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裁判官が法廷で黒い服を着る理由
おそらく、どんな色にも染まらないといった理由ですが、 何故でしょうか。裁判に偏りがないとか。少し分かりません。 ご存知の方がいらっしゃいましたらご投稿お願いします。
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日本では他の色に染まらない黒は中立の色として扱われているので、 旧陸軍の憲兵(兵隊を取り締まる兵隊)も黒としたそうなんですが、 いかんせん法服(裁判官の制服)の黒をこれと同列に置くのは、 ちょっと後付くさいなぁと思うのです。 法服(いわゆるコートドレス)という風習はそもそもイギリスの影響下に あった国で結構多く残っていまして、そのイギリス(イングランドやウェールズ) では実は裁判官以外の出廷者も衣装が決まっています。最近は地域によって、 ダークスーツも認められるようですが。コートドレスの場合、 赤が加わる場合がありますが、基本はやはり黒。 一方、法服が日本に採用されたのは文明開化後の明治時代。 そもそもの採用理由は、法整備の最中で、ヨーロッパがやっているからやろうぜ! という提案が、初代の司法大臣から提案されたからです。 というわけで、コートドレスの洋装の色、つまり黒ををそのまま 採用したという経緯があります。 そこでおかしいな?と思うわけです。 本場ヨーロッパの裁判の参加者は、そもそもみんな黒なんですから、 裁判官の黒だけが公平性を表している、というのは無理が あるんじゃなかろうかと。 ちなみにコートドレスが何故あるか?という話でよく言われる理由は・・・ 1.各人の役割が見た目でわかること。 2.裁判に参加する人間の、匿名性を高めること。 3.人種や年齢、性別ではなく、役割を服で示すこと。 などが挙げられます。 匿名性云々についてはちょっと解りにくいので補足すると、 裁判員の採用時に話題になりましたが、法曹というのは時にはつらい、厳しい 判断をすることがあります。そこで、法服で心理的な仮面をかぶせてあげるわけです。 私は黒の理由はここにあるんじゃないかと考えます。 黒は公平な色、というよりは、法の中立を維持するために、 複雑な心理を『隠す色』というわけです。 ただし、日本の法服の黒に関しては前述の通り 単純にヨーロッパをパクっただけ・・・ゲフン 明確な思想を持って中立性を表すというよりは、日本が近代国として 法整備を進めているという姿勢をこそ国際的に表すために、 ヨーロッパと同じ色が使用された、というのが実情でしょうね。
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裁判官は黒い法服(最高裁判所規則上は制服)を着用する。これは「黒はどんな色にも染まらない」≒「どんな意見や圧力にも左右されない」という意味があると説明されているが、逆に外部からは「黒はどんな色に染まっているかわからない」と揶揄されている、どちらにしてもこじ付けでしかありません。
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- localtombi
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裁判官が黒い服を着ることは義務付けられています。 黒色に何色を混ぜても黒くなることから、どんな色にも染まらない=誰の意見にも左右されない公平・公正な判断ができることを象徴しています。 ちなみに花嫁は白ですが、これは、“伴侶となる旦那さんの好きな色に染めてください”という意味が込められています。
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- hell-smash
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あくまでも俺の考えですが「礼服」と同じ感覚だと思います。礼服って黒ですよね?それに白いネクタイしたら「目出度い席」、黒いネクタイしたら「葬式・法要の席」になります。まぁどちらにも使える言わば「便利厳粛グッズ」の類です。そして使われるのは決まって「厳粛な場」。普通のサラリーマンが営業へ行く時、礼服を着て行く事は100%無いです。 裁判所法廷は厳粛な場だから、それをリードする裁判官・書記官は厳粛な色の、まぁ言ったら「略礼服」の様なものを着用する事により、その場を仕切るのが、古くからの「しきたり」なんじゃないでしょうか。あくまでも俺の推測ですけどね。
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- mojitto
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えっと… 質問者さまが質問文中で仰られていることが理由ですが、これ以上になんと回答しろと…
お礼
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