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天然痘の種痘についての疑問
吉村昭さんの「雪の花」という小説を読みました。 この小説を読んで疑問におもったのですが、有名な緒方洪庵に苗痘を譲った主人公の笠原良作や、日野鼎哉さん達は、種痘を「子供たち」だけにしていたのですが、どうしてでしょうか? 大人に処置しても効果がないのでしょうか?理由を教えて下さい。
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- USB99
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回答No.1
それは彼らに聞くしかありませんが、接種できる人数が限られているから、子供を優先したのでしょう。 WHOのグループがアジアにおいて天然痘を阻止しようと接種をしまくった事がありましたが、当初、やみくもに子供・大人に接種しました。が、ほとんど天然痘の流行を抑制できませんでした。たぶん、そうやってもうまくいかないだろうなぁというのを緒方洪庵等は直感で分かっていたのでしょう。そこで、子供だけにしたのだと思います。 WHOが反省してあみだした、一か月以内に天然痘患者と接触した人だけに接種というアイデアを思い付けば、たぶん、子供だけという事はなかったろうと思います。