとうございます。 穀物のみでも長生きすることわかりました。 飼い主がベジタリアンだからペットにもそれを強いるというのは確かに人間のエゴと思います。
お礼
倫理の暴走、まったくです。犬猫本来の食性とかけはなれているとのこと、豊富な知識からの回答ありがとうございます。 ペットではなく、保護犬猫には、安価な寄付をされたフードを使っていることからも、コストの面からではなく、エゴのおしつけでしょう。 ちなみに、空輸は気圧のもんだいもありショック死することもあると断固反対でしたが、特に夏場など陸路で時間をかけて搬送するほうが負担がおおきいんじゃないかと、それも疑問です。 不妊去勢にも断固反対であり、私が一匹血統の仔を飼っていることに対し、「いくらかかったんですか」、「それだけのお金があればうちの仔がどれだけ助かるか」、いろいろ言われました。(すでに生まれてしまっている仔に罪はないし、責められても、、) また、「血統書つきは大抵病気持ちです。すぐ死にますね。」と言われ、もう一刻も早く会話を辞めたくなりました。個体差があり、一般論として、血統書の仔=すぐ死ぬ(弱い、ならまだしも)そういうのは非論理的なのでは? とにかく新興宗教じみていて変な団体でした。ベラベラと話続けてた妙齢の独身男性も、今回は保護とは全く関係ないのに、夫の職業や年、根掘り葉掘りを聞いてきてあれこれ言ったりとにかくすごーーく気持ち悪かったです。 これが一番!と思いこまれていることを押し付けられてる動物がかわいそうでした。よその団体に寄付をしました。
補足
ちなみに団体さんのなかには、乳製品も受け付けない「ヴィーガン」もいらっしゃったようです。 ミルクは母牛の虐待!母牛を薬漬けにし、仔牛を殺し、ミルクを盗む行為!いろいろ言ってるようですが、どこまで真実なのかわかりません。 すべての酪農家の牛が、虐待じみた扱いをされているわけじゃない気がしますが。。?